LEO-NiNE(LiSA)- Utapedia

LEO-NiNE

LEO-NiNE」は、2020年10月14日に発売された、LiSAの5thアルバムである。


目次

  1. 概説
  2. 楽曲一覧
  3. 外部サイト

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概説

1stベストアルバム「LiSA BEST -Day- & LiSA BEST -Way-」から約2年ぶりのアルバムである。

4thアルバム「LiTTLE DEViL PARADE」から約3年半ぶりのオリジナルアルバムである。

既発曲は、14th~16thシングルと、配信シングル「愛錠」、先行配信楽曲「マコトシヤカ」である。

田淵智也・PABLO・金井政人・小南泰葉が楽曲提供。Rhysa・石黒浩太郎・Kid'z・穴見真吾・misaki・ヒトリエが演奏に参加している。

アニメ主題歌や大型タイアップソングを多数収録。自身が持つロック・ポップ・パンク等のジャンルを飛び越えた自在な音楽性が彩る、ライヴで盛り上がること間違いなしの"LiSAワールド全開"の内容に仕上がっている。

題名「LEO-NiNE」には、「ライオンのような・勇猛な・堂々とした」という意味と、デビュー9年目のアルバムという意味が込められている。「辛い時も空腹な時も、胸を張って夢に向かい、自分や大切な仲間の為に、赤いたてがみを風に靡かせ強く生きる」百獣の王・ライオンが持つ、強さ・孤独・責任・生命力を詰め込んだ会心の一作となっている。

完全生産限定盤 (CD+Blu-ray Disc+上製本フォトブック)・初回限定盤A (CD+Blu-ray Disc+LiSA撮り下ろしブックレット)・初回限定盤B (CD+DVD+LiSA撮り下ろしブックレット)・通常盤の4形態で発売された。

当初は全国アリーナツアー前の2020年5月発売予定だったが、約6か月後に延期された。そのため、結果的に同時発売となった17thシングル「炎」は未収録である。

レコーディングコーディネーション・ディレクションとアルバムディレクターを、本作収録楽曲の編曲を多数務める江口亮(Fabrik)が務めた(後者は、A&Rプロデューサーの長谷川"SPARK"洋輔(SACRA MUSIC/YAEVA MUSiC)と共同)。


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楽曲一覧

  1. play the world! feat.PABLO[04:18]

作詞:LiSA・田淵智也/作曲・編曲:PABLO a.k.a. WTF!?

  • Drums:SHiN
  • Chorus:Rhysa・石黒浩太郎・ナカノトモユキ
  • Guitar & All Other Instruments:PABLO

 本作のリード楽曲。eスポーツ国内大会「レインボーシックス Japan Championship 2020」大会公式ソング。2020年9月9日に先行配信された。オルタナティブロックバンド・Pay money To my painのPABLOが、フィーチャリングヴォーカル・作曲・編曲・ギター演奏を担当。ストンプ・クラップが印象的な力強い楽曲で、強豪揃いの世界に挑む「僕」の興奮を描いている。「産まれたからには何がなんでも絶対に生き続けろ!」と、絶望に喘ぐ人達に向けたエネルギッシュな一曲である。個人的には、気迫に満ちた音色・歌声が好きである。


  1. 紅蓮華[03:57]

作詞:LiSA/作曲:草野華余子/編曲:江口亮

 2019年7月3日に発売された15thシングル。


  1. 晴レ舞台[04:59]

作詞:LiSA/作曲・編曲:高橋浩一郎

  • Drums:ナカツカルイ
  • Bass:渡辺"kagome"佑輔
  • Guitar:yu-ya from vivid undress
  • Programming & All Other Instruments:高橋浩一郎(onetrap)

 アニメ「アニ × パラ~あなたのヒーローは誰ですか~」Episode10テーマ曲。多数の楽曲に携わった高橋浩一郎が制作した。ドラム・ベース・エレキギターが軽やかに響くバンドナンバー。晴レ舞台に臨む「僕」の胸中を赤裸々に描いている。「全てうまくいきますように。」という願いや想いを歌った、パラリンピックに向かう選手を優しく励ます一曲である。個人的には、歌詞・旋律・音色・歌声全てが好きである(特に、2番Aメロの歌詞に共感を覚えた)。尚、ブログ には、LiSAがこの楽曲に込めた想いが記載されている。


  1. マコトシヤカ[03:58]

作詞・作曲:田淵智也/編曲:江口亮

  • Drums:Kid's from MY FIRST STORY
  • Bass:穴見真吾 from 緑黄色社会
  • Guitar:江口亮
  • Guitar & Chorus:misaki from SpecialThanks

 2020年8月24日に先行配信された楽曲。プロ野球・中日ドラゴンズの野球中継テーマ曲で、スリーピースロックバンド・UNISON SQUARE GARDENの田淵智也が作詞・作曲を務めた。東海地方出身赤味噌バンド(東海地区出身ミュージシャン)が織り成す音色が特徴(LiSAのInstagram より)。「夢に向かって、自由なまんま高みを目指そう!」と熱唱している。「Let's go! がんばれ いけそうじゃん」と頑張る人に向けて歌った、フルスイングを連想させる全力ファイトソングである。個人的には、歌詞・旋律・音色・歌声全てが好きである。


  1. cancellation[04:11]

作詞:LiSA/作曲・編曲:PABLO a.k.a. WTF!?

