ペラペラペラオ(Not yet)- Utapedia

ペラペラペラオ

ペラペラペラオ」は、2011年11月16日に発売された、Not yetの3rdシングルである。


目次

  1. 概説
  2. 楽曲一覧
  3. 外部サイト

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概説

前作「波乗りかき氷」から約4か月ぶりのシングルである。

キャッチコピーは「ペラペラ喋れない分だけ、君が好き」である。

通常盤Type-A・B・C・劇場盤の4形態で発売された。


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楽曲一覧

  1. ペラペラペラオ[04:23]

作詞:秋元康/作曲・編曲:板垣祐介

 音楽番組「ストリートファイターズ」10月度OP曲、自身のレギュラー番組「ヨンパラ FUTUREゲームバトル」ED曲、及び、情報バラエティー番組「お願い!ランキング」11月度ED曲。カフェでアルバイトする意中の「君」に話しかけられない主人公の心情を描いている。曲中では、「君」との歓談を楽しめる男を指す「ペラペラペラオ」が登場しており、直後の「現実は無口な自分」「今はまだよそよそしい自分」が、理想と現実に大差があって少し切なく感じる(裏の切ないピアノがよりそう感じさせる)。片想い男子の緊張と「君」への想いがギターサウンドを通して伝わってくる、明るいNot yetにお似合いのポップアイドルソングである。

 個人的には、サビと違うメロディーのラスサビ「現実は」と、裏で流れる切ないピアノサウンドが好きである。また、個人的には、作曲・編曲を務めた板垣祐介を好きになったターニングソングであり、本作(Type-A)を購入したのがJ-POPやAKB48楽曲を聴き始めて間もない頃だったので、AKB48グループ楽曲の中でもかなり思い入れのある楽曲となっている。

 ちなみに、この楽曲の当初の題名は、2番サビに登場する「おしゃべり自分」だった。また、曲中の「ペラペラペラオ」は全て「おしゃべり自分」で、1番Aメロの「アルバイトしている君に夢中なんだ」は「アルバイトをしてるウェイトレスの君は」、1番Bメロの「心臓がバクバクし始めて」は「心臓がドキドキし始めて」だった。題名・歌詞変更の理由について、総合プロデュース・作詞の秋元康は「おしゃべり自分でも可愛いと思ったが、4人の底抜けに明るい感じを出すには大人しいと思った」「4人が歌うと「ペラペラペラオ」が外国語のように可愛い感じになる」と回答。変更を受けて、既に終了していたレコーディングが再度行われたが、「ペラペラペラオ」についてメンバーには「恥ずかしい」と評され、大島優子には「企画ものではないか」と猛反対された(2012年7月8日放送のNHK-FM「今日は一日"AKB"三昧 IN 東京ビッグサイト」 (46:10~51:35)より/個人的には、確かに奇抜な題名だが、「おしゃべり自分」よりもキャッチーで明るさ・可愛さがあるので、題名は「ペラペラペラオ」で正解だと思った)。


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  1. 海鳴りよ[04:10]

作詞:秋元康/作曲:川浦正大/編曲:若田部誠

 共通カップリング曲。新しい道を行く「君」と別れた主人公の胸の内を描いている。「君」のいない悲しい夜を思わせる暗いサウンドが特徴的で、曲中で何度も登場する「WOW」が曲にグルーヴを付与している。離れていても「君」を想うという主人公の覚悟が切なくなる、表題曲「ペラペラペラオ」とのギャップがある楽曲である。個人的には、海鳴りのように聴こえる前奏・後奏の「WOW WOW WOW WOW」が好きである。


  1. 元カレが結婚する時[04:41]

作詞:秋元康/作曲:すみだしんや/編曲:前嶋康明

 Type-A・劇場盤収録楽曲。2年半付き合っていた元カレが幼なじみの女の子と結婚することを知り、驚き戸惑いショックを受ける主人公を描いている。終始爽やかなギターサウンドの楽曲で、色々思うことはあるものの、それでも二人の結婚を心から祝福する主人公の晴れやかな胸中が伝わってくる。明るいメロディーとサウンド、4人の朗らかな歌声が魅力的なウェディングソングである。個人的には、2番Bメロで「「おめでとう」 言えるかな」と悩むものの、最後には「それでも おめでとう」と祝福の言葉を言えている部分が好きである。


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  1. 風車が見える街[04:13]

作詞:秋元康/作曲:五戸力/編曲:田辺恵二

 Type-B・劇場盤収録楽曲。風車が見える街で生まれ育った主人公が、夢のために都会へ旅立つ様子を描いている。風車がゆっくり回る情景が浮かぶ、アコースティックギター中心の晴れやかなサウンドで展開されている。「大きな夢のかたちが見えたら、君を迎えに戻ってくるよ」という、爽やかな旅立ちを歌った楽曲である。個人的には、1番Aメロで登場した「忘れもの」の伏線を回収したラスサビが好きである。


  1. 味方[04:35]

作詞:秋元康/作曲:角野寿和/編曲:division L

 Type-C・劇場盤収録楽曲。階段に座って背中を丸める「あなた」に対して、自分には何ができるのだろう?と考える「私」を描いている。優しさを感じるメロディーとシンセサウンドが特徴的な楽曲で、「この手であなたをただ抱きしめよう」といった柔らかい言葉が、冷えている心をそっと暖めてくれる。弱さや孤独を愛に満ちた言葉で癒してくれる、優しさと慈しみに溢れた楽曲である。尚、曲中には「私」が「あなた」の味方である描写が多々見られるが、題名の「味方」は曲中では一度も登場しない。また、編曲のdivision Lは、作曲家・渡辺徹の筆名である(Blue Bird's NestチーフマネージャーのTwitter より)。


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