Mine（河西智美）- Utapedia

概説

前作「まさか」から約5か月ぶりのシングルである。

AKB48卒業後初のシングルである。

Type-A・B・Cの3形態で発売された。

作詞：秋元康／作曲・編曲：板垣祐介

　自身出演ドラマ「めしばな刑事タチバナ」ED曲。曲全体のワウギターと、サビの「You're mine（君は僕のもの）」が特徴的な楽曲である。曲中では、「太陽のカフェで大好きなパンケーキを頬張る」「どうでもいい話に笑い転げる」「食欲が元気のバロメーター」等、屈託な「君」の魅力を詳細に説明。明るい音色と併せて聴くと、「僕」が「君」を好きになったのも納得ができる。ダイヤモンドよりも輝く充実感と想いを歌った、心がほっと温かくなるミディアムラブソングである。尚、この楽曲は最終的に河西自身が選曲した（作曲・編曲の板垣祐介のブログより）。

作詞：河西智美／作曲・編曲：Justin Moretz・江上浩太郎

　共通カップリング曲。自身が作詞を務めた。曲全体のシンセサウンドが魅力的な楽曲。大好きな「君（≒ファン）」への想いを歌っている。曲中では、「呪文」「ドレス」「プリンセス」等々、ファンタジックな単語が登場。キラめく音色と併せて聴くと、お伽話・童話の世界に入り込んだ気になれる。聴けばとびきりの笑顔になれる、Illuminationのように輝くポップソングである。

　個人的には、前述のシンセサウンドと、サビの「Shinning Star☆」が好きである（後者は「Shining Star☆」の誤植と思われる）。尚、ブックレットには「Music & Arrange：Justin Moretz」と表記されているが、SUPA LOVE公式サイトには「Compose・Arrange / Justin Moretz・江上浩太郎」と表記されている。

作詞：秋元康／作曲・編曲：丸谷マナブ

　Type-A・C収録楽曲。夏の切ない夕暮れ時を想像させる楽曲で、カフェで別れる「君」と向き合う「僕」の気持ちを描いている。音色は切なくもどこか明るく、「僕」と「君」が「また会おう」と、未来を信じ合っていることが伝わってくる。蒸し暑い夏の恋の終わりを奇麗に彩った、淡く儚い爽やかブルースである。個人的には、曲全体のピアノとAメロ直前の音色、2番Aメロの情景描写が好きである。

　尚、コーラスは、作曲・編曲の丸谷マナブが務めた（デモ段階で自身の声で録音したサビと間奏のコーラスが、雰囲気が良いとのことでそのまま採用された）。またこの楽曲は、河西とスタッフの楽曲選考で即座に採用が決定した（丸谷氏のブログより）。

作詞：秋元康／作曲：藤井一徳／編曲：野中"まさ"雄一

秋元才加・梅田彩佳・大島優子・小林香菜・松原夏海 from AKB48 by the courtesy of You, Be Cool!／KING RECORD Co.,Ltd.

　Type-B・C収録楽曲。河西の卒業ソングで、AKB48の2期生（秋元才加・梅田彩佳・大島優子・大堀恵・河西智美・小林香菜・野呂佳代・松原夏海・宮澤佐江）が歌唱する。ギター・ピアノ・パーカッション・オルガンが鳴る楽曲で、素敵な仲間と過ごした日々の懐古と感謝を描いている。ラスサビではメンバーのフェイク・拍手喝采もあり、同期が河西の卒業を祝福していることが分かる。「どんなに辛い過去があっても、笑って歌える日が来るよ」と歌うハッピーソングである。尚、ギター演奏は堀崎翔が務めた（堀崎氏のブログより）。

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