  • Drums:城戸紘志
  • Guitar & All Other Instruments:PABLO

 網易(NetEase Games)配信の妖怪カード対戦ゲーム「百鬼異聞録~妖怪カードバトル~」コンセプトソング。「play the world!」同様、PABLOが作曲・編曲・ギターを務めた。吠えるようなエレキギターと力強いドラムが特徴。戦いに臨む"本気の気持ち"を、高揚感を増幅させる音色に乗せて歌っている。周囲の愚痴に耳を貸さずに努力し続ける「僕」を描いた、ボクシングの死闘を思わせる壮絶ファイティングソングである。個人的には、雄々しい歌詞・旋律・音色・歌声全てが好きである。


  1. 愛錠[04:51]

作詞:LiSA/作曲:草野華余子/編曲:江口亮

 2020年8月17日に配信された3rd配信限定シングル。


  1. 赤い罠(who loves it?)[04:12]

作詞:LiSA・田淵智也/作曲:田淵智也/編曲:堀江晶太

  • Guitar:夢時
  • Bass:堀江晶太
  • Drums:山内優
※ 田淵智也(UNISON SQUARE GARDEN)appears courtesy by TOY'S FACTORY INC.

 2018年12月12日に発売された14thシングルの1曲目。


  1. わがままケット・シー[04:11]

作詞・作曲:金井政人(BIGMAMA)/編曲:江口亮

  • Strings Arrangement:石塚徹(EGクリエイション)
  • Cello:堀沢真己
  • All Other Instruments:江口亮

 ロックバンド・BIGMAMAの金井政人提供楽曲。「あなた」に甘えてわがままばかりを言う「私」を、「ケット・シー(アイルランドの伝説に登場する猫の妖精)」に例えている。チェロとアコースティックギターが印象的に鳴り響く、真夜中の行為の様子を気怠く描いた楽曲である。尚、Cメロで登場する「ノブレス・オブリージュ」は、高い社会的地位の保持に伴う責任を指すフランス語である(ここでは、「私が好きならそれ相応の責任を持って」を意味するものと思われる)。


  1. unlasting[04:56]

作詞:LiSA/作曲:草野華余子/編曲:堀江晶太

  • Strings(Erhu)Arrangement:野々村昌樹(EDクリエイション)
  • Erhu:野沢香苗
  • All Other Instruments:堀江晶太

 2019年12月11日に発売された16thシングル。


  1. ADAMS[03:43]

作詞:LiSA/作曲:カヨコ/編曲:堀江晶太/弦編曲:村中俊之

  • Guitar:PABLO
  • Bass:堀江晶太
  • Drums:山内優
  • Violin & Cello:永田真希・藤田弥生
  • Violin:千葉清加・佐藤帆乃佳・東山加奈子・林周雅・中島優紀・城戸喜代
  • Viola:梶谷裕子
  • Cello:村中俊之・内田麒麟・奥泉貴圭・西方正輝

 2018年12月12日に発売された14thシングルの2曲目。表記にはないが、アルバム・ヴァージョン(LEO-NiNE ver.)である。


  1. 1センチ[01:27]

作詞:LiSA/作曲:LiSA・堀江晶太/編曲:堀江晶太

  • Drums:ゆーまお from ヒトリエ
  • Bass:イガラシ from ヒトリエ
  • Guitar:シノダ from ヒトリエ
  • Tambouirine:住野雄飛

 本作最短楽曲。ロックバンド・ヒトリエが演奏を務めた(タンバリンはアシスタントエンジニアの住野雄飛が演奏した)。グルーヴサウンドが印象的な痛快・爽快ロックナンバー。好きな女性に1センチでも近づきたい男性の姿を描いている。避けられてもめげずに挑む楽観的な様子を歌った、ポジティブ思考を見習いたくなる軽快ロックンロールである。個人的には、疾走感に溢れた音色とBメロの「なんでー?」が好きである。


  1. ハウル[04:53]

作詞:LiSA/作曲:猫田ヒデヲ/編曲:江口亮

  • Drums:諸石和馬
  • Piano:成田ハネダ from パスピエ
  • Bass:御供信弘
  • Guitar/A.Guitar & Programming:江口亮
  • Strings Arrangement:石塚徹(EGクリエイション)
  • 1st Violin:徳永友美
  • 2nd Violin:藤堂昌彦
  • Viola:榎戸崇浩
  • Cello:堀沢真己
成田ハネダ from パスピエ appears courtesy of Warner Music Japan Inc.

 2019年12月11日に発売された16thシングル共通カップリング曲。表記にはないが、アルバム・ヴァージョン(LEO-NiNE ver.)である。


  1. BEAUTIFUL WORLD[05:12]

作詞:LiSA/作曲:小南泰葉/編曲:江口亮

 シンガーソングライター・小南泰葉提供楽曲。理想と現実に苦しみながらも奮闘する「僕」の姿を描いている。2番Aメロでは、大人になって失ったもの・得たものを描写。仕方なくなった「大人」を楽しむ「僕」が浮かんでくる。「僕は僕の世界で生きる」と逞しい声で宣言した、騒がしくも美しい世界に捧げる楽曲である。個人的には、2番Bメロの歌詞が、「紅蓮華」の大ヒットを経たLiSAの胸中のように感じた。尚、ブログ には、LiSAがこの楽曲に込めた想いが記載されている。


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