概説
前作「ギュッ」から約5か月ぶりのシングルである。
キャッチコピーは「好きな人がいても、いなくても、バレンタインデーは、お祭りだ！」である。
岩佐美咲・小森美果が新規加入し、ユニット名を「渡り廊下走り隊7」に改めてから初のシングルである。
初回盤A・B・通常盤の3形態で発売された。
初回盤A・BのC/Wには、AKB48公演曲のセルフカヴァーが収録されている。
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楽曲一覧
- バレンタイン・キッス［03:54］
作詞：秋元康／作曲：瀬井広明／編曲：大内正徳
- All Programming & Guitars：大内正徳
- Chorus：久保田薫
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セブン＆アイ・ホールディングス「新・バレンタイン宣言」CMソング。2010年7月よりニッポン放送で始まった、ラジオ番組の限定企画ユニット・渡り廊下走り隊7名義での初リリース作品である（本作以降、グループは「渡り廊下走り隊7」として活動するようになった）。
1986年2月1日発売の、国生さゆり（国生さゆりwithおニャン子クラブ名義）のソロデビューシングル「バレンタイン・キッス」のカヴァーで、原曲発売から25年後の2011年2月2日に発売された。原曲の編曲が佐藤準であるのに対し、この楽曲では大内正徳が担当。現代風にアレンジされたアップテンポなナンバー（YouTube公式PV より）で、間奏がサックスから打ち込みストリングスに変更されている（その他変更点は多数ある）。2月14日を翌日に控えた少女の時めく恋心を歌った、恋の記念日に相応しいバレンタインソングである。個人的には、大内氏演奏のエレキギターと、原曲の良さを2010年代ver.にアップグレードした編曲が好きである。
- ソミソミラシラ［04:05］
- Programming & All Other Instruments：岩田雅之
- Guitars：堀越信泰
- Trumpet：佐々木史郎・佐久間勲
- Trombone：河合わかば
- Tenor & Baritone Saxophone：本田雅人
- Chorus：久保田薫
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共通カップリング曲。ジャニーズ楽曲の編曲・コーラスで知られる岩田雅之が編曲を務めた。ブラスが高らかに鳴り響く明るいサウンドで、終始鳴るエレキギターが非常にグルーヴィー。男友達に告白する少女を描いた楽曲で、音階を用いたAメロ・サビの歌詞「愛はソミソミラシラ」がなかなか面白い。一年に一度のフェスティバルを彩るに相応しい、渡り廊下走り隊7のオリジナル・バレンタインソングである。個人的には、前述の音色や歌詞の他、久保田薫による前奏・サビ・間奏のコーラスが好きである。
- 初恋よ こんにちは［03:46］
作詞：秋元康／作曲：前山田健一／編曲：樫原伸彦
- Chorus：久保田薫
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初回盤A収録楽曲。渡辺麻友・多田愛佳・平嶋夏海・岩佐美咲が歌唱する。AKB48 チームB 5th Stage「シアターの女神」内楽曲のセルフカヴァーである（そのため、間奏の「初めまして、〇〇〇〇です」が、歌唱メンバーの名前に変更。3名が4名に増えたため、若干駆け足で詰め込み気味になっている）。
- パジャマドライブ［03:55］
- Chorus：久保田薫
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初回盤B収録楽曲。渡辺麻友・仲川遥香・菊地あやか・小森美果が歌唱する。AKB48 チームB 3rd Stage「パジャマドライブ」内楽曲のセルフカヴァーである。
- 夕陽のいじわる［03:20］
作詞：秋元康／作曲：畑野嘉男／編曲：小西貴雄
- All Programming & Piano：小西貴雄
- Guitars：朝井泰生
- Chorus：久保田薫
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通常盤収録楽曲。渡辺麻友のソロ楽曲。古き良き昭和歌謡サウンドの楽曲で、待ち合わせに遅れる恋人にやきもきする少女を描いている。朝井泰生演奏のアコースティックギターが、木枯らしの中の学生街を的確に表現。間奏には渡辺の可愛い台詞があり、渡辺の恋人気分を心行くまで堪能することができる。門限を短くさせるいじわるな夕陽への思いを歌った、懐かしくも新しい純情歌謡曲である。
個人的には、Aメロ・サビ直前で鳴るビブラスラップと、久保田薫による前奏・間奏・後奏のコーラスが好きである。尚、この楽曲は、渡辺麻友のアルバム「Best Regards!」完全生産限定盤Bにも収録された。
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