しあわせの保護色(乃木坂46)- Utapedia

しあわせの保護色

しあわせの保護色」は、2020年3月25日に発売された、乃木坂46の25thシングルである。


目次

  1. 概説
  2. 楽曲一覧
  3. 歌唱メンバー
  4. 演奏者
  5. 外部サイト

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概説

前作「夜明けまで強がらなくてもいい」から約6か月ぶりのシングルである。

表題曲「しあわせの保護色」では、当時在籍していた1期生11名が全員選抜。長年グループを牽引してきた白石麻衣を見送る作品に仕上がった(4年後発売の35thシングル「チャンスは平等」でも、同様の選抜が行われた)。

アンダーメンバー歌唱楽曲は収録されていない(乃木坂46のCD作品では初である)。

Type-A・B・C・D・通常盤の5形態で発売された。

公式YouTubeチャンネルで公開されているC/WのMVは、発売日にフルサイズからショートver.に差し替えられるのが通例だが、本作のC/Wは発売日以降もフルサイズで公開されている(新型コロナウイルスの全国的流行で握手会等が中止となり、ファンの前でパフォーマンスする機会が延期されたことを受けての措置である)。この措置により、4期生楽曲「I see...」のMVが、2020年6月26日に再生回数1000万回を突破。4期生の躍進を後押しする代表曲となった。


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楽曲一覧

  1. しあわせの保護色[05:05]

作詞:秋元康/作曲:MASANORI URA/編曲:武藤星児

 乃木坂46のエース・白石麻衣の最後の選抜・センター楽曲。2020年2月24日開催の「8th YEAR BIRTHDAY LIVE」最終日アンコールに、全199曲を披露した後の200曲目として初披露された。ドラム・ベース・ストリングスとブラスが魅力のミディアムナンバー。あまりにも身近すぎて自分自身でも気づけなかった、保護色のような「しあわせ」を見つけた「僕」を描いている。メーテルリンクの名著『青い鳥』の内容を連想させる、白石の卒業後の多幸を願った楽曲である。

 個人的には、曲全体の朗らかな音色が好きである(特に、曲全体のドラムとブラス、サビ直前で唸るベースと、Cメロ直前の煌めくピアノが好きである)。また、曲全体で時折主張する混声コーラスも好きである(特に、サビの「I found it, I know well」の女性コーラスが好きである)。尚、編曲・武藤星児は、この楽曲で初の坂道シリーズ楽曲の編曲を担当。2016年発売のHKT48の7thシングル収録曲「HKT城、今、動く」以来、約4年ぶりに秋元康プロデュースグループ楽曲の編曲を務めた。



  1. サヨナラ Stay with me[03:53]

作詞:秋元康/作曲・編曲:シライシ紗トリ

 共通カップリング曲。自身出演のブルボン「フェットチーネグミ」CMソング。20thシングル「シンクロニシティ」のシライシ紗トリが作曲・編曲を務めた。曲全体で軽やかに響くエレキギターが魅力の楽曲。大好きだった「あなた」と別れる「私」の切ない恋心を、英語フレーズを多数用いて繊細・詳細に描いている。春の季節が待ち遠しくなる音色・歌声が特徴的な、明るく寂しい印象を受けるアップテンポなラブソングである。個人的には、前述したギター・英語と、最後の「お願い Cause I love you」のメロディー・歌声が好きである。


  1. じゃあね。[06:18]

作詞:白石麻衣/作曲:浦島健太・H.Shing/編曲:菊池博人

 Type-A収録楽曲。白石麻衣の卒業ソングで、自身が作詞を務めた(総合プロデューサー・秋元康以外が作詞を務めるのは、坂道シリーズ・乃木坂46では初である)。ピアノ・コーラス・ストリングスが繊細に響くスローバラード。自分を変えてくれた「あなた」に「じゃあね。」と告げる「私」の姿を切なげに描いている。大好きな人と別れて一人で旅立つ白石を歌った、ファンに対する感謝の気持ちが伝わる綺麗な楽曲である。

 個人的には、曲中で登場する乃木坂46要素が好きである(乃木坂46を連想させる「坂道・坂」、6thシングル「ガールズルール」を彷彿とさせる「あの夏の歌声」、真夏の全国ツアーを思わせる「土砂降り・あの花火」等)。尚、この楽曲は、乃木坂46の楽曲で最も長い楽曲である。


  1. アナスターシャ[04:51]

