ハッピーサプライズ（なにわ男子）- Utapedia

概説

前作「The Answer／サチアレ」から約6か月ぶりのシングルである。

テンポの遅い楽曲もあり、冬を堪能できるラインナップとなっている。

初回限定盤1・2・通常盤の3形態で発売された。

作詞・作曲：敬也-amazuti-(KEYTONE)／編曲：amazuti (KEYTONE)

　自身出演のサンスター「オーラツー」キャンペーンソング。クリエイターユニット・amazutiの敬也が作詞・作曲・編曲を務めた（amazutiのメンバー・GAKの Twitter より）。疾走感とキャッチーなメロディーが特徴。「君」に目一杯の愛を贈る「僕」の姿を歌っている。曲全体の歌声はあどけなくも温かく、敬也が歌って欲しかった "些細な優しさ・暖かさ" を感じ取ることができる（Twitter より）。なにわ男子と冬の甘さを思う存分詰め込んだ、冬の煌めく街並みが似合うウィンターラブソングである。

　個人的には、白雪が降る聖夜の情景を想像させる、曲全体の音色が好きである（特に、サビ直前のストリングスと、サビ直後のピアノグリッサンドが好きである）。また、リズミカルなサビの「Happy Winter Winter Snowlight（Snowflake）」も好きである。尚、ドラム演奏は藤崎誠人が務めた（Twitter より）。

作詞：坂室賢一／作曲：坂室賢一・佐原康太／編曲：佐原康太

　共通カップリング曲。自身出演のローソン「クリスマスキャンペーン」CMソング。読みは「ハッシュメリークリスマス」。スレイベルの綺麗な音から始まる楽曲で、いつも頑張っている「君」を、特別なクリスマスパーティーに招く歌となっている。曲中には、クラップを促すフレーズ等々、パーティーを盛り上げる要素が多数登場。聴くだけで、日々の嫌なことを忘れて、無敵の笑顔になれる気がする。心くすぐるファンタジックな世界観にワクワクする、令和、及び、なにわ男子の新定番クリスマスソングである。

作詞：松原さらり／作曲・編曲：南田健吾

　初回限定盤2収録楽曲。ジャニーズ楽曲のゴールデンコンビ・松井五郎 × 馬飼野康二がそれぞれ作詞・作曲を担当。「Starting Bell」の生田真心が編曲を務めた。馬飼野氏の特徴であるシンプルなメロディーが特徴。冷えた真冬の空気と、止まらない「大好き」を表現したストリングスが魅力的である。好きな「君」への恋心と熱くなる気持ちを綴った、温もりと尊さに満ちたラブソングである。個人的には、前述した音色・旋律と、幼さ・柔らかさを感じる、「たからもの」のひらがな表記が好きである。

作詞：Funk Uchino／作曲：Kyosuke Yamanaka・Funk Uchino・さいとう涼・Masataka Hirota／編曲：ha-j

　通常盤収録楽曲。切なく煌めくピアノサウンドから始まるバラード。「キミ」との別れの瞬間を思い出す「ぼく」を描いている。美しくも儚く響くストリングスが魅力的。凍えるような冬の空気とやっと降り出した雪の様子、止むを得ず「キミ」と別れた寂しさ・哀しさの表現に聴こえる。「冬はやっぱり苦手だよ…」と少し泣きそうな声で呟く、いたいけななにわ男子の新たな魅力が詰まった楽曲である。尚、エレキ & アコースティックギター演奏は福田正人が務めた（Twitter より）。

作詞・作曲：youth case／編曲：佐々木博史

　通常盤収録楽曲。youth caseが作詞・作曲、佐々木博史が編曲を務めた（1stアルバム収録曲「Dreamin' Dreamin'」と同じ布陣である）。柔らかいストリングスが印象的な楽曲。震えるくらい降り積もる「君」への想いを歌っている。着飾らず、率直に気持ちを綴った歌詞が秀逸。旋律・音色も温かさ・優しさに溢れており、「僕」の想いが「君」に届けと思わず応援したくなる。「君に恋をしていました」と誠実・謙虚に告白する、温もりと甘く切ない魔法が込められたラブソングである。

　個人的には、前述した曲全体の音色が好きである（特に、前述のストリングスと、間奏・後奏のウインドシンセサイザーが好きである）。また、凝ったテクニックが少ない無垢な歌詞も好きである（特に、敬体「恋をしていました」と、その敬体の韻を踏んだ「煌めきを増した」、サビの「Fu Fu Fu...」と、落ちサビの「（I miss you, oh fallin' snowflake）」が好きである）。

※ 必ず他のサイトと比較して下さい