好きというのはロックだぜ!(乃木坂46)- Utapedia

好きというのはロックだぜ!

好きというのはロックだぜ!」は、2022年8月31日に発売された、乃木坂46の30thシングルである。


目次

  1. 概説
  2. 楽曲一覧
  3. 歌唱メンバー
  4. 演奏者
  5. 外部サイト

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概説

前作「Actually...」から約5か月ぶりのシングルである。

体調不良で活動休止の早川聖来は、いずれの楽曲にも参加していない。

Type-A・B・C・D・通常盤の5形態で発売された。

ジャケットの雰囲気が、21stシングル「ジコチューで行こう!」に似ていると感じた。

収録曲に卒業ソング(卒業メンバー歌唱のソロ楽曲)が収録されていない(23rdシングル「Sing Out!」以来7作ぶりである)。


楽曲一覧

  1. 好きというのはロックだぜ![05:32]

作詞:秋元康/作曲・編曲:野村陽一郎

 4期生の賀喜遥香がセンターを務めた楽曲(表題曲のセンターは、28thシングル「君に叱られた」以来である)。6thシングル収録曲「扇風機」を編曲した、野村陽一郎が作曲・編曲。バラードを思わせる切ないピアノから一転、ドラムとエレキギターを中心に展開される爽快ロックナンバーとなっている。夢も希望も友達もなく、自分自身が嫌いだった「僕」が、「君」のことを好きになって前向きになる軌跡を描いている。誰かを好きになることの良さと愛の力を感じられる、乃木坂46をもっと好きになれるロックチューンである。

 個人的には、初めて聴いた時に「題名に「ロック」と付けるほどのロックナンバーか?」と思ったが、前述のピアノや曲全体の音色が発売時期の残暑とマッチしており、一転して好きな楽曲となった(尚、曲中に「ロック」は一度も登場しない)。また、1番Aメロの歌詞「世界で一番 僕が嫌いなのは僕だと 気づいた時から黙り込んでしまった」を見た時、「まだ僕は僕を好きになれていなかったのか」と思った。


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  1. Under's Love[04:19]

作詞:秋元康/作曲・編曲:amazuti

 共通カップリング曲。アンダーメンバーが歌唱、本作で卒業する和田まあやが、最初で最後のセンターを務めた。クリエイターユニット・amazutiの敬也GAKが作曲・編曲。17thシングル「インフルエンサー」を彷彿とさせるラテンナンバーで、センターで踊るダンサー「あなた」に恋する「私」を描いている。「あなた」への秘めた思いと成就した恋を歌った、燃え上がる情熱的なラブソングである。個人的には、曲全体のアコースティックギターが好きである。


  1. 僕が手を叩く方へ[04:35]

作詞:秋元康/作曲・編曲:藤谷一郎

 Type-A収録楽曲。3期生が歌唱、久保史緒里が前作収録楽曲「価値あるもの」に続いてセンターを務めた。題名にあるハンドクラップが随所で響く楽曲。新型コロナウイルス感染症対策によりライブで発声できない中で、ファンと一体感を生み出すには持って来いの演出となっている。その他、アコースティックギター・ピアノ・オルガンの音色も温かく、暗い孤独の闇の中でも3期生の優しい気配を感じることができる。「君は一人じゃない、頑張れ」「道を間違えても生きろ」と励ます、道に迷いそうな時に聴きたい珠玉の応援歌である。

 個人的には、歌詞・旋律・音色・歌声全てが好きである。特に、カオス社会に疲れた人を慰める歌詞が好きである。また、2番Aメロ直後の悲痛なエレキギターソロが、不安・絶望・無力さから来る慟哭に聴こえた(公式MV の該当箇所で久保が披露するダンスも、無力な自分に嘆く様子を表しているように見えた)。


  1. ジャンピングジョーカーフラッシュ[04:00]

作詞:秋元康/作曲・編曲:Kuboty

 Type-B収録楽曲。4期生が歌唱、筒井あやめが自身初のセンターを務めた。ギター・ベース・ドラム・オルガン・ブラス・パーカッション等々、様々な音色が暴れる楽曲。「大人や常識に反抗して、青春の日々を謳歌しよう!」と高らかに歌っている。表題曲「好きというのはロックだぜ!」が残暑に合う楽曲ならば、この楽曲は盛夏に合う楽曲となっている(個人的には、表題曲よりロックだと思う)。4期生の合言葉「ジャンピングジョーカーフラッシュ」を連呼する、ノリノリになって踊れる痛快ロックチューンである。

 個人的には、前述の音色の他、曲全体の軽快な歌詞(特に2番Aメロの歌詞)と、off vocal ver.でも聴こえる女声コーラスが好きである。尚、2番Bメロの歌詞の一部が、「語呂良けりゃいいんだ」と誤表記となっている(正しくは「語呂が良けりゃいいんだ」)。また、2番サビの歌詞の一部が、「輝やける」と誤った送り仮名になっている(正しくは「輝ける」)。


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  1. バンドエイド剥がすような別れ方[04:49]

