概説
前作「大声ダイヤモンド」から約4か月半ぶりのシングルである。
キャッチコピーは「2019年、僕はどこで 何をしているのだろう?」である。
表題曲「10年桜」は、卒業をテーマにしたアップテンポなメッセージソング。C/W「桜色の空の下で」と合わせて、コンセプト"卒業マキシシングル"を貫いた作品となっている(個人的に両者は同じ卒業式を描いており、前者に出て来る「僕」「君」は、後者に出て来る「あなた」「私」と同一人物なのではないかと感じた)。
通常盤・劇場盤の2形態で発売された。
本作発売10年後の2019年3月4日、センターの一人・前田敦子が第1子出産を報告した。
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楽曲一覧
- 10年桜[04:16]
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DMM.comCMソング・フジテレビ系「第30回記念まつえレディースハーフマラソン」イメージ曲・バラエティー番組「SAKAE TA☆RO」3月度ED曲。前作同様、井上ヨシマサが作曲・編曲を務めた。唱歌「仰げば尊し」の旋律から始まる痛快バンドナンバー。桜咲き誇る卒業式で、好きな「君」との再会を誓う「僕」の姿を軽快に描いている。「10年後にまた会おう」と明るく爽やかな声で歌った、前向きな別れ・始まりの春を感じるポジティブ・ポップチューンである。個人的には、歌詞・旋律・音色・歌声全てが好きである(特に、前年の卒業ソング「桜の花びらたち」と対照的な弾ける音色が好きである)。
- 桜色の空の下で[05:21]
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選抜メンバー歌唱楽曲(SKE48の松井珠理奈・松井玲奈を除く)。ベース・コーラス・エレキギターが切なく響く楽曲で、桜色の空の下で卒業式に臨む「私」の切ない胸中・好きな「あなた」への恋心を描いている。「寂しいけれど前を向いて信じて行こう」と歌唱した、卒業の切なさ・新たな日々に対する希望を感じるバラードである。個人的には、暗いAメロ・Bメロ→明るいサビの転調が好きである。また、この楽曲が、明るく陽気な表題曲「10年桜」との差別化を強く意識した楽曲のように感じた。
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歌唱メンバー
※ センターポジションは赤で表示10年桜 |
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板野友美・大島麻衣・大島優子・小野恵令奈・河西智美・柏木由紀・北原里英・倉持明日香・小嶋陽菜・指原莉乃・篠田麻里子・高橋みなみ・藤江れいな・前田敦子・松井珠理奈・松井玲奈・峯岸みなみ・宮崎美穂・宮澤佐江・渡辺麻友 |
桜色の空の下で |
板野友美・大島麻衣・大島優子・小野恵令奈・河西智美・柏木由紀・北原里英・倉持明日香・小嶋陽菜・指原莉乃・篠田麻里子・高橋みなみ・藤江れいな・前田敦子・峯岸みなみ・宮崎美穂・宮澤佐江・渡辺麻友 |