概説
2013年公開の青木琴美原作の映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』のヒロイン役に抜擢され、劇中バンド・MUSH&Co.のヴォーカリストとしてCDデビューを果たした大原櫻子の初フル作である。
全曲のサウンドプロデュース・編曲を亀田誠治が担当。「ギタ女」の王道を行くシンプルなギター・サウンドが満載で、胸をキュンとさせられるカラフルでハッピーな楽曲とピュアでストレートな歌声が特徴である(タワーレコードオンライン より)。
既発曲は、1st・2ndシングルと、映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』関連楽曲3曲である。
完全生産限定SUPER HAPPY盤・初回限定SPECIAL HAPPY盤・通常HAPPY盤の3形態で発売された。
全曲のマニピュレーションを誠屋の豊田泰孝が、アルバムのディレクションを誠屋の小名川高弘が務めた(後者はビクターエンタテインメントの見上浩司と共同)。
ミュージシャンクレジットでは「Drum」と表記されているが、本稿では「Drums」と表記する。また、エンジニアの齊藤裕也が「斎藤裕也」、レコーディングアシスタントの米津裕二郎が「米津裕二」と誤表記されている。
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楽曲一覧
- Over The Rainbow[04:35]
作詞:亀田誠治/作曲:多保孝一/編曲:亀田誠治
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さくらんぼテレビ開局20周年アニバーサリーソング・さくらんぼテレビ「昼ドキ!TV やまがたチョイす」ED曲(名産品のさくらんぼとブックレットにあるさくらんぼを掛け合わせたタイアップだと思われる)。Superflyの楽曲を手掛けた多保孝一が作曲を担当。エレキギターとストリングスが印象に残るバンドチューンで、ステージ・窓辺で一人ギターを抱えて歌う大原の気持ちを晴れやかに描いている。「空高く、自分の翼で夢を叶えていこう」と歌った、青空に架かる大きな虹が浮かぶ爽やかな楽曲である。個人的には、歌詞・旋律・音色・歌声全てが好きである(特に、希望に満ちた音色と1番Aメロの歌詞が好きである)。
- サンキュー。[04:10]
作詞・作曲・編曲:亀田誠治
- Drums:河村"カースケ"智康
- Bass:亀田誠治
- Guitar:西川進
- Strings:金原千恵子ストリングス
- Mix Engineer:今井邦彦(烏龍舎)
2014年11月26日に発売された1stシングル。
- 瞳[05:02]
作詞:大原櫻子・亀田誠治/作曲・編曲:亀田誠治
- Drums:河村"カースケ"智康
- Bass:亀田誠治
- Guitar:西川進・小倉博和
- Piano:皆川真人
- Strings:金原千恵子ストリングス
- Mix Engineer:今井邦彦(烏龍舎)
2015年1月7日に発売された2ndシングル。
- 無敵のガールフレンド[04:02]
作詞:亀田誠治/作曲:安岡洋一郎/編曲:亀田誠治
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自身出演のDHC「薬用アクネコントロールシリーズ」CMソング。声優楽曲・BGM・ライヴ音源を多数手掛ける作曲家・安岡洋一郎が作曲を担当した。無敵のガールフレンドを表現した煌びやかな音色が特徴。モテモテの異性「アイツ」に恋する親友の「君」を描いている。「女の子は誰でもきっと 圧倒的に可愛くなれる」と、明るく可愛い声で言い切った非常にポップな応援歌である。個人的には、同年代の恋する女子にエールを送る歌詞や歌声、1番Bメロにある絵文字とサビのドゥーワップが印象に残った。
- 明日も by MUSH&CO.[04:13]
作詞・作曲・編曲:亀田誠治
- Drums:河村"カースケ"智康
- Bass:亀田誠治
- Guitar:西川進
- Mix Engineer:今井邦彦(烏龍舎)
2013年12月4日に発売されたMUSH&CO.のシングル。
- 頑張ったっていいんじゃない by 大原櫻子(from MUSH&CO.)[04:04]
作詞・作曲・編曲:亀田誠治
- Drums:河村"カースケ"智康
- Bass:亀田誠治
- Guitar:西川進・石成正人
- Mix Engineer:今井邦彦(烏龍舎)
2014年6月25日に発売された「大原櫻子(from MUSH&Co.)」名義の楽曲。
- Happy Days[04:12]
作詞・作曲・編曲:亀田誠治
