概説
前作「時代」から約6か月ぶりのシングルである。
J Storm(現・Storm Labels)移籍後初のシングルである。
本作は、マキシシングル(当時市場で全面的に移行されていた直径12㎝のCD)ではなく8㎝CD(1990年代終盤から廃止されつつあった直径8㎝のCD)で発売された。
ケース不使用・折り畳み仕様の歌詞カード・ジッパー付きビニール袋封入のCDと、奇抜なデザインとなっている。
自身初のカップリング未収録のシングルで、税抜500円のワンコインシングルで発売された。
インストゥルメンタルの後に、2002年の目標等を語ったシークレットトークが収録されている(自身初のシークレットトークである)。
初回プレス限定盤(生産限定商品)で発売された。
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楽曲一覧
- a Day in Our Life[04:40]
作詞・作曲・編曲:SHUN・SHUYA
SHUN, SHUYA from スケボーキング by the courtesy of ORGANON/WARNER MUSIC JAPAN INC.-
自身出演バラエティー番組「USO!?ジャパン」テーマ曲・櫻井翔主演ドラマ「木更津キャッツアイ」主題歌(2003年公開映画「木更津キャッツアイ 日本シリーズ」と、2006年公開映画「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」の主題歌も務めた)。
ミクスチャーロックバンド・スケボーキングのSHUNとSHUYAが作詞・作曲・編曲を担当。ラップパートとヴォーカルパートの二組に分かれた、非常に特異な楽曲である(櫻井翔・二宮和也・相葉雅紀が前者を、大野智・松本潤が後者を担当。松本は一部ラップパートのハモリも務めた)。曲中では、少年隊の7thシングル「ABC」のサンプリングフレーズが登場。「ABC」の高らかなホーンセクションを、時代・グループ・ジャンルを超えて楽しむことができる。間奏に自作ラップ(サクラップ)を挿入する「HIP POP」の先駆け的存在と言える、嵐の方向性を決めたヒップホップナンバーである。
個人的には、前述の楽曲構成とホーンセクション、随所で鳴るスクラッチと男性DJの声、櫻井の歌声とラスサビで聴こえる「A Pa Ri Rappappa~」が好きである。また、曲の大半を占めるラップパートも好きである。
尚、前奏で櫻井が放つ「A to da r.a.s.h.i」は、4thアルバム収録曲「EYES WITH DELIGHT」や、13thアルバム収録曲「Take Off!!!!!」にも登場。サビの「全身ぜんれい目指してくWAY」は、関ジャニ∞の8thアルバム収録曲「LOVE & KING」に、パロディフレーズ「天真爛漫目指してくWay」として登場した(このことから、村上信五扮するKINGは、嵐をライバル視していると思われる)。また、2020年2月28日配信のEPには、この楽曲のリプロダクション楽曲「a Day in Our Life:Reborn」を収録。17thアルバム「This is 嵐」初回限定盤Disc2でCDに初収録された。
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