つなぐ（嵐）- Utapedia

概説

前作「I'll be there」から約2か月ぶりのシングルである。

初回限定盤・通常盤の2形態で発売された。

初回限定盤には、C/W「お気に召すまま」が収録されている。

通常盤には、C/W「Reach for the sky ～天までとどけ～」「抱きしめたい」「Under the radar」が収録されている。

作詞：paddy／作曲：Peter Nord・Kevin Borg／編曲：Peter Nord・佐々木博史

　大野智主演映画「忍びの国」主題歌。ダイナミックなギター・三味線が印象に残る楽曲で、「無常な戦国乱世でも、人を想いやる一途な愛が、時代を救い導いてゆく」と思わせる曲となっている。「どんな暗い夜でも、あなたを奪い去って守りぬく」と、切なく力強く誓った"究極の和風ラブソング"である。個人的には、曲全体（特に間奏）の躍動感に溢れた音色と、ラスサビの大野のフェイクが好きである（ミュージシャンクレジットは、16thアルバム「「untitled」」のページを参照して下さい）。

作詞：WINESS／作曲：Justin Reinstein・Saw Arrow／編曲：Justin Reinstein

　初回限定盤収録楽曲。「花」のJustin Reinsteinが作曲・編曲を務めた（作曲はSaw Arrowと共作）。スタイリッシュな音色が魅力の上品・優雅なダンスナンバー。週末の街で遅刻症の「君」と過ごす一夜の様子を艶やかに描いている。Goddess≒キミと育む愛を描いた、煌めく世界が脳内に浮かぶ爽快サマーラブソングである。個人的には、英語と印象的な言葉（「星空の滑走路（みち）」「リキュール」等）を多数用いたクールな歌詞と、Cメロの相葉雅紀の「「逢いたい」と言えばいい」の囁く声が好きである。

作詞：RUCCA／作曲：Simon Janlöv・Funk Uchino／編曲：藤間仁

　通常盤収録楽曲。自身出演のJAL「先得キャンペーン2017」CMソング。ストリングスやピアノ・ギターが印象に残るミディアムナンバー。歌詞の綺麗な特別読みが特徴として挙げられる。青い空へと高く飛び立つJALの飛行機が脳内に浮かぶ、夏空の下に飛び出したくなる爽やかエールナンバーである。尚、歌詞に一切登場しない題名「Reach for the sky」は、副題の「天までとどけ」を意味する英語の熟語である。また、Storm Labels公式サイトでは、「Reach for the sky ～t天までとどけ～」と誤表記されている。

作詞：IROCO-STAR／作曲：Simon Janlöv・Mr. Mustard／編曲：前口渉

　通常盤収録楽曲。編曲家・前口渉が、23rdシングル収録曲「truth」以来、約9年ぶりに編曲を務めた。シンセ・コーラス・ギター・ベースで構成されたラブソング。すれ違う日々の末にへそを曲げた異性に対する、申し訳なさと「抱きしめたい」と想う恋心を描いている。大切であるが故に躊躇ってしまう姿を描いた、無事に和解ができますようにと願いたくなる一曲である。個人的には、楽曲の世界観が想像しやすいシンプルな歌詞と、曲全体の音色（特に間奏のコーラスエフェクト）が好きである。

作詞：市川喜康／作曲：Kevin Charge・Erik Lidbom／編曲：Kevin Charge

　通常盤収録楽曲。高らかなホーンが際立つ近未来的ラブソング。バーチャル空間を連想させる英語が多数登場している（ホログラム・ナノレベル・プログラムミス・ガジェット等）。欲望に満ちた禁断の愛をクールな音色で華麗に描いた、ライヴ会場のレーザービームが脳内に浮かぶ一曲である。個人的には、性的興奮を連想させる曲全体の高音ブラスと、櫻井翔の歌声（特に2番Bメロとラスサビの「You & Me Tonight, Oh」が好きである）。尚、サビで何度も登場する題名「Under the radar」は、「秘密裏に」を意味する英語の熟語である。

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