桜、みんなで食べた

1. 桜、みんなで食べた［04:00］

作詞：秋元康／作曲：Ryosuke "Dr.R" Sakai／編曲：野中"まさ"雄一

　東京モノレール × HKT48CMソング・自身出演バラエティー番組「HKT48のおでかけ！」ED曲。長期間かけ仲良くなったクラスメイトとの別れの様子を、疾走感ある旋律・音色に乗せて軽やかに歌っている。仲間と作る最後の思い出「桜、みんなで食べた」を描いた、非常に明るくもどこか切ない涙テイストソングである。個人的には、曲全体のエレキ & アコースティックギターが好きである。また、前奏・サビの可愛い掛け声「1! 2! 3! 4!」と、サビと異なるラスサビのメロディー「全部、食べてしまおう 大切な記憶も…」も好きである。

2. 君はどうして？［04:07］

作詞：秋元康／作曲・編曲：後藤次利

　共通カップリング曲。常盤薬品工業・熊本日日新聞CMソング。選抜メンバーが歌唱する。ゴールデンコンビの片割れ・後藤次利が作曲・編曲。中学時代の同級生「君」と偶然再会をした「僕」の姿を描いている。曲中では、「君」の服装と髪型の変化を詳しく描写。短髪上下ジャージ→長髪花柄ノースリーブスに変わった「君」に驚く「僕」の姿も詳細に描いている。「君はどうして 輝いてるの？」と明るく可愛い声で尋ねた、眩しく輝く少女に恋する瞬間を歌った一曲である。個人的には、曲全体のドラム・ギターが好きである。

3. 既読スルー［04:03］

作詞：秋元康／作曲：伊藤寛之／編曲：佐々木裕

　Type-A収録楽曲。Team Hが歌唱する。疾走感あるエレキギターが印象に残るアッパーチューン。クラスメイトの前でよそよそしい態度を取られた「私」が、ラブラブの恋人「あなた」からの言い訳LINEを無視する姿を楽しげに歌っている。受信内容を読んでいるのに返信をしない「既読スルー」を、可愛い音色・歌声で描いた明るくポップなラブソングである。尚、前奏・後奏の「KS」は「既読スルー（Kidoku Surū）」の略語である。また、Wikipedia では、「既読スルー」に言及した楽曲として紹介されている。

4. 昔の彼氏のお兄ちゃんとつき合うということ［03:59］

作詞：秋元康／作曲・編曲：Mr.BLACKHOLE

　Type-B収録楽曲。Team KⅣが歌唱する。暗く不穏なシンセ & ギターサウンドが魅力の楽曲。先月まで付き合っていた彼氏の兄と付き合う「私」を描いている。色々あって最後に「あなた」の元に行き着いた「私」を描いた、複雑な事情・恋心が伝わるミディアムラブソングである。個人的には、暗いAメロ・Bメロ→明るいサビの転調が好きである（前者が過去の恋愛遍歴、後者がそれらを全て捨てて新たな恋を始める様子を表しているように感じた）。

5. 覚えてください［05:18］

作詞：秋元康／作曲：Kakko／編曲：佐々木裕

　Type-C収録楽曲。研究生が歌唱する（自身初の「研究生」名義の楽曲である）。顔と名前を覚えてもらいたい研究生の姿を描写。間奏では、研究生15名が快活な声で自身の名前を述べている（個人的には、田中美久のいたいけな声が好きである）。「正規メンバーだけじゃなくて、私も見て！」と朗らかに伝えた、元気で初々しい歌声に心が和む一曲である。個人的には、サビのフレーズ「まだ蕾も隠れているよ」の「まだ蕾」が「マダツボミ（全国図鑑№0069のポケモン）」に聴こえた。

6. 君のことが好きやけん［04:10］

作詞：秋元康／作曲：織田哲郎／編曲：野中"まさ"雄一

　劇場盤収録楽曲。選抜メンバーが歌唱する。チームH「博多レジェンド」公演の2曲目の楽曲。AKB48の14thシングル収録曲「君のことが好きだから」の博多弁ver.で、曲全体の譜割りや一部歌詞の変更が見受けられる（1番Aメロの「ずっと ずっと ずっと 祈っているよ」→「ずっと ずっと ずっと ずっと 祈っとるばい」等）。原曲同様、「君が好きだ」という恋心が伝わってくる、歌詞・旋律・音色・歌声・方言が可愛いラブソングである。個人的には、2番サビの「僕は神に感謝しとるばい」の歌声が好きである。

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