概説
前作「Bittersweet」から約2か月ぶりのシングルである。
初回限定盤と通常盤の2形態で発売された。
楽曲一覧
- GUTS![04:56]
作詞:eltvo・s-Tnk/作曲:SAKRA/編曲:石塚知生
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二宮和也主演ドラマ「弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~」主題歌。聴く人にガッツを届ける応援歌で、軽快なブラスと柔らかなストリングス、グルーヴィーなベースとエレキギターが痛快である。ファンファーレのようなブラスサウンドと、陽気な「NaNa~」から始まる前奏は、気持ちを昂らせるには持って来い。更に、「VIVA青春 胸を張れ(咲き誇れ)いつでも(全てを)変えられるさ」「常識なんて吹き飛ばせ」「やりたいように突き進め」等の激励フレーズは、聴く人に革命の闘志を宿してくれる。嵐の屈託なき歌声が元気とやる気を与えてくれる、夢と希望と歓びに溢れたエールソングである。
個人的には、前述のサウンドや歌詞の他、Bメロで一旦転調しサビで再び戻る楽曲構成と、サビの「Begin on! Begin on!」が好きである。尚、二宮のみソロパート(Cメロ「嵐の中 闘う友よ いざ行け」)がある(ミュージシャンクレジットは、13thアルバム「THE DIGITALIAN」のページを参照して下さい)。
- Fly[03:35]
作詞:HYDRANT/作曲:渡辺泰司/編曲:吉岡たく
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初回限定盤収録楽曲。深い闇を思わせるEDMで、サーチライトの光線が行き交う暗いライブステージを彷彿とさせる。四つ打ちキックに煌びやかなシンセサウンド、ヴォコーダーのかかった嵐のヴォーカルが特徴的である(Real Sound より)。編曲・吉岡たくのクールサウンドが華麗に踊る、「君」への募る想いを込めたダンスチューンである。個人的には、2番とラスサビを潤滑に繋ぐ短い間奏と、度々聴こえる「NaNaNaNaNaNa Yeah」、間奏と後奏で聴こえる「Clap your hands! Everybody Getcha!」が好きである。
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- 君が笑えるように[04:44]
作詞:KOSH・Macoto56/作曲:KOSH/編曲:ha-j
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通常盤収録楽曲。切ないピアノとストリングス、幾重にも重なるコーラスが特徴。愛した人の柔らかな笑顔が忘れられない主人公が、彼女の幸せを願い新たな日々を歩き出す姿を描いている。失恋して傷心しながらも、出逢いに感謝し「君が笑えるように」と相手の多幸を願う姿は、尊敬や称賛に値する。虹が架かるような素敵な世界観が魅力的な、恋の終わりと新たなはじまりを描いたハートフルバラードである。
個人的には、ha-j の神髄が窺える編曲と音色が好きだが、特に後奏のピアノグリッサンドと「さよなら さよなら」のコーラスが好きである。また、1番Aメロの「未送信フォルダ」の「未送信」が、空耳で「味噌汁」に聴こえた。尚、共作詞・作曲のKOSHは、浜崎州平・岡田健次良によるクリエイターユニットである。
- Love Wonderland[04:03]
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通常盤収録楽曲。軽快なエレキギターのカッティングが印象的な、SMAPの楽曲と間違えそうなポップソングである(Real Sound より)。「Love truly Love truly Love truly Love」をはじめとした英語の歌詞が特徴的で、「スカイランデブー」「全世界がダンスフロア」「ジェットStream」「サーチライトビーム」等、遊園地を思わせる言葉も多数登場する。Love Wonderlandと恋の楽しさが存分に伝わってくる、軽快なポップラブソングである。個人的には、曲全体の英語フレーズが、流暢かつグルーヴィーで好きである。
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