概説
嵐のデビューシングルで、フジテレビ系「バレーボールワールドカップ1999」イメージソングとして制作された。
ジャケットの「嵐」の文字は、当時のジャニーズ事務所社長・ジャニー喜多川が書いた。
自身の作品の中で、唯一1990年代にリリースされた作品である。
曲時間は、1stベストアルバム「嵐 Single Collection 1999-2001」を参考とする。
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楽曲一覧
- A・RA・SHI[04:29]
作詞:J&T/作曲・編曲:馬飼野康二
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フジテレビ系「バレーボールワールドカップ1999」イメージソング。作詞をシンガーソングライター・菊池常利(「Johnny's & TWUNE」の略であるJ&T名義)が、作曲・編曲をジャニーズ楽曲を多数手掛ける馬飼野康二が務めた。
エレキギターとベース中心のファンクナンバー。至る所に櫻井翔歌唱のラップパートが挿入されている。サビの「A・RA・SHI A・RA・SHI for dream」がキャッチーで、曲とグループ名をセットで覚えられるようになっている。「天を飛びかう無敵の雲で、日本中に旋風を巻き起こすぜ!」と高らかに宣言する、デビュー曲に相応しい勢いのある楽曲である。個人的には、ピンボールを連想させる間奏のエレキギターが好きである。
尚、元々の題名は「夢はSOLO」で、別候補に「Reach out for my dream」という楽曲があった(Real Sound より/2019年7月5日放送のミュージックステーションで、櫻井が同曲のラップを披露した)。また、2019年12月20日には、この曲のリプロダクション楽曲「A-RA-SHI:Reborn」が、2nd配信限定シングルとして配信された(編曲家・高橋哲也 は X にて、原曲のコーラス参加を機にジャニーズ関連の仕事が始まったと明かし、リプロダクション楽曲の新たなアレンジを称賛した)。
- 明日に向かって[04:35]
作詞:大塚雄三/作曲・編曲:馬飼野康二
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自身主演ドラマ「Vの嵐」挿入歌。表題曲「A・RA・SHI」同様、馬飼野康二が作曲・編曲を務めた。全体的に疾走感がある楽曲で、時折聴こえるエレキギターが主人公の心の高鳴りのように感じられる。明日に向かって生きていく意欲が湧いてくる、非常に痛快な楽曲である。尚、元々はジャニーズJr.の楽曲で、滝沢秀明や渋谷すばるがメインで歌唱している(そちらは、ジャニーズJr.出演番組「七人のサムライ J家の反乱」の第1部OP曲となっている)。
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