サムシング・ニュー

1. サムシング・ニュー［04:07］

作詞・作曲：あいみょん／編曲：ha-j

• E.Bass & Programming：ha-j
• Drums & Tambourine：髭白健
• E. & A.Guitar：設楽博臣
• Trumpet：中野勇介
• Trombone：鹿討奏
• Tenor & Alto Saxophone：大郷良知
• Strings：伊藤彩ストリングス
• Strings Arrangement：ha-j
• Chorus：西村晋弥（snowkel）

　シンガーソングライター・あいみょんの提供楽曲。編曲は、前作同様、ha-jが務めた。ウェディングをテーマにした楽曲で、清々しいバンドサウンドに、高らかなブラスと流麗なストリングスを添えた、華やかで賑やかな音色の曲となっている。歌詞には、通天閣5階の展望台で有名な、幸運の神様「ビリケンさん」が登場。快活な7人の歌声もあって、ジャニーズWESTならではの人生賛歌・応援歌に仕上がっている。姫こと「君」を援護する最強の「僕ら」の想いを歌った、幸ある未来を思わせる爽快ウェディングソングである。

　個人的には、前述の賑やかな音色の他、Bメロで登場する「前方100メートル先」「後方50メートル先」が好きである。尚、題名の「サムシング・ニュー（Something New／新しいもの）は、花嫁の新しい人生の象徴を指す言葉である（「サムシング・フォー（Something Four）」の一つで、結婚式当日に「古いもの（Something Old）」「青いもの（Something Blue）」「借りたもの（Something Borrowed）」と共に身に着けると幸せになれると言われている）。

2. 僕らの理由［04:42］

作詞・作曲・編曲：柳沢亮太（SUPER BEAVER）

• Drums：河村吉宏
• E.Bass：櫻井陸来
• E.Guitar：仲道良（ircle）
• A.Guitar & Tambourine：柳沢亮太（SUPER BEAVER）by the courtesy of Sony Music Lables Inc.
• Piano：mick（Amelie）by the courtesy of [NOiD] ／murffin discs

　初回盤A収録楽曲。ロックバンド「SUPER BEAVER」のギター担当・柳沢亮太が作詞・作曲・編曲を務めた。前回提供楽曲「春じゃなくても」とは一味違った、力強いバンドサウンドが特徴的な楽曲。主人公である「僕」が、涙を流して苦しむ「あなた」に、素直な想いや気持ちを伝える姿を描いている。「怯まないで 比べないで あなたは今日もあなたのままでいいんだ」等々、胸を打つストレートなメッセージが多数登場。正解のない人生・手探りの日々を生きる人達に、前へ進む勇気や活力を与えてくれている。自己嫌悪・挫折・失敗した時に聴きたい、ジャニーズWESTの魂が込められたソウルチューンである。

　個人的には、曲中の音色と歌声全てが好きである（特に、重岡大毅歌唱の「一回くらい挫折をしたってさ 一生が失敗なわけないだろう」が好きである）。また、柳沢氏の想いとも言える、曲中の歌詞全てが好きである（特に、ラスサビ前Aメロの歌詞「一回くらい挫折をしたってさ 一生が失敗なわけないだろう　あなたの涙は あなたゆえの涙で 僕はあなたの魅力の一つだと思う 思うよ」が好きである）。

3. #Followme［04:17］

作詞：D&H／作曲：Joshua Leung・久保田真悟 (Jazzin'park)・栗原暁 (Jazzin'park) ／編曲：AKIRA・Joshua Leung・久保田真悟 (Jazzin'park)

• E.Guitar, E.Bass & Programming：AKIRA
• A.Guitar：久保田真悟（Jazzin'park）
• Chorus：JUN

　初回盤A収録楽曲。印象的・先端的なエレキギターとベースが唸る、クールで非常に心地良いグルーヴィーサウンドとなっている。「Love Story・Time Line・未来を一緒に書こう」と歌った、SNS社会らしいスタイリッシュナンバーである。個人的には、#（ハッシュタグ）をつけた題名「#Followme」と、曲中の英語フレーズ（「Like it」「Yes I'm ready」「Wish I can Hold（Kiss）you ayeyaiyaiya」等々）が好きである。尚、この楽曲は、TinyVoice, Productionの所属作家（久保田真悟・栗原暁・AKIRA・JUN・D&H・Joshua Leung）が制作・演奏を務めた（Musician Co-ordinatorのNami Ohtaも同様である）。

4. Don't Stop Loving［03:41］

作詞：Kanata Okajima／作曲：Josef Melin／編曲：Josef Melin・久保田真悟（Jazzin'park）

• Programming：Josef Melin
• E.Guitar & Additional Programming：久保田真悟（Jazzin'park）
• Chorus：issei

