板垣祐介

概説

高校時代にギターを触れたことを機に音楽の道を志す。職人的なスタジオミュージシャンになる夢を抱えて大学へ進学し、ギター教室に通ってジャズやフュージョン等の音楽理論を学ぶ。

大学時代には、自身のバンドやギタリストとしても活動。卒業後はギターを習いつつサポートの仕事を受ける生活を送る。

2003年頃、ユニットのサポートを経てアレンジャー兼ギタリストに。その頃から、見様見真似で打ち込みの勉強を始める。

2005年頃、友人からの勧めで楽曲コンペに参加。コンペ通過を機に作曲を本格的に始める。

2006年頃、作曲家・編曲家としての活動を開始。ポップス、ロック、ボサノヴァ、アコースティックソウル等、ギターを主軸とした編曲を中心に行う。

2012年9月、音楽作家事務所・ファイブエイスに所属する（参考：Amebaブログ　　より）。

近年では、AKB48グループやハロー！プロジェクト等のアイドルへの楽曲提供やアニメソングの制作を行う。また、バンドサウンドのプロデュースや劇伴制作、ギタリストとしてのレコーディングの参加等、幅広い活躍を見せる。

でんぱ組.incがライブを行う際のバックバンド「でんでんバンド」のギタリストとしても活躍している。

（参考：Real Soundインタビュー記事）

特徴・豆知識

2011年、おじゃる丸シスターズの「初恋は実らない」の作曲で、AKB48グループへの楽曲提供を開始。以後、AKB48の「ギンガムチェック」「前しか向かねえ」「心のプラカード」等、48グループの多数の楽曲を作曲・編曲する。

坂道シリーズにも楽曲提供をしている（乃木坂46の「未来の答え」、欅坂46の「猫の名前」「波打ち際を走らないか？」、けやき坂46の「おいで夏の境界線」、吉本坂46の「笑ってサヨナラ」）。

ギタリストだが、レコーディングではギターの他、ベースを演奏することもある。

自身と同じ事務所で友人の前山田健一の編曲作品で、ギターを演奏することが多い。

自身と同じ事務所所属の三好啓太の作品で、ギターやベースを演奏することが多い。

アイドルポップスの王道を思わせる爽やかなギターサウンドが挙げられる（ギターと同じくらいピアノの音色が目立つ曲も多い）。

編曲作品では、「パチン！」という効果音が含まれているものが多い。

48グループや坂道シリーズ等、秋元康が総合プロデューサーを務めるグループの楽曲は、ほぼ全て楽曲の作詞を秋元氏が務めているため、音楽作家は「作曲」「編曲」「作曲・編曲」のいずれかを担当することになる。48グループや坂道シリーズの表題曲には、これまで多数の音楽作家が参加してきたが、表題曲において「作曲」「編曲」「作曲・編曲」の3つ全て担当したことがあるのは板垣氏だけである。

ビール好きであり、休暇で南の島を訪れた際に度々飲んでいる。