Believe/曇りのち、快晴(嵐)- Utapedia

Believe/曇りのち、快晴

Believe/曇りのち、快晴」は、2009年3月4日に発売された、の25thシングルである。


目次

  1. 概説
  2. 楽曲一覧
  3. 外部サイト

スポンサーリンク


概説

前作「Beautiful days」から約4か月ぶりのシングルである。

23rdシングル「truth/風の向こうへ」以来の両A面シングルである。

初回限定盤1・2・通常盤の3形態で発売された。

通常盤のみ、C/W「トビラ」とオリジナル・カラオケが収録されている。

収録曲全曲が「明るい未来」をテーマとしており、「不況で閉塞した社会に希望を与える」というテーマで制作されたシングルのように感じた。


スポンサーリンク


楽曲一覧

  1. Believe[04:48]

作詞・作曲:100+/Rap詞:櫻井翔/編曲:吉岡たく

 櫻井翔主演映画「ヤッターマン」主題歌。ブラスやストリングスが映える疾走感あるサウンドで、暗く澱んだ世界に差す一筋の光を思わせる楽曲である。間奏に挿入されたサクラップにも、「走馬灯」「はためく」「抑揚」と、加速度を上げる単語が複数登場。ラスサビの更なる盛り上がりに向けた助走の役割を果たしている。「心にずっと抱いてる この夢きっと叶うはず」という、信じる心を持って進む主人公を描いた、未来や夢、希望を抱かせてくれる楽曲である。

 個人的には、疾走感と希望に溢れた歌詞・旋律・音色と、間奏のサクラップが好きである。また、歌詞に散見される、「夜明ける頃に輝く空」「孤独を感じた 夜の果て」「傷つきながら 進んだ日々に 見つけた光」等の言葉が、リーマン・ショック(2008年の米投資銀行リーマン・ブラザーズ・ホールディングス経営破綻により発生した世界的金融危機の日本における通称)で暴落した希望を人々に与える役割を担っているように感じた。


スポンサーリンク


  1. 曇りのち、快晴[04:16]

作詞:多田慎也/作曲:QQ/編曲:QQ・佐々木博史

 大野智主演ドラマ「歌のおにいさん」主題歌。劇中で大野が演じた主人公・矢野健太名義の楽曲で、健太がヴォーカルを務めていたバンドのメンバーであるソースケが作った曲に、健太が歌詞をつけたという設定で使用されている(実際は、多田慎也作詞、QQ作曲・編曲で、編曲は佐々木博史と共作である)。

 勢いあるピアノグリッサンドから始まる楽曲で、ブラスやアコースティックギター、コーラスやクラップ等、明るく多彩な音色で構成されている。劇中では子供向け番組の歌として使用されているため、サビが「DAN DAN DANG!」「PAN PAN PANG!」と、真似しやすい擬音から始まっている。曲中の主人公は、疲れた体を引きずる日々を繰り返し、諦めることに慣れてしまっているが、それでも後悔だらけの日々を不器用なりに変えようと奮闘している(個人的には、劇中の健太自身を表しているように感じる)。「曇りだらけの毎日でも、明日はきっと快晴だ」と思わせてくれる、希望の色と音に満ちたポジティブソングである。個人的には、前述の音色の他、健太こと大野の高く伸びやかな歌声(特に後奏)が好きである。

 尚、嵐のシングル表題曲の中で唯一のソロ楽曲である。その特異性からか、シングル表題曲ながらベストアルバムに収録されなかった。長らく本作でしか聴くことの出来ない楽曲だったが、2021年配信の配信限定ベストアルバム「ウラ嵐BEST」で、晴れてアルバム初収録となった。


  1. トビラ[04:22]

作詞:Makoto ATOZI/作曲:多田慎也/編曲:NAOKI-T

 通常盤収録楽曲。前曲「曇りのち、快晴」の作詞を手掛けた多田慎也が作曲を務めた。陽気なブラスと打ち込みリズム、グルーヴィーなベースが目立つ楽曲で、「扉を開いて明日へ行こう!」をテーマとしたポジティブな歌詞となっている。歌詞やサウンドが非常に明るく、嵐の爽やかな歌声が未来に希望を抱かせてくれる。悲しみや暗闇に負けない情熱を与えてくれる、揺れている時代に相応しい応援歌である。個人的には、前述の歌詞やサウンドの他、曲中で頻出する「Wow oh」や「Oh Oh Oh」が好きである。


スポンサーリンク


外部サイト


サイト内検索

このHPは

本HPは、作曲家・作詞家・編曲家・演奏者・曲情報をまとめたサイトです。

また、編曲クレジットのある音楽番組の披露楽曲情報もまとめています。

全ての情報をまとめることは出来かねますので、予めご了承下さい。

自分のペースでゆるりと運営していますので、何卒宜しくお願い致します。


カテゴリー