　初回盤B収録楽曲。ブラスやシンセサイザーが映える、極めてグルーヴィーな楽曲である。英語混じりの陽気な歌詞とエレキギターが特徴。軽快なリズムに乗って思わずステップを踏みたくなる、愉快・痛快・爽快なPOPチューンとなっている。「愛を歌おう」と高らかに歌う、止まらない愛を描いたFantasyナンバーである。個人的には、前奏・間奏の音色と久保田真悟のエレキギター、Aメロの「Nobody but you（Oh yeah!）」と、サビの「Do lu tu tu lu（tu）」が好きである。

5. 君のために歌わせて［04:17］

作詞：ONIGASHIMA／作曲：Peter Nord・川口進／編曲：Peter Nord

• Programming：Peter Nord
• Chours：草川瞬

　初回盤B収録楽曲。日が昇る東の空を彷彿とさせる、爽やかで晴れ渡った音色の楽曲である。曲中では、「迷っても悩んでも、君のおかげで歩いて来れた」「悲しさも悔しさも、僕たちを強くした」等、感謝を綴ったフレーズが多数登場。曲中で登場する「僕ら」と「君」が、強い絆で結ばれていることが窺える。「大切な君のために歌わせて欲しい」と歌う、ファンへの想いを込めたようなハートフルソングである。個人的には、歌詞の優しい世界観と、サビの「Everyday, Everynight We are singing for you」が好きである。

6. ムーンライト［02:49］

作詞・作曲：重岡大毅／編曲：ha-j

• E.Bass & Programming：ha-j
• Drums & Tambourine：吉田佳史（TRICERATOPS）
• E. & A.Guitar：田口慎二

　通常盤収録楽曲。メンバーの重岡大毅が作詞・作曲を務めた。力強いバンドサウンドで展開される、少年のような明るい音色の楽曲。「いつか君を襲う夜の底（悲しみ）に、一輪の光の花（希望）を咲かせるために、真昼間の月に種を植えに行くんだ」と意気込む「僕」を描いている。以上の内容から、題名「ムーンライト」は、「悲しみに暮れた君（ファン）を照らす僕（ジャニーズWEST）からの光」を表していると推察できる。どこまでも行けそうな気がしてくる、ジャニーズWESTらしい溌剌とした楽曲である。個人的には、1番Aメロの「縁石に乗り込み青空へ やじろべぇしよう」が好きである。尚、本作収録楽曲の中で最も短い曲である。

7. Tomorrow［06:15］

作詞・作曲：神山智洋／編曲：akkin

• Guitar & Programming：akkin
• Drums：松原"マツキチ"寛
• Bass：上田ケンジ
• Piano：皆川真人
• Strings：MIO.Oストリングス
• 1st Violin：MIO.O・伊能修・入江茜
• 2nd Violin：杉野裕・城戸喜代
• Viola：菊地幹代
• Cello：笠原あやの

　通常盤収録楽曲。メンバーの神山智洋が作詞・作曲を務めた。皆川真人のピアノとMIO.Oストリングスの弦が特徴。出会いと別れを繰り返して出逢えた「貴方」への感謝と、奇跡を信じて明日を迎える決意を歌った楽曲である。全体的に希望を感じる優しい言葉で紡がれており、「雨・風・雪の日でも明日は晴れる」と思わせてくれる。また、ラスサビ前のラップパートは「A･I」で押韻。グルーヴィーなエールフレーズは、ラスサビに向けた助走の役割を見事に果たしている。容赦なく降る苦難に打ち勝つ力を授けてくれる、優しい瞳で見守るような壮大なバラード曲である。

　個人的には、想いやる心と慈しみを感じる、歌詞の内容全てが好きである（特に、前述のラップパートの脚韻が好きである）。尚、前曲「ムーンライト」とは対照的に、本作収録楽曲の中で最も長い曲である。

8. Automatic［03:20］

作詞：JUN／作曲：Andy Love・dBoi!／編曲：dBoi!

• Programming：dBoi!
• Chorus：JUN

　通常盤収録楽曲。絵に描いた理想の女性「君」に出会った「俺」の興奮を描いた楽曲である。サビで何度も繰り返す「Automatic」が特徴。サウンドや歌声からは、気持ちよくなるためにマニュアルを放棄する「俺」の姿を想像することができる。キスを求めた先に続くAutomaticな展開を歌った、クールかつアダルトなEDMである。個人的には、重岡大毅歌唱の1番サビ「Baby Give me your kiss ここから先は」が好きである。

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