マイガール

1. マイガール［04:45］

作詞：Wonderland／作曲：多田慎也／編曲：NAOKI-T

　相葉雅紀主演ドラマ「マイガール」主題歌。ドラマと同じ題名の楽曲で、温かなメロディーに定評のある多田慎也が作曲を務めた。アコースティックギターやストリングス等、優しさを思わせる柔和なサウンドが特徴的で、歌詞に含まれた「ありがとうの想い」「優しさに触れる瞬間（とき）」「小さな温もり」等の言葉が楽曲に更なる優しさを付加している。その楽曲を嵐5人が微笑む歌声で歌うことで、この上ない温もりに溢れたヒューマンソングに仕上がっている。大切な人の元へありがとうの想いを伝えたくなる、小さな温もりを集めた感涙のラブソングである。個人的には、前述の音色の他、サビで勢いよく鳴るエレキギターが好きである（ミュージシャンクレジットは、9thアルバム「僕の見ている風景」を参照して下さい）。

2. 時計じかけのアンブレラ［03:54］

作詞：Sean-D／Rap詞：櫻井翔／作曲：Fredrik Hult・Robin Fredriksson・Mattias Larsson／編曲：Hisashi Nawata・Fredrik Hult・Robin Fredriksson・Mattias Larsson

　大野智出演ドラマ「0号室の客」主題歌。異国情緒溢れるアコーディオンから始まる、ダークな雰囲気の楽曲である。雨の中で抱き寄せる男女の姿が想像できる、嵐の中の愛を歌ったラブソングである。個人的には、曲中のアコースティックギターと、サビで鳴る秒針の効果音、突如変化した曲調から繰り出されるサクラップが好きである。尚、元々の題名は「時計じかけのラブソング」だった（そのためか、サビに「時計じかけの Love Song 好きさ」というフレーズがある）。

3. スーパーフレッシュ［03:59］

作詞：Shigeo・Shun／作曲・編曲：Shigeo

　通常盤収録楽曲。スケボーキングのShigeoとShunが制作を務めた。仲間と共に過ごし祝う記念日の様子を描いた、柔らかく朗らかなラップナンバーである。曲中（特に後奏）で鳴るブラスが、記念日を祝福するファンファーレのように聴こえる。いつもの仲間と集い、日々に感謝し派手に騒ぐ姿を歌った、でっかいLoveとピースに溢れた楽曲である。個人的には、別々の場所で祝う相手に「届きますようにHappinessが」と願うCメロの歌詞が、活動休止後の嵐の姿を表しているように感じた。尚、松本潤は好きなカップリング曲の一つに、この楽曲を挙げた（4thベストアルバム「ウラ嵐マニア」のシークレットトークより）。