概説
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楽曲一覧
- 不協和音[04:09]
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ラグーナテンボスCMソング。1stシングル「サイレントマジョリティー」を作曲したバグベアが作曲・編曲を務めた。不協和音を想像させる耳障りなシンセが特徴。集団が形成する同調圧力の恐怖と、それに屈せず自身を貫く「僕」の信念を歌っている。曲中では、「裏切り」「殴る」「抹殺」等々、物騒な単語が多数登場。サビ直前には、平手友梨奈と長濱ねるの「僕は嫌だ」が入る等、アイドル楽曲の既成概念を壊す要素が盛り込まれている。原点回帰とグループの方向性を確立した、覇気と反骨心を感じるエレクトロナンバーである。
尚、Real Sound には、楽曲の緻密な解説が詳述されている。また、前述の「僕は嫌だ」は、言葉は違うが作曲段階で既に入っていた。総合プロデューサー・秋元康はそれが決め手で採用したとラジオで語っており、バグベアのこぎみいいは自身のTwitter にて、「固定概念に囚われずに叫びを入れて良かった」と語った。
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- W-KEYAKIZAKAの詩[05:08]
作詞:秋元康/作曲:前迫潤哉・Yasutaka.Ishio/編曲:佐々木裕
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共通カップリング曲。欅 & けやき坂組(欅坂46・けやき坂46のメンバー32名)が歌唱する。2016年12月24~25日に有明コロシアムで開催された、自身初の単独公演のアンコールで初披露。この公演のためだけの新曲として制作された(初の全メンバー歌唱楽曲であるためか、Wikipediaに個別の記事 が作られている)。
快晴かつ草木が萌える坂道を想像させる、朗らかなブラスバンドサウンドの楽曲。生きることに不器用な仲間との絆を歌っている。曲中では、「明日(あす)に続くこの角度 上り続けてく」と宣誓。W-KEYAKIZAKAの発展・成長が想像できる、前向きな内容となっている。歌詞・旋律・音色・歌声全てが希望に満ち溢れた、W-KEYAKIZAKAのアンセム(記念碑的楽曲)である。個人的には、曲全体の音色と、サビの「欅坂 けやき坂」が好きである。尚、この楽曲は、けやき坂46のデビューアルバム「走り出す瞬間」にも収録された。
- 微笑みが悲しい[04:55]
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Type-A収録楽曲。てち & ねる(平手友梨奈・長濱ねる)が歌唱する。悲しげなピアノ & ストリングスが特徴。意中の異性が同じと知って黙り込む親友二人を描いている。曲中では、お互いの指先を絡め、お互いのやさしさに泣いてしまった姿を丁寧に描写。友達として大親友の恋の成就を喜べるのか、不安になる二人の様子が鮮明に想像できる。親友同士の微笑みを切なく悲しく彩った、強い友情・絆を感じる楽曲である。個人的には、曲全体の音色が好きである。尚、ギター演奏はYAMACHIが務めた(所属事務所公式サイト より)。
- チューニング[04:32]
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Type-B収録楽曲。ゆいちゃんずが歌唱する。郷愁的なアコーディオンとアコースティックギターが特徴。理想の彼女「君」との出逢いを、ギターのチューニング(調律)に例えた楽曲である。チューニングが合ったような二人の美声が魅力的。大切なものに出逢えた「僕」の思いの丈が伝わってくる。「僕」の胸に溢れ出す熱い想いを言葉にした、温もりのある愛を奏でた優しいフォークソングである。個人的には、曲全体の歌詞・音色・歌声が好きである。尚、ギター演奏は堀崎翔が務めた(堀崎氏のブログ より)。
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- 割れたスマホ[04:06]
作詞:秋元康/作曲・編曲:GRAVITY
