ありがとう(いきものがかり)- Utapedia

ありがとう

ありがとう」は、2010年5月5日に発売された、いきものがかりの18thシングルである。


目次

  1. 概説
  2. 楽曲一覧
  3. 外部サイト

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概説

前作「ノスタルジア」から約2か月ぶりのシングルである。

CDには1曲(2トラック)収録されている。

メジャーデビュー5周年とドラマのタイトルをかけて、税抜555円(ゲ百ゲ十ゲ円)でリリースされた(音楽業界では、音階のGから5を「ゲー」と呼ぶことがある)。

本作は以下の功績・賞歴を達成した。

  • オリコンチャートで自己最高位タイの2位を獲得。
  • 初動・累計売上で自己最高だった「YELL/じょいふる」を上回り自己最高記録を更新
  • 自身初の着うたフルのミリオン突破
  • 第52回日本レコード大賞・優秀作品賞受賞
  • 第10回MTV Video Music Awards Japan・最優秀ポップビデオ賞(自身初のPV関連賞)
  • 第61回NHK紅白歌合戦歌唱(5年後の第66回でも披露)
  • 第83回選抜高等学校野球大会・開会式入場行進曲
  • 2011年に自身初の累計売上20万枚突破(ドラマヒットと紅白歌合戦披露による相乗効果か)
  • 東京都調布市・京王線調布駅の列車接近メロディー
  • 2013年度の高校音楽の教科書に合唱曲として掲載

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楽曲一覧

  1. ありがとう[06:04]

作詞・作曲:水野良樹/編曲:本間昭光

 2010年度上半期のNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」主題歌。いきものがかりのファンであるドラマのチーフプロデューサー・谷口卓敬が、「愛する人とともにゆっくりと一歩ずつ明日へと歩いていく女性を描くこのドラマには、いきものがかりの音楽の優しさと力強さが、何よりふさわしい」と、企画開始当初からオファーを検討し、主題歌起用に至った(NHKドラマ より/そのオファーを受けた水野がドラマ主題歌として書き下ろしたため、インディーズ時代より存在する未発表曲「ありがと」とは別の楽曲である)。

 人々にとって最も身近な感謝の言葉"ありがとう"から始まる楽曲で、「信じたこの道を「あなた」と笑いながらゆっくり歩いていこう」という、ドラマの世界観に寄り添った優しい歌詞・メロディーとなっている。お互いを"思い合うこと"の大切な積み重ねがとても大きなことに繋がるという、シンプルかつ大切なことを歌った、温かくて優しく、それでいて力強い、いきものがかりらしい楽曲に仕上がっている。「あなた」へのまっすぐな想いを着飾ることなくあけすけに綴った、大切な人に"ありがとう"と伝えたくなる珠玉の楽曲である。

 ちなみに、この曲の前奏は編曲・本間昭光によるもので、その前奏は作詞・作曲の水野や音楽プロデューサーの蔦谷好位置から非常に高く評価されている。サビの「ありがとう」は明るいハ長調の「ドレミファソ」で聴き馴染みがある一方、前奏は暗いイ短調の「ラシドレミ」で哀愁漂うメロディーから始まっている。「短調の同じ旋律を前奏に置いて、直後の長調の旋律を際立たせる」という手法で、本間氏はビートルズの「Let It Be」の影響を受けて作ったと2017年3月12日放送の関ジャム で明かしている。この前奏に対して、水野は「至極のイントロ」とTwitter にてタンバリンの位置と共に絶賛した。

 個人的には、曲の優しい世界観全てが好きだが、特に1番Bメロの「"あなたの夢"がいつからか "ふたりの夢"に変わっていた」と、2番Bメロの「誰かのために生きること 誰かの愛を受け入れること」が好きである。また、サウンドでは、佐野聡のトロンボーン、弦一徹ストリングスの弦楽器、遠山哲朗のエレキギター、河村"カースケ"智康のドラムと、各楽器のソロパートが続く間奏が特に好きである。


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