Your Eyes（嵐）- Utapedia

概説

前作「Face Down」から約1か月ぶりのシングルである。

初回限定盤・通常盤の2形態で発売された。

初回限定盤には、C/W「君がいるから」とオリジナル・カラオケ1曲が収録されている。また、通常盤には、C/W「花火」「voice」とオリジナル・カラオケ3曲が収録されている。

クレジットは全てアルファベット・ローマ字で表記されている（本頁では、適宜日本語に直して表記する）。

好きなC/Wとして、松本潤は本作のC/W3曲を、櫻井は「君がいるから」挙げた（4thベストアルバム「ウラ嵐マニア」のシークレットトークより）。

作詞：hs／作曲：Chris Janey・Max Grant／編曲：石塚知生

　相葉雅紀主演ドラマ「三毛猫ホームズの推理」主題歌。「君」の瞳（Your Eyes）を信じている「僕」の姿を描いている。曲全体で厳かに鳴る、弦一徹ストリングス演奏の弦が特徴。世界が静かに動き出す、新しい夜明けの景色が手に取るように想像できる。「君が孤独を感じても、僕は君のそばにいるよ」と、込み上げる衝動を優しい声に乗せて歌った、思わず泪が零れ落ちる美しい楽曲である。

　個人的には、誰もいない大地の果て・朝日が降り注ぐ地球を表現した、壮大な音色が好きである（前述の弦の他、切なげに響くピアノ、河村"カースケ"智康のドラムと、西川進のエレキギターも好きである）。また、孤独感に苦しむ者・過去の傷が癒えない者に寄り添う歌詞も好きである（ミュージシャンクレジットは、11thアルバム「Popcorn」のページを参照して下さい）。

作詞・作曲：eltvo／編曲：吉岡たく

　初回限定盤収録楽曲。弾けるブラスとグルーヴィーなエレキギターが特徴で、好きな「君」とひと夏を過ごす「僕」の姿を描いている。曲中では、「虹へと変わる光の粒」「想いを託した寄せる波」等、爽やかな夏を連想させる言葉が多数登場。優しい嵐の歌声が、「君」といられる幸福感を表現しているように聴こえる。「君がいるからこの世界が輝いて見えるよ」と歌った、色とりどりの色で溢れた夏を描いた楽曲である。個人的には、曲全体の音色・歌声と、「Ever lasting summer days」が印象的なCメロが好きである。

作詞・作曲：マシコタツロウ／編曲：宮野幸子・マシコタツロウ

　通常盤収録楽曲。「むかえに行くよ」「消えぬ想い」を手掛けたマシコタツロウが作詞・作曲・編曲を務めた（編曲は宮野幸子と共作）。エレキギター・ピアノ・ブラス・ストリングス中心の楽曲。もう誰も愛せないと思っていた「僕」が、突如現れた「君」への気持ちに戸惑う姿を描いている。花火のように急上昇する夏の恋心を歌った、深刻な想いが伝わる情熱的な楽曲である。

　個人的には、前述の音色と、松本潤が歌唱するサビの英語フレーズ（Kiss! Kiss! Keep on lovin' I keep on lovin' sweet little my babe）が好きである（前者は、最初のピアノグリッサンドと、前奏・間奏・後奏のブラス、ラスサビ最後のエレキギターが好きである）。

作詞：alt／作曲：瀬木貴将／編曲：佐々木博史

　通常盤収録楽曲。ケーナ奏者・瀬木貴将が作曲を務めた。民族楽器を多数使用したカントリー調の楽曲。夢のカケラを掴もうと励む日々を送る「僕」が、遠く離れた地にいる「あなた」を想う姿を描いている。大切な人への気持ちを優しい音色に乗せて歌った、色褪せない温もりを感じる朗らかラブソングである。個人的には、沖縄の海を連想させる、曲全体の和やかな音色が好きである。また、曲中の情景描写（「どこまでも広がっている夕暮れ色の空」「太陽が水平線の向こうに沈んでく」等）も好きである。

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