概説
前作「涙の答え」から約6か月ぶりのシングルである。
初回限定盤・通常盤の2形態で発売された。
通常盤には、C/W「クジラとペンギン」が収録されている。
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楽曲一覧
- ココロ空モヨウ[04:39]
作詞・作曲:UNIST/編曲:Peach
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錦戸亮主演ドラマ「よろず占い処 陰陽屋へようこそ」主題歌。ドラム・ベース・ギター・ピアノ・パーカッションの王道バンド編成にストリングスを加えた楽曲で、雲一つない晴天の青空を思わせる清涼感ある音色となっている。「悲しみに囚われるより傍にある喜びを分かち合っていこう」「気持ち次第で世界は変わっていくんだよ」という前向きな想いを綴った、バンド・関ジャニ∞を堪能できる爽快メッセージソングである。
個人的には、前述のサウンドの他、片方のチャンネルから流れる前奏のエレキギターや、サビで主張的に鳴るベースが好きである。また、前向きな気持ちを綴った歌詞も好きで、特に落ちサビの「ココロ空モヨウ 苦しんで 惨めさ浴びる夜もあって そんな瞬間にかぎって 成長を急かしてくれるんだ!!」が好きである。
- 朝焼けの太陽[04:46]
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共通カップリング曲。骨太バンドサウンドとストリングスが特徴的な楽曲で、汚れた街で真実を求め過ぎた二人の恋の末路を描いている。サビでは、作詞・作曲のTAKESHIの特徴と言える押韻(「桜散って 僕達って」等の「tte」、「懲りもせんで 地平線で」等の「e・n・e」、「壊すことで守る愛を」「裁くのは朝焼けの太陽」等の「a・i・o」)が惜し気もなく炸裂している。威風堂々と輝く朝焼けの太陽が浮かぶ、力強くも切ないバンドバラードである。個人的には、他作品ではあまり見ない単語「内容」と「細胞」を含んだサビが好きである。
- クジラとペンギン[04:55]
作詞:田中秀典/作曲・編曲:野間康介
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通常盤収録楽曲。micro+grandeが作詞・作曲・編曲を務めた。途方もない旅の果てで出逢った、クジラとペンギンの想いを描いた楽曲となっている(曲中では「僕」と「君」で表現されており、「君」の対象は1番と2番で異なる)。繊細なピアノとバンドサウンドで構成されており、和やかな音色は、ペンギンを背に乗せて夕暮れの海を泳ぐクジラの画を想像させてくれる。結ばれずとも相手を想い愛するという気持ちが伝わってくる、切なくも温かいラブソングである。尚、歌詞カードでは、英語のコーラスパートが斜体で表記されている。また、題名のアルファベット表記は「KUJIRA TO PENGIN」で、ペンギンが英語の「PENGUIN」ではなくローマ字の「PENGIN」と表記されている。
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