概説
AKB48グループで12人目のソロデビューメンバーで、NMB48初のソロデビューメンバーである。
2014年9月17日開催の「AKB48グループ じゃんけん大会 2014～拳で勝ち取れ! 1/300ソロデビュー争奪戦～」で優勝した渡辺美優紀がソロデビュー権利を獲得し、表題曲「やさしくするよりキスをして」を歌唱。上位2～16位のメンバー15名が、C/W「春風ピアニッシモ」を歌唱している。
キャッチコピーは「男の子って意気地なし」である。
初回限定盤と通常盤の2形態で発売された。
初回限定盤のジャケット写真・MVでは、聖子ちゃんカット（女性歌手・松田聖子のデビュー当時の髪型）を披露。ジャケットは紙仕様で、帯もレコード風を再現している。更に、AKB48の33rdシングル「ハート・エレキ」同様、CDとDVDは表面に凹凸の溝が施されたレコード風になっており、コンセプト「ザ・昭和アイドル」を徹底した仕上がりとなっている。
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楽曲一覧
- やさしくするよりキスをして［03:58］
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渡辺美優紀のソロ楽曲。1980年代のアイドル歌謡曲を題材とした、"甘酸っぱい恋" がテーマの楽曲となっている（日刊スポーツ より）。「あなた」と真冬の海にやって来た「私」の姿を細かく描写。「私」に対して紳士的で優しく接する「あなた」に対して、「やさしくするよりキスをして」と思う「私」を描いている。意気地なしの男子に対する期待や不満を可愛く描いた、懐かしさを感じる音色に聴き入ってしまう一曲である。
個人的には、歌詞・旋律・音色・歌声全てが好きである（特に、サビ直後のピアノグリッサンドが好きである）。また、最後の「私を釣らないで」が、「釣り師」の異名で知られる渡辺を表していて上手いと思った。
- 春風ピアニッシモ［05:10］
作詞：秋元康／作曲：サイトウヨシヒロ／編曲：野中"まさ"雄一
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AKB48歌唱楽曲。じゃんけん大会上位2～16位のメンバー15名が歌唱する（センターの小嶋陽菜は、MVのクリエイティブディレクターも務めた）。アコースティックギターとピアノ、多重コーラスが魅力の楽曲。どんな時でも隣で微笑む「君」への想いを歌っている。春の陽射しのように温かい歌詞や音色が印象的な、片想いを朗らかに描いた静かなLOVE LOVE SONGである。個人的には、春風を感じる曲全体のやさしい雰囲気が好きである。尚、題名の「ピアニッシモ」は、「とても弱く」を意味する音楽用語である。
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歌唱メンバー
※ センターポジションは赤で表示／じゃんけん大会上位順| 春風ピアニッシモ |
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| 小嶋陽菜・川本紗矢・岩立沙穂・宮崎美穂・小谷里歩・永尾まりや・大和田南那・東由樹・内田眞由美・朝長美桜・佐藤妃星・荒井優希・岡田奈々・柏木由紀・中西智代梨 |