ぐるぐるカーテン(乃木坂46)- Utapedia

ぐるぐるカーテン

ぐるぐるカーテン」は、2012年2月22日に発売された、乃木坂46の1stシングルである。


目次

  1. 概説
  2. 楽曲一覧
  3. 歌唱メンバー
  4. 演奏者
  5. 外部サイト

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概説

2011年8月21日に結成した乃木坂46のデビューシングルである。

キャッチコピーは「カーテンは、秘密の分だけ膨らんでいる」である。

学業専念で活動休止の秋元真夏は、いずれの楽曲にも参加していない。

Type-A・B・C・通常盤、及び、キャラアニ・チャンス限定盤の5形態で発売された。

本作のみ、Sony Recordsから発売された(次作「おいでシャンプー」以降、ソニー・ミュージックレコーズ内のプライベートレーベル「N46Div.」から発売されている)。


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楽曲一覧

  1. ぐるぐるカーテン[04:05]

作詞:秋元康/作曲:黒須克彦/編曲:湯浅篤

 明治手づくりチョコレートCMソング。アニメ「ドラえもん」OP曲「夢をかなえてドラえもん」で知られる黒須克彦が作曲を務めた。仲のいい友達と、カーテンの中で戯れる女学生を描いた楽曲。そよ風・ぬくもり・花の香りを連想させる、フレンチポップスサウンドが特徴的である。サビの歌詞では、「男子禁制」という言葉が登場。この言葉が、男子不可侵の空間の不思議さ・秘密さ・特別さを演出している。上品・清楚な乃木坂46のイメージを作り上げた、何となく落ち着く春色ポップソングである。尚、Cメロで登場する「開(ひら)いた窓」を、和田まあやは「未来卵」と勘違いしていた(日刊大衆 より)。

 個人的には、前述のフレンチポップスサウンドの他、全編で流れるタンバリンと、前奏・間奏・後奏の女声コーラス「トゥルトゥル トゥットゥットゥットゥ~ル~ トゥルトゥル トゥットゥットゥットゥ~ル~」が好きである(偶然か必然か、フランスで最も美しいと言われる村も「トゥルトゥル(Tourtour)」である)。


  1. 左胸の勇気[04:55]

作詞:秋元康/作曲:小内喜文/編曲:佐々木裕

 共通カップリング曲。スカパー!Jリーグ2012公式応援ソング。表題曲選抜メンバー以外のメンバー17名が歌唱する。エレキ & アコースティックギターが映える痛快な楽曲。「どんな悲しみに 出会っても 生きてれば何とかなる」「どんな暗闇に 迷っても 生きてれば出口はある」等々、絶望寸前の心を救う金言が多数盛り込まれている。負けそうになった時に是非聴きたい、左胸に宿った勇気・情熱を歌った応援歌である。

 尚、当時は呼称されていなかったが、歌唱メンバーは事実上のアンダーメンバーである。また、作曲の小内喜文は、この楽曲で作曲家デビューを果たした(所属事務所公式サイト より/X によると、緻密に計算した気合の1曲と、自身の得意を生かして自由に作った1曲を提出し、最終的に後者が採用された)。


  1. 乃木坂の詩[04:32]

作詞:秋元康/作曲・編曲:井手コウジ

 Type-A収録楽曲。自身初の冠番組「乃木坂って、どこ?」ED曲。休業中の秋元真夏を除く全メンバーが歌唱する。「WOW WOW WOW WOW WOW WOW WOW WOW」から始まる、極めて明るいポジティブな楽曲。あやふやな夢を探して乃木坂46に加入した、メンバーの胸中を代弁した楽曲となっている。歌詞には、「乃木坂がどこにあるかなんて 僕らは何も知らずに来たんだ」という、冠番組(乃木坂って、どこ?)の題名を思わせるフレーズも登場している。「自分を信じて前へ進むぞ!」と奮起するメンバーを描いた、乃木坂46の記念碑的楽曲である。

 個人的には、2番Aメロの「楽そうな道 選んだって 人生で見れば近道じゃないんだ」が好きである。尚、前述の内容から、乃木坂46にとって非常に重要な楽曲であり、ライヴの最後に披露するのが定番となっている(以上の理由から、2ndアルバム「それぞれの椅子」にも収録された)。ちなみに、作曲・編曲の井手コウジ公式サイト には、「『乃木坂の詩』詩・曲・編曲」と誤表記されている。


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  1. 会いたかったかもしれない[03:49]

作詞:秋元康/作曲:BOUNCEBACK/補作曲:MIKOTO/編曲:野中雄一

 Type-B収録楽曲。公式ライバルであるAKB48のメジャーデビューシングル「会いたかった」のアレンジ・ヴァージョンである。原曲がロ長調なのに対し、この楽曲ではホ短調に変更。補作曲は歌手としても活動するMIKOTOが務め、編曲は48グループ楽曲で有名な野中"まさ"雄一が、野中雄一名義で手掛けた(野中氏の名義変更は、48グループとの差別化と思われる)。

