概説
前作「帰りたくなったよ」から約3か月ぶりのシングルである。
シングル初のオリコンチャートTOP3入りを果たし、初動・累計共に当時の自己最高売上を記録した。
表題曲「ブルーバード」は、後発の作品にアレンジ・ヴァージョン(13thシングル「ふたり」には2009 LIVE ver.が、33rdシングル「BAKU」にはRemasteredとRemix)が収録されている。
楽曲一覧
- ブルーバード[03:35]
作詞・作曲:水野良樹/編曲:江口亮/弦編曲:クラッシャー木村
- Sound Produced by 江口亮(Stereo Fabrication of Youth)
- Drums:ターキー
- E.Bass:山口寛雄
- E. & A.Guitar:三井律郎(THE YOUTH)
- Piano & Organ:渡辺シュンスケ
- Strings:クラッシャー木村ストリングス
- Programming:江口亮
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アニメ「NARUTO -ナルト- 疾風伝」OP曲。通算4度目のアニメタイアップソングで、CD発売に先駆けてアニメ放送開始直後の2008年4月に着うた等で配信された。翼を広げて蒼い蒼い空へ飛び立つ鳥を思わせる楽曲で、迫力あるバンドサウンドとストリングスから、鳥の羽ばたきや空の青さ・広さを想像することができる。疾走感ある音色と力強い歌声が魅力的な爽快ロックナンバーである。
個人的には、「飛翔(はばた)いたら」「遊迷(ゆめ)」「共鳴(あず)けて」の特別読みと、ハーモニカ・ピアノ・オルガンで畳み掛ける後奏が好きである。尚、この楽曲の版権は、2012年4月より、音楽出版社・バーニングパブリッシャーズ(芸能事務所「バーニングプロダクション」の関連会社)系列のオフィス日新(日新パブリッシャーズ)が保有している。
この楽曲は、国内外の「ナルト」ファンからも支持されており、Spotifyが発表した「2020年に海外で最も再生された国内アーティストの楽曲」で第4位にランクインする等、時代・国境を問わず安定した人気を誇っている(billboard JAPAN より)。ちなみに、この楽曲の題名は「ブルーバード」だが、実際に蒼いのは空であり、題名の「ブルーバード」や和訳の「青い鳥」は曲中では一度も登場しない(これに関しては、作詞・作曲の水野が 2017年 と 2020年 に自身のTwitterにて言及した)。
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- 夏色惑星[04:13]
作詞・作曲:山下穂尊/編曲:中村太知
- Sound Produced by 中村太知(bluesofa)
- Drums:河村"カースケ"智康
- E.Bass:山内薫
- Guitars & Programming:中村太知
- Organ:五十嵐宏治
- Percussion:柳田謙二
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山下作詞・作曲の楽曲。松田聖子の2ndシングル「青い珊瑚礁」をイメージして書かれた。爽やかかつ甘い恋を描いたサマーチューンで、夏が持つ暑さ・爽やかさ・切なさをポップなメロディーとサウンドで表現している。照る太陽と煌めく海の情景が浮かんでくる、盛夏に聴きたいサマーラブソングである。個人的には、波音を思わせる編曲・中村太知演奏のギターと、河村"カースケ"智康演奏の勢いある前奏のドラム、柳田謙二演奏の可愛らしい間奏のパーカッションが好きである。
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