インフルエンサー(乃木坂46)- Utapedia

インフルエンサー

インフルエンサー」は、2017年3月22日に発売された、乃木坂46の17thシングルである。

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目次

  1. 概説
  2. 楽曲一覧
  3. 歌唱メンバー
  4. 演奏者
  5. 外部サイト

概説

前作「サヨナラの意味」から約4か月ぶりのシングルである。

体調不良で活動休止の中元日芽香は、いずれの楽曲にも参加していない。

Type-A・B・C・D・通常盤の5形態で発売された。

収録曲全てが、3rdアルバム「生まれてから初めて見た夢」に収録されている。


楽曲一覧

  1. インフルエンサー[04:30]

作詞:秋元康/作曲:すみだしんや/編曲:APAZZI

 はるやま商事・ディップCMソング。AKB48の代表曲「フライングゲット」のすみだしんやが作曲を、「裸足でSummer」等を手掛けたAPAZZIが編曲を務めた。スパニッシュギターとパーカッションが主張するラテンサウンドで、主人公の「僕」が想い惹かれる「君」を、世間に多大な影響力を与える人物・インフルエンサーに例えた楽曲である。サビでは、「地球と太陽」「重力 引力」「自転と公転」「宇宙の中心」が登場。「僕」と「君」の関係性を、宇宙の単語で神秘的に表現している。片想いの情熱や切なさを麗しい音色と歌詞でまとめ上げた、インフルエンサー・乃木坂46が送る最高難易度の高速ダンスナンバーである。

 尚、APAZZIは、すみだ氏の美しいデモの世界観を壊さないように肉付け。実際の編曲にあたり、この曲専用のドラムセットを作る等、細かい部分で様々なチャレンジをしたと語った(X より)。個人的には、前述の歌詞や音色の他、前奏の「ブンブンブン」とAメロの女声コーラス「Fu Fu」、サビ直前のギターサウンドが好きである。

 尚、前述の通り、作曲が「フライングゲット」と同一人物であるため、情熱的なラテンサウンドやキャッチーな前奏の歌詞(「Nanana」と「ブンブンブン」)等、「フライングゲット」との共通点が多数見られる。また、この楽曲は、第59回日本レコード大賞を受賞し、名実共に乃木坂46の代表曲の一つとなった(作曲のすみだ氏は、AKB48と乃木坂46の代表曲で大賞を受賞する快挙を成し遂げた)。


  1. 人生を考えたくなる[04:29]

作詞:秋元康/作曲・編曲:片桐周太郎

 共通カップリング曲。女子校カルテットが歌唱する。ヴォーカル・ピアノ・コーラスのみの極めてシンプルな楽曲で、人生を考えたくなる瞬間と、しあわせを考えてしまう夜の様子を描いている。切なさを帯びた伴奏のピアノが特徴。誕生日を前に回顧し、人生やしあわせとは何か、これから何をしどう生きて行くかを熟考する女性の姿を表現している。もっと素敵になりたい女性の胸中を、静かに優しく綴ったピアノソングである。個人的には、Aメロの「大人にはいつなったんだろう?」が、考えさせられて好きである。


  1. 意外BREAK[04:15]

作詞:秋元康/作曲:すみだしんや/編曲:華原大輔

 Type-A収録楽曲。姉御坂が歌唱する。表題曲「インフルエンサー」のすみだしんやが作曲。静かなピアノから始まるジャズテイストの楽曲で、失恋した女性がカブリオレで首都高湾岸線を走る様子を描いている。「失恋して落ち込みそうな気がしていたけど、意外と冷静で大丈夫かも」という主人公の気持ちを描写。高貴で端麗なサウンドが、東京Bayの洗練さと姉御坂のアダルトさを引き立てている。失恋した大人の女性の孤独driveを描いた、爽快かつ上品なスタイリッシュナンバーである。

 個人的には、Bメロの女声コーラスと、サビの「All right」「サヨナラ」「ソノウチ」の歌声が好きである。尚、2番Aメロの「コンソールボックス」は、運転席と助手席の間にある箱状の物入れのことである。


  1. Another Ghost[03:53]

作詞:秋元康/作曲:前迫潤哉・Yasutaka.Ishio/編曲:Yasutaka.Ishio

 Type-B収録楽曲。ナスカが歌唱する。エレキギター・ベース・シンセサイザーが映える楽曲で、失恋した主人公が真夜中過ぎに「ゴースト」に遭遇する姿を描いている。サビの一部では、語尾が「もの」に統一されていて非常にキャッチー。妖しげなトラックが、愛という名の錯覚に怯える主人公の恐怖のように聴こえる。愛を疑うゴーストの不気味さが窺えるダンスナンバーである。

