僕以外の誰か(NMB48)- Utapedia

僕以外の誰か

僕以外の誰か」は、2016年12月28日に発売された、NMB48の16thシングルである。


目次

  1. 概説
  2. 楽曲一覧
  3. 歌唱メンバー
  4. 演奏者
  5. 外部サイト

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概説

前作「僕はいない」から約5か月ぶりのシングルである。

Type-A・B・C・D・劇場盤の5形態で発売された。

収録曲全てが、3rdアルバム「難波愛~今、思うこと~」に収録されている。


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楽曲一覧

  1. 僕以外の誰か[03:54]

作詞:秋元康/作曲・編曲:Carlos K.Akira Sunset

 2016年8月26日開催のコンサートでセンターが決定した楽曲。チケットの完売状況でセンターが決まる企画が盛り込まれており、完売しなければ山本彩が、完売すれば山本以外がセンターを務めるという内容だった。販売は終演まで行われたが、最終的にチケットは221枚売れ残った。これにより、この楽曲のセンターは山本が務めることになった(modelpress より)。

 13thシングル「Must be now」の Carlos K.が作曲・編曲。エレキギター・シンセ・ピアノが印象に残る楽曲で、「君」のために別れを切り出す「僕」の姿を歌っている。Aメロでは、共作・Akira Sunsetの特長であるラップが登場。「僕」が「君」を大切に想っていることが窺える。「僕以外の誰かと出逢って結ばれろ!」と突き放した、厳しく接する愛情を描いたダンスナンバーである。個人的には、アグレッシブな音色とラップ、サビ直前の「Someone but me」が好きである(尚、ラップが使用されるのは自身初である)。


  1. 途中下車[05:26]

作詞:秋元康/作曲:川島有真/編曲:板垣祐介

 共通カップリング曲。上西恵の卒業ソング。少し切ないアコースティックギターが魅力の楽曲。卒業を決意した上西の心情を歌っている。11thシングル収録曲「卒業旅行」同様、NMB48を「電車」と表現。1期生の上西を「始発駅から乗り込めた客」、NMB48からの卒業を「途中下車」と表現している。「途中下車して知らない世界を楽しもう」と歌った、卒業への前向きな気持ち、未知の世界への高揚感を綴った楽曲である。個人的には、前述したアコースティックギターの他、曲全体のエレキギターやベースが好きである。


  1. 孤独ギター[04:34]

作詞:秋元康/作曲:山本彩/編曲:野中"まさ"雄一

 Type-A収録楽曲。Team Nが歌唱する。2か月前にソロデビューした山本彩が作曲。疾走感・爽快感満載のエレキギターが曲全体で掻き鳴らされる楽曲である。挫折し夢を諦めかける無力な「僕」の心情を描写。「孤独になっても妥協するな!」と力強く訴えている。想いの全てを剥き出しにした音色と歌詞が魅力的な、自分の可能性を信じたくなる楽曲である。個人的には、疾駆するバイクのエンジン音のようなエレキギターと、バイク要素(「ガードレール・カーブ・一本道)が登場するBメロの歌詞が好きである。


  1. 恋は災難[04:14]

作詞:秋元康/作曲:篤永猛彦/編曲:若田部誠

 Type-B収録楽曲。Team Mが歌唱する。ドラム・ギター・ストリングス中心の暗めな楽曲。夜のパーティー会場で、運命の「あなた」と出逢った「私」の姿を描いている。高貴な世界観を感じる曲全体の音色が特徴。「あなた」との予期せぬ出逢いを、「冷静なヒューズが飛んだよう」と表現している。災難の如くやって来た突然過ぎる恋を描いた、エレガントな雰囲気漂う上品な楽曲である。

 個人的には、曲全体の歌詞・音色と、サビで登場する「羽交締め」が好きである。尚、前述の「ヒューズ」は、定格以上の電流から電気回路を保護する部品で、それが遮断されることを「ヒューズが飛ぶ」という。


