概説
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楽曲一覧
- ずっと、ふたりで[04:40]
作詞・作曲・編曲:杉山勝彦
- Sound Produced by 杉山勝彦
- Strings Arrangement:三谷秀甫
- E. & A.Guitar, Bass & Programming:杉山勝彦
- Drums:河村“カースケ”智康
- Piano:河野伸
- Organ:谷地学
- Strings:今野均ストリングス
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ドラマ「愛してたって、秘密はある。」主題歌。AKB48・乃木坂46・嵐等の楽曲提供で有名な杉山勝彦が作詞・作曲・編曲を務めた。「“あたしを全部知ってしまっても 変わらず好きでいてくれるかな?”」という、ドラマに通ずる「君」の台詞から始まる楽曲で、その「君」を涙の記憶ごと愛するという「僕」の気持ちを歌っている。「目の前の君以外 どうだって良いんだよ」「愛してる 心から ずっと二人で生きていこう」等々、曇りなき「君」への想いがあけすけに描かれており、ピアノやストリングスの優しく繊細な音色が、その気持ちを表現するように鳴り響いている。過去も影も受け入れて「君」を愛し照らすと誓う、聴く人の琴線に触れる感涙のミディアムラブバラードである。個人的には、曲中の歌詞・旋律・音色・歌声全てが好きだが、特にCメロの「信じよう」のビブラートと、そこから続くラスサビが好きである。
この楽曲は、家入が作詞・作曲に参加せず、歌唱のみに専念した初の楽曲である(音楽ナタリー より)。家入は、杉山氏が手掛けた中島美嘉の32ndシングル「一番綺麗な私を」のファンで、ソングライターに楽曲を依頼する際に、「この方の曲を歌ってみたい」と、ディレクターに杉山氏の名前を伝えた。一方の杉山氏も、「家入に曲を書きたいとずっと思っていた」と述べており、双方の望みが叶った楽曲となった(BARKSインタビュー記事 より)。
尚、杉山氏はこの楽曲で、第59回日本レコード大賞作曲賞を受賞した。また、杉山氏は、Markezineのインタビュー にて、プロに不可欠な「感動の再現性」が一番上手く行った曲として、この楽曲を挙げた。
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- だってネコだから[03:56]
作詞・作曲:家入レオ/編曲:山口隆志
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自身が作詞・作曲を務めた楽曲。ネコが主人公の楽曲で、段ボールで泣いていた自分を拾ってくれた、笑顔の優しい「あなた」への恋心を歌ったラブソングである。編曲・山口隆志演奏のアコースティックギターやウクレレが、日曜朝の和やかな世界観と、「あなた」に気持ちを伝えられないもどかしさを表現している。「いつか彼の恋人にして」という神様へのお願いを歌った、少し切ないネコの片想いソングである。
この楽曲は、家入が朝にピアノを弾いていた時、白いピアノ・白い部屋・白い日光の中でまどろむように歌う姿に、「私、ネコみたいだ」と思ったところから自然に誕生した。洋楽風の楽曲で最初は英詞だったが、雰囲気に逃げるのは嫌という理由で日本語の歌詞となった。尚、1番サビ直前で聴こえる掛け声は、ドラム・髭白健が高揚した時の声で、その声が良かったためそのまま収録し採用した(BARKSインタビュー記事 より)。
- ヒーロー[04:26]
作詞・作曲:トータス松本/編曲:鈴木Daichi秀行
- Sound Produced by 鈴木Daichi秀行
- E. & A.Guitar, Bass & Programming:鈴木Daichi秀行
- Drums:山内優
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三井住友銀行CMソング。ウルフルズの12thアルバム「ONE MIND」収録曲のカヴァーで、原曲の編曲がウルフルズ・菅原龍平であるのに対し、この楽曲では鈴木Daichi秀行が編曲を務めた。鈴木氏のギターと山内優のドラムが力強く痛快で、心の真ん中にいるヒーローの闘魂のように聴こえてくる。雄々しい音色と歌声の原曲に負けない、パワフルでエネルギッシュな楽曲である。尚、原曲よりもテンポが若干速くなっており、サビの1回目の「おれのヒーロー」の譜割りが原曲と若干異なっている(YouTube 参照)。
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