概説
前作「I seek/Daylight」から約4か月ぶりのシングルである。
初回限定盤・通常盤の2形態で発売された。
通常盤のみ、C/W「花」とオリジナル・カラオケ、シークレットトークが収録されている。
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楽曲一覧
- Power of the Paradise[04:38]
作詞:paddy/作曲:nobby/編曲:ha-j
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日本テレビ系「リオデジャネイロオリンピック2016」テーマ曲。嵐の五輪曲を多数手掛けるha-j が編曲を務めた。2016年から続いていたアーバンな楽曲群と一線を画す壮大なサウンドが印象的で、途中(Bメロ)にはスポーツ応援に必須の「ニッポンチャチャチャ」を思わせるリズムが入っている(Real Sound より)。4年に一度のアスリートの祭典へ向けた、力強くて優しく、全ての人達をポジティブに包み込むメッセージソングである。
個人的には、奥田健治演奏のガットギターが織り成すラテンサウンドと、韻を踏んだ「Fly Fly Fly」「Try Try Try」「Cry Cry Cry」「暗い暗い暗い」が好きである。また、撞着語法(互いに矛盾した表現を並べる表現)を思わせるDメロの「うるさいほどの静寂」も好きで、「五輪会場で観客が騒ぐ中でも、その声は選手自身には全く聞こえず、選手はただただ己の練習成果を出し切るために集中している。その様は、選手の周りを誰も入り込めない静寂が包んでいるかのようだ」と読み取った。尚、制作者の名前は全て小文字のアルファベットである。
- 花[05:02]
作詞:小川貴史/作曲:Justin Reinsten・wonder note/編曲:佐々木博史
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通常盤収録楽曲。静かに吹く風を思わせるストリングスが印象的で、2番Aメロのアコースティックギターが「ひらり花びらがおちる」様子を表しているように聴こえる。花が散る秋の気配を感じつつ、そっと笑顔が咲くような温かさや優しさも感じられる楽曲である。個人的には、大野智が歌うラスサビの「まだ この道の先へ」が好きである。尚、この曲のオリジナル・カラオケの後にシークレットトークが収録されている。
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