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Type-C収録楽曲。青空とMARRYが歌唱する。ピアノ・ブラス・エレキギターが激しく主張する楽曲。「僕」が使用する画面が割れたスマートフォンを描いている。曲中では、「機種変(機種変更)」等々、スマホの関連用語が登場。間奏で唸る不協和音・耳障りなエレキギターが、スマホ画面と心に亀裂が走る様子を表現している。どこかで誰かをディスってしまいたい傷だらけの孤独を描いた、殺伐とした現代社会の風刺と言える一曲である。個人的には、曲全体の痛快な音色が好きである。
- 僕たちは付き合っている[04:38]
作詞:秋元康/作曲・編曲:Yo-Hey
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Type-D収録楽曲。けやき坂46が歌唱する。「君」と交際している「僕」が、友達の前で交際宣言をする姿を詳細に描写。「僕たちは付き合っている」と叫びたくなる「僕」の気持ちを、終始和やかな音色に乗せて柔らかく歌っている。殺気立った表題曲「不協和音」との対比が見事な、ソフトかつマイルドな朗らかラブソングである。個人的には、曲全体の甘い音色と、交際が周知の事実だったと判明する展開の歌詞が好きである。また、Aメロの音色が、SKE48「校庭の仔犬」のAメロの音色に似ていると感じた。
- エキセントリック[04:33]
作詞:秋元康/作曲:ナスカ/編曲:the Third
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通常盤収録楽曲。自身主演ドラマ「残酷な観客達」主題歌。表題曲歌唱メンバーが歌唱する。ピアノが魅力のクラブジャズ風シティ・ポップナンバー。集団の中のエキセントリック(変わり者)の胸中を、1990年代J-POP風のラップに乗せて歌っている。曲中では、集団が向ける「僕」への悪意をシニカル(冷笑的)に描写。Bメロ直前には、平手友梨奈と長濱ねるの嘆息が入る等、表題曲「不協和音」との共通点も見受けられる。「I am eccentric」と諦めながら宣言する、集団の恐怖と「普通」への疑問を歌った秀逸な楽曲である。
個人的には、歌詞・旋律・音色・歌声全てが好きである(歌詞については、管理者自身が少なからずエキセントリックであるためか、「普通」に抵抗する「僕」に激しく共感を覚えた)。尚、総合プロデューサー・秋元康によると、この楽曲は表題曲候補の楽曲だった(Real Sound より)。以上の経緯と、作曲・ナスカの代表曲であるからか、Wikipediaに個別の記事 が作られている。
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歌唱メンバー
※ センターポジションは赤で表示石森虹花・今泉佑唯・上村莉菜・尾関梨香・織田奈那・小池美波・小林由依・齋藤冬優花・佐藤詩織・志田愛佳・菅井友香・鈴本美愉・長沢菜々香・土生瑞穂・原田葵・平手友梨奈・守屋茜・米谷奈々未・渡辺梨加・渡邉理佐・長濱ねる
- W-KEYAKIZAKAの詩(欅 & けやき坂組)
石森虹花・今泉佑唯・上村莉菜・尾関梨香・織田奈那・小池美波・小林由依・齋藤冬優花・佐藤詩織・志田愛佳・菅井友香・鈴本美愉・長沢菜々香・土生瑞穂・原田葵・平手友梨奈・守屋茜・米谷奈々未・渡辺梨加・渡邉理佐/井口眞緒・潮紗理菜・柿崎芽実・影山優佳・加藤史帆・齊藤京子・佐々木久美・佐々木美玲・高瀬愛奈・高本彩花・長濱ねる・東村芽依
- 割れたスマホ(青空とMARRY)
志田愛佳・菅井友香・守屋茜・渡辺梨加・渡邉理佐
- 僕たちは付き合っている(けやき坂46)
井口眞緒・潮紗理菜・柿崎芽実・影山優佳・加藤史帆・齊藤京子・佐々木久美・佐々木美玲・高瀬愛奈・高本彩花・長濱ねる・東村芽依
石森虹花・今泉佑唯・上村莉菜・尾関梨香・織田奈那・小池美波・小林由依・齋藤冬優花・佐藤詩織・志田愛佳・菅井友香・鈴本美愉・長沢菜々香・土生瑞穂・原田葵・平手友梨奈・守屋茜・米谷奈々未・渡辺梨加・渡邉理佐・長濱ねる
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