 痛快なエレキギターが響くロックンロール。歌詞・振付・最初に流れるシンセサウンドは全く同じだが、「好きな人に会いたい!」を歌った原曲と異なり、「好きな人に告白するぞ」という確固たる意志を歌っているように感じる。「AKB48に負けない」という対抗意識が垣間見える、爽快なマイナーロックチューンである。個人的には、曲中のエレキギターと、原曲と若干異なるメロディー、最後の「会いたかった」直後のドラムが好きである。


  1. 失いたくないから[04:18]

作詞:秋元康/作曲:蛯原ランス/編曲:塩川満己

 Type-C収録楽曲。3人組音楽グループ・ONE☆DRAFTのLANCEが、蛯原ランス名義で作曲を務めた(X によると、元々はONE☆DRAFTの「真夏のダイヤモンド」というデモ曲だった)。アコースティックギター主体の爽やかな楽曲で、「君」に片想いする「僕」の切ない胸中を歌っている。青春時代の淡い恋を晴れやかに描いた、清涼感満載の片想いソングである。尚、曲中には、スニーカーで有名なシューズメーカーの「コンバース(CONVERSE)」が登場している。

 個人的には、前述のアコースティックギターと、青春を思わせる「水道の蛇口」「グレイのスカート」「学生鞄」「体育館」、夕立に笑顔を見せる「君」の描写が好きである。尚、この楽曲は、1stアルバム発売に先駆けたカップリング曲人気投票で9位を獲得し、1stアルバム「透明な色」Disc2に収録された。


  1. 白い雲にのって[04:49]

作詞:秋元康/作曲・編曲:太田美知彦

 通常盤収録楽曲。白い雲を思わせる浮遊感あるサウンドで、「愚かな諍(いさか)いをやめて、輝いている未来へ行こうよ」と歌う楽曲である。ドラム・アコースティックギター・キーボード中心のサウンドで、穏やか・和やかなその音色は、風がそよぎ花が香り、小鳥がさえずる世界を想像させてくれる。性急な現代社会や争い合う人達に聴かせたい、些細な優しさが込められた、ぽかぽかのんびりソングである。


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歌唱メンバー

※ センターポジションはで表示
ぐるぐるカーテン
生田絵梨花・生駒里奈・市來玲奈・井上小百合・川村真洋・齋藤飛鳥・斉藤優里・桜井玲香・白石麻衣・高山一実・中田花奈・西野七瀬・能條愛未・橋本奈々未・星野みなみ・松村沙友理
左胸の勇気
安藤美雲・伊藤寧々・伊藤万理華・岩瀬佑美子・衛藤美彩・柏幸奈・川後陽菜・斎藤ちはる・永島聖羅・中元日芽香・畠中清羅・樋口日奈・深川麻衣・宮澤成良・大和里菜・若月佑美・和田まあや
乃木坂の詩
安藤美雲・生田絵梨花・生駒里奈・市來玲奈・伊藤寧々・伊藤万理華・井上小百合・岩瀬佑美子・衛藤美彩・柏幸奈・川後陽菜・川村真洋・齋藤飛鳥・斎藤ちはる・斉藤優里・桜井玲香・白石麻衣・高山一実・永島聖羅・中田花奈・中元日芽香・西野七瀬・能條愛未・橋本奈々未・畠中清羅・樋口日奈・深川麻衣・星野みなみ・松村沙友理・宮澤成良・大和里菜・若月佑美・和田まあや
会いたかったかもしれない
生田絵梨花・生駒里奈・市來玲奈・伊藤寧々・伊藤万理華・井上小百合・衛藤美彩・川村真洋・齋藤飛鳥・斉藤優里・桜井玲香・白石麻衣・高山一実・中田花奈・西野七瀬・能條愛未・橋本奈々未・星野みなみ・松村沙友理・宮澤成良
失いたくないから
生田絵梨花生駒里奈・市來玲奈・井上小百合・川村真洋・齋藤飛鳥・斉藤優里・桜井玲香・白石麻衣・高山一実・永島聖羅・中田花奈・中元日芽香・西野七瀬・能條愛未・橋本奈々未・畠中清羅・深川麻衣・星野みなみ・松村沙友理
白い雲にのって
安藤美雲・生田絵梨花・生駒里奈・市來玲奈・井上小百合・岩瀬佑美子・川後陽菜・川村真洋・齋藤飛鳥・斎藤ちはる・斉藤優里・桜井玲香・白石麻衣・高山一実・中田花奈・西野七瀬・能條愛未・橋本奈々未・星野みなみ・松村沙友理

演奏者

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