 個人的には、前奏・Bメロのシンセサウンドと、サビのコーラスが好きである。また、曲中で登場する「ゴースト」は、失恋して愛を疑う主人公自身ではないかと思った。尚、ユニット名「ナスカ」の由来はメンバーの名前の一部(ナナセ・アスカ・マリカ)で、候補の中には「乃木坂の精鋭達」「ナスカの地上絵」があった。また、この楽曲の略称は「アナゴ」である(Modelpress より)。


  1. 風船は生きている[04:33]

作詞:秋元康/作曲:泉佳伸・三好翔太/編曲:早川博隆・三好翔太

 Type-C収録楽曲。アンダーメンバーが歌唱する。軽快なアコースティックギターから始まる楽曲で、エネルギーが抜けた「僕」を、萎んで道の上に落ちた風船に例えている。Bメロでは、エレキギターをバックに流暢なラップを展開。人生の難しさや大人の勝手さ、青春の美しさや現実の狂おしさをグルーヴィーに表現している。「肩肘張らずに楽に生きよう」「つらい時には休んでいいよ」と教えてくれる、疲れた時に聴きたいやさしさに溢れた楽曲である。個人的には、2番Bメロの「狂おしい」が「Cool Oh See」に聴こえた。


  1. 三番目の風[05:07]

作詞:秋元康/作曲・編曲:丸谷マナブ

 Type-D収録楽曲。3期生が歌唱する(3期生初のオリジナル楽曲である)。エレキギターと打ち込みサウンドが際立つ楽曲。「鬱蒼な森を、味方・仲間・友と共に吹き飛ばそう!」という意気込みを歌っている。歌詞には、「太陽」「枝」「草」「空」等、自然由来の単語が登場。サビや間奏には「HEY!」という掛け声があり、ライブで盛り上がること必至の楽曲となっている。「観測史上最大風速の風を巻き起こして、真っ暗な未来をこじ開けるぞ!」と奮起する、初々しい3期生の決意が窺える楽曲である。

 個人的には、前奏・間奏・後奏のシンセサウンドと、サビで微かに聴こえる「Oh Oh Oh」が好きである。尚、作曲・編曲の丸谷マナブによると、元々はロックバンドアレンジの楽曲だった(X より)。


  1. 当たり障りのない話[04:30]

作詞:秋元康/作曲:小網準/編曲:野中"まさ"雄一

 通常盤収録楽曲。かすみ草が歌唱する。ピアノやストリングスが際立つノスタルジックな楽曲。夕暮れの商店街で買い物をしていた主人公が、かつての同級生と偶然再会する様子を描いている。曲中の主人公は、同級生に想いを寄せつつも、その想いを隠して当たり障りのない話をする。そしてぎこちなく「じゃあね」と別れ、「もうあの頃に戻せやしないんだ」と、青春時代の片想いに終止符を打っている。一つの恋の終わりを、懐かしい音色で切なく歌った楽曲である。個人的には、曲の世界観と2番Bメロの歌詞、前奏・ラスサビ直前のピアノグリッサンドが好きである。


歌唱メンバー

※ センターポジションはで表示
インフルエンサー
秋元真夏・生田絵梨花・生駒里奈・伊藤万理華・井上小百合・衛藤美彩・北野日奈子・齋藤飛鳥・斉藤優里・桜井玲香・白石麻衣・新内眞衣・高山一実・寺田蘭世・中田花奈・西野七瀬・樋口日奈・星野みなみ・堀未央奈・松村沙友理・若月佑美
人生を考えたくなる
秋元真夏・桜井玲香・中田花奈・若月佑美
意外BREAK
衛藤美彩・白石麻衣・高山一実・松村沙友理
Another Ghost
伊藤万理華・齋藤飛鳥・西野七瀬
風船は生きている
伊藤かりん・伊藤純奈・川後陽菜・川村真洋・斎藤ちはる・相楽伊織・佐々木琴子・鈴木絢音・能條愛未・山﨑怜奈・渡辺みり愛・和田まあや
三番目の風
伊藤理々杏・岩本蓮加・梅澤美波・大園桃子・久保史緒里・阪口珠美・佐藤楓・中村麗乃・向井葉月・山下美月・吉田綾乃クリスティー・与田祐希
当たり障りのない話
生駒里奈・井上小百合・星野みなみ・堀未央奈

演奏者

※ 必ず他のサイトと比較して下さい

インフルエンサー

意外BREAK

  • Chorus:西国原礼子(X

三番目の風

当たり障りのない話


外部サイト


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