作詞:秋元康/作曲・編曲:中村泰輔

 Type-B収録楽曲。2期生が歌唱する。「僕のこと、知ってる?」同様、中村泰輔が作曲・編曲。ピアノ・コーラス・ストリングスが壮大に響く楽曲で、かつて「僕」が愛していたロシアの少女・アナスターシャ(アナスタシア)に想いを馳せる様子を切なく描いている。愛する重さを背負えなかった過ちに苦しむ「僕」を描いた、思わず胸が締め付けられる儚く哀しい楽曲である。個人的には、遠い異国の風景が浮かぶ、1番Aメロ・Bメロの情景描写が好きである。


  1. 毎日がBrand new day[04:19]

作詞:秋元康/作曲・編曲:APAZZI

 Type-C収録楽曲。3期生が歌唱、久保史緒里が自身初の単独センターを務めた。作曲・編曲を務めたAPAZZIによるシンプルなトラックが特徴。愛しい「君」との距離を縮めたい「僕」の秘密の片想いを、柔和な音色や歌声に乗せて軽やか・朗らかに描いている。聴けば「毎日がBrand new day(新しい一日)」と気づく、「僕」の片想いが成就して欲しいと願うミディアムラブソングである。個人的には、曲全体のブラス & エレキギターと、Aメロ途中・2番Aメロ直前に鳴る鍵盤楽器のグリッサンドが好きである。


  1. I see...[03:59]

作詞:秋元康/作曲:youth case/編曲:佐々木博史

 Type-D収録楽曲。4期生初主演ドラマ「サムのこと」「猿に会う」主題歌。4期生が歌唱する。グルーヴィーなベース・ブラス・コーラス・掛け声等が特徴。「僕」と「君」の久しぶりのランデブーを描いている。「意地を張らずに自分の気持ちに素直になろう!」と歌唱した、4期生の勢いを感じる軽快ディスコナンバーである。個人的には、曲全体のベース・コーラスが好きである(後者は、Bメロの「Baby I'm sorry! Baby」「My love Oh my god! My love」と、ラスサビ直後の「Miss I baby Wow Wow Wow」が特に好きである)。

 尚、作曲はyouth case、編曲は佐々木博史が担当。両者共に男性アイドルグループ・嵐の楽曲提供で有名な音楽作家で、この楽曲で乃木坂46初楽曲提供を果たした(両名がタッグを組むのは、嵐を含めて初である)。また、1990年代ポップスを想起させるファンキーな音色が、「全盛期のSMAPを彷彿とさせる」と話題に。2021年5月7日放送の「ミュージックステーション」等、各種音楽番組でも多数披露された。


  1. ファンタスティック3色パン[03:38]

作詞:秋元康/作曲・編曲:ジンツチハシ

 通常盤収録楽曲。梅澤美波・齋藤飛鳥・山下美月出演映画「映像研には手を出すな!」主題歌。出演メンバー3名が歌唱する。ブラス・ピアノ・パーカッションとエレキギターが魅力の楽曲。新たに二人の仲間ができた、万年ぼっちの「私」の様子を愉快・軽快に描いている。映画の奇抜な世界観がユニークな歌詞から伝わってくる、3つのパンが食べたくなってくるファンタスティックな楽曲である。個人的には、前述した曲全体の痛快な音色が好きである。


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歌唱メンバー

※ センターポジションはで表示
しあわせの保護色
秋元真夏・生田絵梨花・井上小百合・岩本蓮加・梅澤美波・遠藤さくら・大園桃子・賀喜遥香・北野日奈子・久保史緒里・齋藤飛鳥・白石麻衣・新内眞衣・高山一実・中田花奈・樋口日奈・星野みなみ・堀未央奈・松村沙友理・山下美月・与田祐希・和田まあや
サヨナラ Stay with me
秋元真夏・生田絵梨花・遠藤さくら・賀喜遥香・久保史緒里・齋藤飛鳥・松村沙友理・与田祐希
アナスターシャ
伊藤純奈・北野日奈子・佐々木琴子・新内眞衣・鈴木絢音・寺田蘭世・堀未央奈・山﨑怜奈・渡辺みり愛
毎日がBrand new day
伊藤理々杏・岩本蓮加・梅澤美波・大園桃子・久保史緒里・阪口珠美・佐藤楓・中村麗乃・向井葉月・山下美月・吉田綾乃クリスティー・与田祐希
I see...
遠藤さくら・賀喜遥香・掛橋沙耶香・金川紗耶・北川悠理・柴田柚菜・清宮レイ・田村真佑・筒井あやめ・早川聖来・矢久保美緒
ファンタスティック3色パン
梅澤美波・齋藤飛鳥・山下美月

演奏者

※ 必ず他のサイトと比較して下さい

しあわせの保護色

  • Chorus:西国原礼子(X

じゃあね。

  • Guitar:REX(X
  • Chorus:西国原礼子(X

ファンタスティック3色パン


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