概説
前作「純情U-19」から約3か月ぶりのシングルである。
キャッチコピーは「ナギイチ、ナツイチ、キミイチ。」である。
Type-A・B・C・劇場盤の4形態で発売された。
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楽曲一覧
- ナギイチ［04:07］
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ラウンドワン「Round1 × NMB48」CMソング・自身出演バラエティー番組「どっキング48」ED曲。作曲はすみだしんやで、編曲は生田真心。第53回日本レコード大賞を受賞した、AKB48の22ndシングル「フライングゲット」を手掛けた二人が、それぞれ作曲と編曲を務めた。明るいブラス・ギターサウンドが特徴的な楽曲。自分に自信のある「私」が、どの子と付き合いたいのかを「あなた」に尋ねる姿を歌っている。灼熱ビーチで開催される水着ショーの光景が浮かぶ、夏の恋を可愛く描いた爽やかポップソングである。
個人的には、前述のブラス・ギターサウンドが好きである。尚、題名の「ナギイチ」は「渚で一番かわいいGIRL!!」の略である。また、歌詞カードのクレジットで、門脇佳奈子のみ、名字と名前の間に半角スペースがある（「門脇 佳奈子」）。
- 理不尽ボール［03:40］
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Type-A・B・C収録楽曲。アンダーガールズ（選抜メンバー以外のメンバー全員）が歌唱する。エレキギターがこの上なく心地良い楽曲。渡辺美優紀のAKB48チームB兼任に対する、メンバーの怒り・戸惑い・悔しさを歌っている。歌詞には、「私たちにも意地がある」「We're NMB」等々、メンバーの矜持を表した言葉が登場。「この理不尽を機に団結せよ」という、偉い人たちの意図が汲み取れる。「理不尽ボールを絶対に打ち返してやる！」と誓った、揺れる革命の炎を感じる魂の一曲である。
尚、歌唱カードのクレジットは、間隔が全角スペース一文字分（「太田里織菜 沖田彩華 川上礼奈」）となっているが、木下春奈と小鷹狩佑香のみ、間隔が半角スペース一文字分（「岸野里香 木下春奈 小鷹狩佑香 小柳有沙」）となっている。
- 最後のカタルシス［04:35］
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Type-A・劇場盤収録楽曲。白組が歌唱する。暗めのキーボードサウンドが極めて印象的な楽曲。望まれず生まれた「俺」の胸中を描いている。曲中では、大人に見限られた「俺」と、そんな「俺」を叱ってくれた優しい「あなた」が登場。「あなた」との出逢いを機にボロボロだった過去を捨て、自分なりに生きると誓う姿を丁寧に綴っている。自身に眠る魂を優しく呼び起こしてくれる、絶望の中の希望の光を歌った一曲である。
個人的には、Bメロの情景描写と、伊藤心太郎の特長であるキーボードサウンドが好きである（後者は、荒れた街と荒んだ心、そこに射す希望の光を表しているように聴こえた）。尚、題名にある「カタルシス」は、精神の浄化を意味する（抑圧した感情や過去の苦痛・罪悪感を、言葉・文字に表して解消する行為も指す）。
- 僕がもう少し大胆なら［03:56］
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Type-B・劇場盤収録楽曲。紅組が歌唱する。エレキギターとシンセサウンドが痛快かつ可愛い楽曲。好きだった「君」と再会した「僕」の姿を描いている。明るい音色と対照的な切ない歌詞が特徴。勢いで「君」を愛せなかった「僕」の後悔が伝わってくる。「僕が大胆・君が繊細だったら…」と切なく呟く、臆病な「僕」と「君」を描いたポップチューンである。尚、この楽曲の前奏・間奏・後奏は、13thシングル収録曲「片想いより思い出を…」の前奏・間奏・後奏とほぼ同じである（両者共に編曲は板垣祐介である）。
- 初恋の行方とプレイボール［03:48］
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Type-C収録楽曲。NMBセブン（選抜メンバーのメイン7名）が歌唱する。少し切ないアコースティックギター中心の楽曲。中学時代に好きだった「あなた」の甲子園での勇姿を、電気屋のテレビで見守る女子高生を描いている。淡く切ない初恋の行方を丁寧に綴った、夏の甲子園が見たくなるポップラブソングである。個人的には、曲全体の歌詞と音色が好きである。また、曲全体のブラスが甲子園のファンファーレに聴こえた。
- わるきー［04:03］
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劇場盤収録楽曲。渡辺美優紀のソロ楽曲（渡辺の初ソロ楽曲であるためか、Wikipediaに個別の記事 が作られている）。異性のハートを釣ろうと企む女の子のあざとさを描写。小悪魔的言動から「わるきー」と呼ばれている、渡辺に似合う楽曲となっている。男の子の筋肉に興味津々のわるきーを描いた、計算高くもどこか憎めない王道アイドルソングである。個人的には、最後のフレーズが変化するサビの歌詞が好きである。
尚、この楽曲はメンバーからの人気が高く、定番ソロ楽曲として多数カヴァーされている（その際、題名がメンバーの愛称に変更されることが多い）。またこの楽曲は、1stアルバム「てっぺんとったんで！」Type-Mにも収録された。
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歌唱メンバー
※ センターポジションは赤で表示| ナギイチ |
|---|
| 小笠原茉由・門脇佳奈子・木下百花・小谷里歩・近藤里奈・城恵理子・上西恵・白間美瑠・谷川愛梨・福本愛菜・村上文香・矢倉楓子・山田菜々・山本彩・吉田朱里・渡辺美優紀 |
| 理不尽ボール |
| 赤澤萌乃・東由樹・石田優美・石塚朱莉・井尻晏菜・植田碧麗・鵜野みずき・梅原真子・太田夢莉・太田里織菜・沖田彩華・加藤夕夏・上枝恵美加・川上礼奈・岸野里香・木下春奈・日下このみ・久代梨奈・黒川葉月・河野早紀・古賀成美・小鷹狩佑香・小林莉加子・小柳有沙・佐々木七海・佐藤天彩・篠原栞那・島田玲奈・杉本香乃・高野祐衣・高山梨子・東郷青空・中川紘美・西澤瑠莉奈・林萌々香・肥川彩愛・久田莉子・藤田留奈・松田栞・三浦亜莉沙・三田麻央・村瀬紗英・室加奈子・薮下柊・山内つばさ・山岸奈津美・山口夕輝・山本ひとみ・與儀ケイラ |
| 最後のカタルシス |
| 岸野里香・木下春奈・小谷里歩・小鷹狩佑香・近藤里奈・篠原栞那・城恵理子・上西恵・福本愛菜・矢倉楓子・山本彩 |
| 僕がもう少し大胆なら |
| 小笠原茉由・門脇佳奈子・木下百花・島田玲奈・白間美瑠・谷川愛梨・肥川彩愛・山口夕輝・山田菜々・與儀ケイラ・吉田朱里・渡辺美優紀 |
| 初恋の行方とプレイボール |
| 小笠原茉由・城恵理子・谷川愛梨・福本愛菜・山田菜々・山本彩・渡辺美優紀 |
演奏者
ナギイチ
理不尽ボール
初恋の行方とプレイボール
わるきー