概説
母親がピアノ教師、父親がクラシック好きの音楽一家に誕生。3歳からヴァイオリンを開始し、絶対音感や耳の感度を習得する。
14歳(中学2年終わり頃)の時、文化祭の先輩のバンドでギターに興味を持ち開始。数々のバンドコンテストで優勝する。
高校卒業後、米国・バークリー音楽大学の奨学金試験に最高位で合格し、短期間ながら留学を経験する。
22歳の時、aikoやLINDBERGのサポートキーボーディスト・佐藤達哉の出会いを機に上京。以後、日本のトップアーティストのレコーディングやライブに数多く携わる。
2011年1月、音楽制作ユニット・ゆうなみとうささきを結成。「うささき」として活動する。
「半沢直樹」「コンフィデンスマンJP」「グランメゾン東京」「おっさんずラブ」「ドラゴン桜」「ラブライブ!」「プリキュア」等々、数々のドラマやアニメの劇伴にも参加している。
特徴・豆知識
幼少期は「女の子みたいだ」とからかわれたが、中学生の時には「楽器弾けるの?やべえじゃん!」と言われるようになった。
ギター開始当初、クラシック人間だった親の考えでアコースティックギターを弾いていたが、直後に小学校の時の先生がエレキギターを貸してくれてそれを弾いていた。当時はL'Arc~en~Cielをコピーし、中学3年生の時にはヴォーカル・ギターとして文化祭にも出演。それを見た親にギタリストとしての可能性を見出され、中学卒業の際にESPのエレキギターをプレゼントされ、高校時代にそれを使って練習した。
中高生の頃は、両親が好きなクラシックの他、Mr.ChildrenやB'z、L'Arc~en~Ciel・KenのルーツであるYngwie Malmsteenや、MR.BIG等のハードロック、ドリーム・シアター等のメタルを聴いていた。
高校生の時に地元の音楽教室に通い始め、元スタジオミュージシャンの講師兼恩師・石ケ森宗悦に出会う。その石ケ森にスタジオミュージシャンを勧められて以降は、ジャズやAORを聴くようになり、Steve LukatherやMichael Landau等のLAスタジオギタリストに傾倒、職人気質のスタジオミュージシャンを意識するようになる。
高校卒業後にバークリー音楽大学に留学するも、英語の壁と合わない食べ物ですぐに帰国、最初の挫折を経験する。
上京直後は伝手がないため仕事がなく、自作曲のテープを事務所やレコード会社に送ったり、スタジオや楽器屋のメンバー募集貼紙に連絡して、様々なバンドやソロシンガーのギター演奏をしたりしていた。
シンガーソングライターの松藤量平のサポートを経て、松藤の作品でギター演奏を務める石成正人と接点を持つ。その後、東日本大震災の影響によるツアースケジュールの変更で、JUJUと平井堅のライブ日程が重なる日があることを受けた石成氏から、「JUJUのライブのトラ(代役)を務めて欲しい」と頼まれる(その時に「自分と全く同じプレイをして欲しい」と自宅で手解きを受けた)。それを機に石成氏から代役演奏を頼まれ、5~6年の時を経て師弟関係となった。
松藤のサポートをしていた時期に弦一徹(落合徹也)の知り合いのカメラマンに出会い、HP用撮影の手伝いを頼まれる。その際、落合氏にFNS歌謡祭の仕事を紹介され、その現場で大ファンであるゆずのバンドメンバー・蔦谷好位置に出会う。その際に楽屋の前で待って連絡先を教えてもらい、半年後の新人アーティストのレコーディングを経て、ゆずやSuperflyの作品に参加するようになる。
自身が目指していた「ジャンルレス・オールマイティー」がコンプレックスだった頃があったが、それらが求められる劇伴に参加したことで少し自信を持てるようになった。
ギターのみならず、音楽のきっかけであるヴァイオリンや、バンジョー・マンドリン・ブズーキー・ウクレレ・ウード (アラブ音楽圏の弦楽器)・マカフェリ(ジプシー・スウィングで使用される楽器)等の民族楽器も弾きこなす。
愛称はコジローで、ミドルネームにした佐々木"コジロー"貴之名義でクレジットされることも多い(由来は佐々木小次郎と思われる)。
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演奏作品
- 「Lily」[Guitar Solo]
- 「初恋至上主義」
- 「麒麟の子」
- 「Share The Time」[E & A]
- 「Amazing Romance」[E]
- 「Lovin' you」[E & A]
- 「気楽にやろうよ」
- 「NEW WORLD MUSIC」[1]
- 「風乞うて花揺れる」[E & A]
ゆず
- 「彼方」[E]
- 「1か8」[E]
- 「LOVE & PEACH」[E]
- 「with you」[E]
- 「ヒカレ」[E]
- 「よろこびのうた」[A/★]
- 「素顔のままで」
- 「二人三脚[Album Session]」[E]
- 「イロトリドリ(ゆず × いきものがかり)」[2]
- 「カナリア」[12st A.Guitar]
- 「タッタ(Album ver.)」[E & A]
JUJU
- 「ありがとう」
- 「夏になって歌え」
- 「君に届くまで」
Superfly
- 「Bi-Li-Li Emotion」[E/★]
- 「Live」[E & A/共同E.Guitar]
- 「色を剥がして」[E/★]
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