気まぐれロマンティック

1. 気まぐれロマンティック［04:03］

作詞・作曲：水野良樹／編曲：江口亮／弦編曲：クラッシャー木村

• Sound Produced by 江口亮（Stereo Fabrication of Youth）
• Drums：小松シゲル（NONA REEVES）
• E.Bass：沖井礼二 from FROG
• E. & A.Guitar：清水ひろたか
• Piano：皆川真人
• Trombone：五十嵐誠・榎本裕介
• Trumpet：中野勇介・尾崎あゆみ
• Strings：クラッシャー木村ストリングス
• Programming & All Other Instruments：江口亮

小松シゲル from NONA REEVES by courtesy of TOKUMA JAPAN COMMUNICATIONS CO.,LTD.

　ドラマ「セレブと貧乏太郎」主題歌（自身初の民放ドラマ主題歌である）。10thシングル「ブルーバード」同様、江口亮が編曲を、クラッシャー木村が弦編曲を務めた。バンドサウンドに、山下演奏のハーモニカ、ピアノ、ブラス、ストリングスを加えたアップテンポナンバーで、時に意地を張る素直でキュートな女心の本音を、恋の不安や期待と共に綴っている。キャッチーなメロディーとヴォーカル吉岡の真っ直ぐな歌声といった、いきものがかりの魅力が凝縮されたキラーチューンとなっている。恋する女性のダーリンに対する素直な気持ちを歌った、ロマンティックかつドラマティックなポップラブソングである。

　個人的には、歌詞に散見されるロマンティック要素（「恋のアンテナ」「こしゃくなエクボ」「My Sweet Sweet Darling」やサビ直前の「ね」）が好きである。サウンド面では全ての音色が好きだが、前奏・ラスサビ途中・後奏のピアノグリッサンドと、1番A'メロの優しいストリングス、2番Aメロの高らかなブラスが特に好きである。尚、3rdアルバム「My song Your song」の歌詞カードでは、クレジットから「Piano：皆川真人」が抜け落ちている。

　ちなみに、元々は「サンデーモーニング」という仮題のバラードテンポの楽曲だった（これに関しては、作詞・作曲の水野が 2012年4月10日 ・2012年5月10日 に自身のTwitterにて言及した）。また、2018年放送のアニメ「からかい上手の高木さん」第1話・第2話・OVAのED曲としても使用された（公式動画はこちら ／編曲・ヴォーカルディレクションはel、歌唱は高木さん役の高橋李依が務めた）。

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2. message［04:18］

作詞・作曲：山下穂尊／編曲：中村太知

• Sound Produced by 中村太知（bluesofa）
• Drums & Tambourine：宮川剛
• Drums：石井悠也
• E.Bass：スティング宮本
• Piano：五十嵐宏治
• E. & A.Guitar & Programming：中村太知

　NintendoDS用ゲームソフト「大合奏！バンドブラザーズDX」CMソング。王道バンドサウンドに、作詞・作曲を務めた山下演奏のハーモニカ、ピアノ、タンバリン、ヴァイオリンを加えたポップサウンドとなっている。なかなか会えない恋人にやきもきする女性を描いた楽曲で、ケータイのメール要素を含んだ絵文字「（-.-;）」「（＞＜）」が曲に可愛さを与えている。「君」からのメッセージに怒り心配し嬉しくなる様子を歌った、表題曲「気まぐれロマンティック」同様、愛しさを感じるラブソングである。

　個人的には、可愛らしい曲中の音色と、歌詞の特別読み（「無問題（もーまんたい）」「単純（シンプル）な魔法（マジック）」「言葉鍵（キーワード）」）が好きである。尚、3rdアルバム「My song Your song」収録ヴァージョンには、ラストに携帯電話の着信音と、ヴォーカル吉岡の台詞が追加されている。

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