概説
前作「ヘビーローテーション」から約2か月ぶりのシングルである。
キャッチコピーは「今回のAKBは、かなり、ヤバい!」である。
特定のセンターを置かず、板野友美、大島優子、篠田麻里子、高橋みなみ、前田敦子、渡辺麻友・松井珠理奈の6種類の変則センター方式が取られた。
Type-A・B (それぞれ初回限定盤と通常盤)・劇場盤の5形態で発売された。
自身初のミリオンセラーを達成したシングルで、第52回日本レコード大賞・優秀作品賞を受賞した。
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楽曲一覧
- Beginner[03:59]
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NTTぷららCMソング・自身出演バラエティ番組「AKB48 ネ申テレビ」「なるほど!ハイスクール」テーマ曲。AKB48の表題曲を多数務めた、井上ヨシマサが作曲・編曲・ミックスを務めた。概説の通り、変則センター方式を採用しており、最初の「In your position set!」で高橋が背中に手を回し、メンバーにサインを送ることで初めてセンターが分かる仕組みになっている。アイドルソングとは思えない危険な香りのするクールサウンドと、「初心に帰って、Beginnerのつもりで生きろ!」といった、若者への挑戦意欲を掻き立てる歌詞が特徴的な楽曲である。
個人的には、Cメロのサウンドと、「Stand up! Together!」「Stand up! Right away!」の女声コーラスが好きである。またこの楽曲は、AKB48を聴き始める契機となった曲であり、J-POPや音楽作家を好きになるきっかけにもなった原点の楽曲である(2011年発売の1stアルバム「ここにいたこと」でこの曲を初めて聴いた時、アイドルソングとは思えないクールサウンドに衝撃を受け、この曲と作曲・編曲の井上氏に興味を持ったのが始まりである)。尚、SKE48の1stアルバム「この日のチャイムを忘れない」には、この楽曲のチームS歌唱ヴァージョンが収録されている(前奏・間奏等のサウンドが若干変更されている)。
- 僕だけのvalue[04:33]
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共通カップリング曲。アンダーガールズが歌唱する。作曲と編曲は、チームB公演曲「ロッカールームボーイ」と同じ小網準と生田真心が担当。人気はないが気になる女の子に片想いする主人公を描いた、ブラスサウンドが映えるラブソングである。個人的には、女の子の特徴の描写が細かく、簡単に想像できる点が非常に良いと思った。また、1番サビで女の子を「ダイヤモンド」、2番サビでその他の女子を「ただの石ころ」と対比している点も上手いと思った。
- 君について[05:41]
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Type-A・劇場盤収録楽曲。2010年7月23日~29日にアメーバピグで開催された「チームピグ指名戦」で、1位になったユニット「MINT」が歌唱する。
- 泣ける場所[05:03]
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Type-B・劇場盤収録楽曲。ヴォーカルチームとダンスユニットの融合ユニット・DIVAが歌唱する。「突然 地上からあの空のどこかへ消えた君」との別れと悲哀を描いた、痛切なバラードソングである。個人的には、太陽が沈む様子を表した間奏のストリングスが好きである。また、2番Aメロの「犬とじゃれ合ってピースしている君」が、恋人との幸せな時間を上手く表現しており、このフレーズがあるからこそ、直後の2番Bメロが際立つのだと感じた。
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歌唱メンバー
※ センターポジションは赤で表示Beginner |
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板野友美・大島優子・河西智美・柏木由紀・北原里英・小嶋陽菜・指原莉乃・篠田麻里子・高城亜樹・高橋みなみ・前田敦子・松井珠理奈・松井玲奈・峯岸みなみ・宮澤佐江・渡辺麻友 |
僕だけのvalue |
石田安奈・石田晴香・岩佐美咲・多田愛佳・奥真奈美・片山陽加・菊地あやか・木﨑ゆりあ・小森美果・佐藤すみれ・高柳明音・仲川遥香・中塚智実・仁藤萌乃・平嶋夏海・藤江れいな・前田亜美・松井咲子・宮崎美穂・向田茉夏・矢神久美・米沢瑠美 |
君について |
河西智美・片山陽加・仁藤萌乃・前田敦子・松井咲子 |
泣ける場所 |
秋元才加・内田眞由美・梅田彩佳・大家志津香・大矢真那・倉持明日香・小森美果・佐藤亜美菜・佐藤夏希・鈴木まりや・田名部生来・近野莉菜・中田ちさと・仲谷明香・増田有華・松原夏海 |