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音楽バラエティー番組「魁!音楽番付~EIGHT~」OP曲。サックス & トランペットが軽快に響くポップチューンで、「Happy Daysをキャッチしよう♡」といたいけな声で歌っている。「とりあえず上を向いて歩いていこう!」と歌唱した、朝イチに聴くと元気を貰える愉快なポジティブナンバーである。個人的には、歌詞・旋律・音色・歌声全てが好きである(特に、曲全体の陽気なブラスとキャッチーなサビのリフレイン(後者は、趣向を変えた2番の「上々の上」「heartbeat」)が好きである)。
- のり巻きおにぎり[03:32]
作詞・作曲・編曲:亀田誠治
- Guitar:小名川高弘
- Mix Engineer:豊田泰孝(誠屋)
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ディレクターを務めた小名川高弘のギター演奏楽曲。ランチタイムのカフェテリアにて自家製のり巻きおにぎりを食べる「私」の姿を朗らか・ポップに描いている。丸いおにぎりに癒されている「私」の姿を長閑に描いた、可愛いシンセサウンドで構成されたいたいけな楽曲である。個人的には、サビの突き抜けるSEが印象に残った。尚、ブックレットでは、合いの手が吹き出しで表記されている。また、この楽曲は、亀田誠治が本作の中で唯一ベースを演奏していない楽曲である。
- READY GO![03:54]
作詞:春和文/作曲:野崎心平/編曲:亀田誠治
- Drums:河村"カースケ"智康
- Bass:亀田誠治
- Guitar:西川進
- Blues Harp:山本拓夫
- Mix Engineer:今井邦彦(烏龍舎)
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ジャニーズ楽曲を多数手掛ける春和文の作詞楽曲。音楽ユニット「YOCCO」のメンバー・野崎心平が作曲を務めた。暗く唸るエレキギターから始まる痛快ロックナンバー。今この瞬間・時代を生きる女子の意気込みを歌っている。「未来のMESSENGERよ、立ち上がれ!」と力強い声で歌った、疾走感が印象に残るクールで凛々しい楽曲である。個人的には、曲全体のエレキギターとBメロのピアノ、落ちサビの「"Bye-Bye!"」が好きである。また、サビの「Ready Go!」と「Lady! Go!」の対比が上手いと感じた。
- ただ君のことが好きです[03:26]
作詞・作曲:O-live/編曲:亀田誠治
- Drums:河村"カースケ"智康
- Bass:亀田誠治
- Guitar:西川進
- Mix Engineer:今井邦彦(烏龍舎)
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本作最短楽曲。音楽制作チーム・O-live(永田順子・三叚崎卓馬)が作詞・作曲を務めた。アコースティックギターとベース・オルガンが響くミディアムナンバー。「君」への想いを上手く言えずに藻掻き苦しむ「私」の姿を切なげに描いている。「ただ君のことが好きです」というシンプルな言葉が心に響く、片想いの苦しさを歌った琴線に触れるラブソングである。個人的には、前述した曲全体の淡い音色と、好意を表す言葉を探す姿を描いた繊細な歌詞が好きである。
- ちっぽけな愛のうた by 小枝理子 & 小笠原秋[06:09]
作詞・作曲・編曲:亀田誠治
- Drums:河村"カースケ"智康
- Bass:亀田誠治
- Guitar:西川進・小倉博和
- Paino:皆川真人
- Strings:金原千恵子ストリングス
- Mix Engineer:今井邦彦(烏龍舎)
2013年12月18日に発売されたサウンドトラック「映画「カノジョは嘘を愛しすぎてる」~MUSIC BOX~」収録曲。
- ワンダフル・ワールド[04:56]
作詞:jam/作曲:野村陽一郎/編曲:亀田誠治
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作詞家・jam(山田ひろし)が作詞を担当した楽曲。ギタリスト・野村陽一郎が作曲を担当した。灰色の濁った世界を連想させる音色が特徴。青春時代の不安定な情緒に苦しむ「僕ら」の姿を繊細に描いている。厚い雲の隙間から陽光が差し込む瞬間が浮かぶ、ワンダフル・ワールド(素晴らしき世界)を描いた楽曲である。個人的には、曲全体で唸るベースとBメロの歌詞が好きである。また、サビの転調が「僕ら」の心境の変化(否定的 → 肯定的)を表現しているように感じた。
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