作詞:秋元康/作曲・編曲:A-NOTE・S-TONE

 Type-C収録楽曲。5期生が歌唱、「小吉」の愛称で親しまれる菅原咲月がセンターを務めた。砂浜の白い貝殻・寄せる波を想像させる爽快ナンバー。徐々に会わずにフェードアウトしてゆく夏の恋を、バンドエイドをそっと優しく剥がす行為に例えている。曲中の「僕」は夏の恋を終わらせようと決めるも、「バンドエイドは一気に剥がせない」と、諦められずにこのままずっと想うだろうと述べている。自分の都合で終わらせられない制御不能の恋を描いた、爽やかながらどこか切ないラブソングである。

 尚、題名の「バンドエイド」は、ジョンソン・エンド・ジョンソンが製造・販売する、救急絆創膏の商品名・登録商標である。また、2番サビ・Cメロの「カットアウト」は、映画・テレビ等で、音声や映像を急に消すことである。ちなみにこの楽曲は、2022年4月1日に活動を開始した川﨑桜の歌唱初参加楽曲となった。


  1. パッションフルーツの食べ方[03:40]

作詞:秋元康/作曲:杉山勝彦Kanata Okajima/編曲:杉山勝彦

 Type-D収録楽曲。本作発売時点での最多提供数を誇る杉山勝彦が作曲・編曲。作曲は、嵐・BTS等々、多数のアーティストの作品に携わる岡嶋かな多と共同で務めた。英語フレーズが多数登場する楽曲。パッションフルーツの食べ方を知らない女子の心情を描いている。「好き嫌いに関係なく、いろんな経験をしよう」と歌う、パッションフルーツが食べたくなるトロピカルソングである。個人的には、曲中のベース(特に最初と最後のAメロ)と久保史緒里の歌声、最後に聴こえる遠藤さくらの吐息が好きである。

 尚、杉山氏はTwitter にて、岡嶋氏のメロディーセンスやラップを高く評価。トラックメーカー側でコライトするのはレアで、自身の役割を「APAZZI側のポジション」と表現した(杉山氏の単独編曲作品は坂道シリーズでは初である)。また、Spotify では、岡嶋氏の名前が「岡島かなた」と表記されている。ちなみに、この楽曲に対する賀喜遥香の評価やレコーディングの裏話が、乃木坂LOCKS! にまとめられている。


  1. 夢を見る筋肉[03:55]

作詞:秋元康/作曲:月光テツヤ/編曲:あらケン

 通常盤収録楽曲。乃木團以来のバンド・乃木坂軽音部が歌唱する(メンバーは、伊藤理々杏 (Vocals)・林瑠奈 (Vocals)・松尾美佑 (Drums)・向井葉月 (Guitar)・矢久保美緒 (Bass)・和田まあや (Keyboards) 。乃木團の和田は、サポートメンバーとして参加した)。ロックバンド・月光グリーンのテツヤが作曲。切れ味のいいエレキギターが痛快な楽曲で、夢に向かって直向きに走る青春について歌っている。「不器用な生き方は筋肉になる」と訴える、失敗・挫折した時に聴きたいロックナンバーである。個人的には、前述のエレキギターと林の歌声が好きである。


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歌唱メンバー

※ センターポジションはで表示
好きというのはロックだぜ!
秋元真夏・岩本蓮加・梅澤美波・遠藤さくら・賀喜遥香・掛橋沙耶香・金川紗耶・久保史緒里・齋藤飛鳥・佐藤楓・柴田柚菜・鈴木絢音・清宮レイ・田村真佑・筒井あやめ・樋口日奈・山下美月・弓木奈於・与田祐希
Under's Love
伊藤理々杏・北川悠理・黒見明香・阪口珠美・佐藤璃果・佐藤楓・中村麗乃・林瑠奈・松尾美佑・向井葉月・矢久保美緒・吉田綾乃クリスティー・和田まあや
僕が手を叩く方へ
伊藤理々杏・岩本蓮加・梅澤美波・久保史緒里・阪口珠美・佐藤楓・中村麗乃・向井葉月・山下美月・吉田綾乃クリスティー・与田祐希
ジャンピングジョーカーフラッシュ
遠藤さくら・賀喜遥香・掛橋沙耶香・金川紗耶・北川悠理・黒見明香・佐藤璃果・柴田柚菜・清宮レイ・田村真佑・筒井あやめ・林瑠奈・松尾美佑・矢久保美緒・弓木奈於
バンドエイド剥がすような別れ方
五百城茉央・池田瑛紗・一ノ瀬美空・井上和・岡本姫奈・小川彩・奥田いろは・川﨑桜・菅原咲月・冨里奈央・中西アルノ
パッションフルーツの食べ方
梅澤美波・遠藤さくら・久保史緒里・与田祐希
夢を見る筋肉
伊藤理々杏林瑠奈・松尾美佑・向井葉月・矢久保美緒・和田まあや

演奏者

※ 必ず他のサイトと比較して下さい

Under's Love

僕が手を叩く方へ

ジャンピングジョーカーフラッシュ

夢を見る筋肉


外部サイト


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