概説
前作「ここに」から約6か月ぶりのシングルである。
初回限定盤・通常盤・期間限定-多謝台湾-盤(2019年3月末までの期間限定生産)の3形態で発売された。
初回限定盤・通常盤には、C/W「咲く、今。」が収録されている。また、通常盤にはメンバー・錦戸亮が制作に参加したC/W「月曜から御めかし」が収録されている。
錦戸亮が参加した最後のシングルで、6人体制最後のシングルとなった。
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楽曲一覧
- crystal[03:48]
作詞:大西省吾・高木誠司/作曲・編曲:大西省吾
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錦戸亮主演ドラマ「トレース~科捜研の男~」主題歌(自身楽曲が「テーマソング」を務めるのは19thシングル「ツブサニコイ」以来約7年ぶりで、「主題歌」として起用されるのは初である)。関ジャニ∞最多編曲数を誇る大西省吾が作詞・作曲・編曲を務めた(作詞は高木誠司と共作/関ジャニ∞へのシングル表題曲の提供は自身初である)。ドライブ感溢れるデジタルロックサウンドに仕上がっており(タワーレコード より)、前奏のシンセサウンドや曲中のエレキギターがcrystal(水晶)の煌めきのように感じる。いつか見た夢を探して暗闇を掻き分ける旅人の心情を描いた、新機軸を思わせるエレクトロ・ロックバンドチューンである。
個人的には、グルーヴィーなベースと、カタカナの送り仮名でcrystalの瞬く光(ライト)を表現した、ラスサビの「光リ 曲ガリ 強キ 輝キ 放チ 届キ 此処ヘ」が好きである。尚、この楽曲は、10thアルバム「8BEAT」Eighter盤に収録されているが、楽曲の歌唱に2019年9月3日脱退の錦戸が参加しているため、5人歌唱ver.のRe:8EST edition(再録)となっている(そのため、6人ver.である原曲は現時点でアルバム未収録である)。
- 咲く、今。[03:52]
作詞:松原さらり/作曲:オカダユータ/編曲:高慶"CO-K"卓史
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初回限定盤・通常盤収録楽曲。少し切ないピアノサウンドが特徴的な、卒業シーズンにぴったりの楽曲となっている。「いずれ散る運命でも、花のように懸命に咲いてみよう」「それぞれの場所で、新たな「今」をはじめよう」と歌う、別れとはじまりを描いた卒業ソングである。個人的には、「出会って別れて笑って泣いて 僕らは今 はじまるから」から始まる歌詞全てが、元メンバー・渋谷すばるに向けた言葉のように感じた。
- 月曜から御めかし[03:24]
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通常盤収録楽曲。錦戸亮が作詞を務めた。村上信五出演のバラエティー番組「月曜から夜ふかし」を彷彿とさせる題名で、「関ジャニ∞と共に週末の休み明けの月曜日を楽しく過ごそう!」というメッセージが込められた月曜応援ソングとなっている(ORICON MUSIC より)。サビのソロパートでは歌詞に各曜日が登場しており、活気溢れるバンドサウンドが自然と気分を高揚させてくれる。嫌気がさすMondayを明るい気持ちで迎えられる、陽気で爽やかなバンドチューンである。
個人的には、ブラスサウンドが踊る間奏と、2番Bメロの「バックギアの故障も知らんぷりでいいの」で故障したように思わせる途切れ演出、語尾が「Monday」に聴こえるラスサビの「あの日描いた理想まで いつか辿りつけるまで」「その向こうまで」「届くまで」が好きである。尚、演奏クレジットは、管編曲のYOKANが自身のブログ で公開した。
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演奏者
crystal
咲く、今。
- Bass:柳原旭(Instagram )
月曜から御めかし
- Trumpet & Baritone Saxophone:YOKAN
- Trumpet:野口勇介
- Tenor Saxophone:佐藤公彦
- Trombone:SASUKE