概説
前作「ぎゅっと」から約8か月ぶりのシングルである。
初回限定盤A・B・通常盤の3形態で発売された。
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楽曲一覧
- イノセントデイズ[04:22]
作詞:Ms.Mimosa/作曲:Ms.Mimosa・Francnote・TAK/編曲:石塚知生
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佐藤勝利出演ドラマ「Missデビル 人事の悪魔・椿眞子」挿入歌。安心感あるバンドサウンドと、人肌を感じるピアノ & ストリングスが特徴として挙げられる。「どんなに辛い現在があっても、美しい過去を振り返るだけではなく、それを力に変えて未来に進んでいこう」と歌う、切なくも優しいバラードソングとなっている。思い通りに行かない時に聴きたい、純粋無垢な日々(イノセントデイズ)を描いた楽曲である。
尚、作詞・共作曲を務めたMs.Mimosaは、シンガーソングライター・miwaflowerの筆名である(Twitter より)。また、この楽曲は、自身初のプライムタイムのドラマタイアップ楽曲となった(ミュージシャンクレジットは、6thアルバム「PAGES」のページを参照して下さい)。
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- ベイビーロマンチカ[04:30]
作詞:KE1/作曲:川口進・Maria Marcus・佐原康太/編曲:鈴木Daichi秀行
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初回限定盤A収録楽曲。軽快なエレキギターと可愛いブラス主体の楽曲で、友達の「君」に惹かれた主人公の恋心を歌っている。ジタバタする可愛い「君」と、その「君」に夢中な「僕」を描いた、ドキドキとときめきに溢れたポップラブソングである。個人的には、前述のブラス・ギターサウンドと、曲中で頻出するクラップサウンド、サビの「おいで心(ここ)に!」と、中島健人によるラスサビの「ベイビーロマンチカ」が好きである。尚、題名の一部「ロマンチカ(Romántica)」は、英語の「Romantic」にあたるスペイン語である。
- Twilight Sunset[05:22]
作詞・作曲:たなかまゆ/編曲:岡田ピロー
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初回限定盤B収録楽曲。Twilight Sunset(夕暮れの薄明かり)を思わせる、静かで落ち着いたサウンドの楽曲である。想いを伝えられずにジョークで誤魔化す「君」と、関係を壊したくなくて「君」に触れられない「僕」を描写。片想いが両想いになるまでの過程を、優しく丁寧に綴っている。夏の夕暮れと恋の成就を寄り添うように描いた、すべてが愛おしくなる淡いラブソングである。
個人的には、前述のサウンドと歌詞の内容、2番Aメロ直前のSexyな吐息と、菊池風磨が歌うCメロが好きである(サウンドは、清野雄翔のキーボードと、竹上良成のサックス(清野氏のTwitter より)が特に好きである)。尚、ミュージシャンクレジットは、編曲の岡田ピローがTwitter 上で公開した。また、この楽曲は、2ndベストアルバム「SZ10TH」Disc3にも収録された。
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- UNSTOPPABLE[03:45]
作詞:MiNE/作曲:川口進・MiNE・Atsushi Shimada/編曲:Atsushi Shimada
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通常盤収録楽曲。シンセサウンド・電子音・効果音を多用した、幻想的・近未来的な音色となっている。止められそうにない、終わりなき"愛"と歪んだ"夢"を歌った、加速する時代に相応しいクールチューンである。個人的には、サビの「We're unstoppable...」の裏で流れる高音シンセサウンドと、前奏・2番Aメロ直前のリズムサウンド、中島健人による「Never stop... Never stop... Unstoppable...」が好きである。また、曲中(特に前奏やサビ)で聴こえる女声が、ディスプレイ越しのLoverによる小手先の笑顔に聴こえた。
- 星の雨[06:18]
作詞:MiNE/作曲:川口進・MiNE・兼松衆/編曲:兼松衆
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通常盤収録楽曲。前曲「UNSTOPPABLE」と似た布陣の楽曲で、劇伴制作を多数手掛ける兼松衆が参加した。ピアノや笛が鳴り響く"和"を強調した音色で、自然の慈しみや愛・希望の温もり、命の素晴らしさを唱えた聡明な楽曲となっている。歌詞には、「星の雨」「命の灯火」「海の様に広い心」等々、自然を思わせる単語が多数登場。日本語のみの流麗な内容となっており、英単語が多い前曲と併せて、MiNEの作詞能力の高さを窺うことが出来る。涙も悲しみも洗い流す星の雨の情景を歌った、壮大かつ繊細な慈愛に満ちた楽曲である。
個人的には、前述の歌詞と音色の他、菊池風磨が歌うCメロの「飲まれてゆく」が好きである。歌詞では、1番Aメロの「体の中で脈打つ血潮 皆同じ生き物だ なのに僕らは 比べたがるの? 孤独に怯えないで」と、2番Aメロの内容が特に好きである。尚、ベース演奏は二家本亮介が務めた(Twitter より)。また、この楽曲は、2ndベストアルバム「SZ10TH」Disc3にも収録された。
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