  1. Let it snow![03:47]

作詞:秋元康/作曲:田中明仁/編曲:野中"まさ"雄一

 Type-C収録楽曲。Team BⅡが歌唱する。疾走感あるエレキギターが特徴的な楽曲。待ち侘びたデートの日に雨が降って落ち込む「僕」を描いている。相手の「君」の表情が傘で見えずに嘆く「僕」は、傘を畳んで歩けるよう降雪を祈願。ここから、「君と恋人になりたい」という「僕」の本気が読み取れる。「Let it snow!(雪よ降れ!)」と可愛く歌う、ロマンスの始まりを感じるポップラブソングである。尚、歌詞カードの歌詞は、1番Aメロ・Bメロ間に1行分のスペースがあるが、2番Aメロ・Bメロ間には1行分のスペースがない。


  1. プライオリティー[04:24]

作詞:秋元康/作曲・編曲:ツキダタダシ

 Type-D収録楽曲。木下百花のソロ楽曲。土砂降りの雨を彷彿とさせるエレキギターが特徴。「君」が一番大切であると別れてから気づいた「僕」が、不夜城で働く「君」に会う様子を描いている。「君」に対する贖罪と「君」を守る決意を歌った、木下の魅力が伝わってくるクールな一曲である。個人的には、前述したエレキギターの他、時折聴こえる涙のようなアコースティックギターと、サビ直後のビブラスラップが好きである。尚、題名の「プライオリティー」は「優先順位」を意味する。


  1. 太陽が坂道を昇る頃[04:28]

作詞:秋元康/作曲:川島有真/編曲:佐々木裕

 劇場盤収録楽曲。研究生が歌唱する。切ないピアノサウンドが印象的な楽曲。太陽が坂道を昇る頃にすれ違う、野球部の「僕」と自転車に乗る「君」の姿を描いている。夜明け前の冬の景色と、「君」に恋する「僕」の姿を丁寧かつ詳細に描写。前述した音色を聴きながら歌詞を読むと、「僕」の恋が成就して欲しいと思わず願いたくなる。朝の十字路限定のラブストーリーの様子を歌った、胸がときめく片想いソングである。個人的には、曲全体のピアノ・シンセ・エレキギターと、恋の進展を想像させるラスサビの歌詞が好きである。


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歌唱メンバー

※ センターポジションはで表示
僕以外の誰か
植村梓・太田夢莉・沖田彩華・加藤夕夏・川上千尋・久代梨奈・渋谷凪咲・城恵理子・上西恵・白間美瑠・須藤凜々花・谷川愛梨・内木志・藤江れいな・村瀬紗英・矢倉楓子・薮下柊・山本彩加・山本彩・吉田朱里
途中下車
梅山恋和・川上礼奈・上西恵・上西怜・須藤凜々花・林萌々香・吉田朱里
孤独ギター
明石奈津子・石田優美・太田夢莉・加藤夕夏・岸野里香・古賀成美・小谷里歩・城恵理子・上西恵・須藤凜々花・西澤瑠莉奈・西村愛華・山尾梨奈・山口夕輝・山本彩・吉田朱里
恋は災難
石田優美・磯佳奈江・鵜野みずき・大段舞依・加藤夕夏・上枝恵美加・川上千尋・川上礼奈・木下百花・渋谷凪咲・白間美瑠・中野麗来・西澤瑠莉奈・安田桃寧・吉田朱里
Let it snow!
明石奈津子・石塚朱莉・井尻晏菜・植村梓・太田夢莉・沖田彩華・久代梨奈・城恵理子・武井紗良・藤江れいな・村瀬紗英・村中有基・森田彩花・矢倉楓子・山口夕輝
太陽が坂道を昇る頃
安藤愛璃菜・岩田桃夏・梅山恋和・小嶋花梨・清水里香・上西怜・中川美音・西仲七海・本郷柚巴・水田詩織・溝川実菜・山田寿々

演奏者

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孤独ギター

Let it snow!


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