概説
前作「アッカンベー橋」から約3か月ぶりのシングルである。
キャッチコピーは「見よ!あれが、青春のフラッグだ」である。
初回限定盤A・B・C・通常盤の4形態で発売された。
2010年6月30日にはシングルDVDも発売された(自身最後のシングルDVDである)。
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楽曲一覧
- 青春のフラッグ[04:43]
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ブラス・ギター・ピアノ等が軽快に響くポップソング。頑張っている人、挫けそうな人、希望を見失いかけている人等、誰もが経験する挫折を目の前にしている人へ向けた、とことん前向きな渡り廊下走り隊からの応援歌となっている(YouTube公式PV より)。「自分に負けるな!」「諦めるな!」と可愛い声で鼓舞激励する、聴くと全力を出し切れる爽快ファイトソングである。個人的には、編曲・生田真心の特長である前述の音色が好きである。また、前奏・サビ・後奏の効果音も好きである。尚、題名・曲中に「フラッグ」が登場するからか、サビの振付は手旗信号の「頑張れ」「負けるな」をモチーフにしている。
- 走り隊 GO! GO! GO![03:46]
作詞:秋元康/作曲:小川コータ/編曲:木之下慶行
- Guitars & Programming:木之下慶行
- Rhythm Programming:上江洌亮司
- Synthesizer Programming:神保トモヒロ
- Chorus:久保田薫
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ドラム・ギター・ベース・シンセが痛快に響くポップソング。渡り廊下走り隊のコンサートを題材とした、ピンボールみたいに弾ける楽曲となっている。間奏では、観客に向けた各メンバーの掛け声が登場。ラスサビへ向けて更にヒートアップする展開となっている。渡り廊下走り隊の意地と夢を凝縮した、溜めたエネルギー全開の爽快アッパーチューンである。個人的には、曲全体の音色と可愛い歌声が好きである。また、尚、1番Aメロで「貯めてたエネルギー」が登場するが、意味的には「溜めてたエネルギー」が正しいと思った。
- 軟体恋愛クラゲっ娘[03:21]
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渡辺麻友のソロ楽曲。わがままかつ嫉妬深い、人生で初の恋人「あなた」に手を焼く「私」の恋心を描いている。低く唸るエレキギターが恋の深さと海の暗さを、キーボードが浮遊感を表現しているように聴こえる。夢心地の恋する少女の骨抜きハートをクラゲに例えた、渡辺の歌声がとにかく可愛いラブソングである。
個人的には、曲全体の音色と歌声、久保田薫のコーラスが好きである。また、この楽曲は、渡辺麻友のアルバム「Best Regards!」完全生産限定盤Aにも収録された。尚、曲中では「クラゲ=軟体動物」としているが、外套膜(内臓を覆う軟体動物の特徴である膜)がないため、クラゲは軟体動物ではない。
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