Akira Sunset

小学校の時、学芸会で歌のリーダーを務めたのを機に、歌が上手いのかも？と思い始める。中学生まではJ-POP、特に尾崎豊やX、BOØWYを聴いて育つ。尾崎豊の楽曲で弾き語りを覚え、文化祭で披露したのがキャリアの始まりである（ギターは所持していたが、タブ譜の時点で断念した）。

高校時代、レコードの購入を機に、ヒップホップやR&B、レゲエに傾倒する。また、ハワイ出身の伯父の影響で、ハワイで独自に進化したレゲエやヒップホップに没頭する。

2007年、ハワイアンレゲエユニット・Safariiのヴォーカル・ギターとしてハワイでデビュー。翌年、ソニーミュージックよりメジャーデビューする。2009年発売の3rdシングル「この恋にさよなら」がYouTubeで850万回再生を突破するスマッシュヒットとなるも、後に契約終了となる。その際、「いい曲書けるから出して」と言われたのを機に、「波乗り作詞作曲家・Akira Sunset」と称して音楽作家に転向。乃木坂46や郷ひろみ、AKB48等のアーティストへの楽曲提供を重ねる。

2015年、編曲家・ha-jと、株式会社ホバーボードを設立、代表取締役社長に就任する。

2016年、元アイドルグループ・SweetSのリーダー・柏木亜季子と、8月27日に入籍する [1] 。

2017年、以前より共作を重ねていた、編曲家・トラックメイカーのAPAZZIと、ユニット・THE SIGNALIGHTSを結成する。

J-POP、アニメ、映画、ゲーム、企業等の様々な案件に取り組む傍ら、ホバーボード代表取締役社長として後輩作家の育成に精励。「音のある所にHOVERBOARDあり」と言われる未来を目指している。

乃木坂46の2ndシングル収録曲「狼に口笛よ」で、乃木坂46に初提供。以降、「気づいたら片想い」「今、話したい誰かがいる」「ハルジオンが咲く頃」「いつかできるから今日できる」等の楽曲を多数提供する。

乃木坂46の他にも、AKB48、NMB48、欅坂46、郷ひろみ、遊助、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会等、様々なアーティストに楽曲提供している。

ラップ調のメロディーやマッシュアップ（複数の曲を合成して一つの曲する作曲技法）が特徴。創作の秘訣として「ブラックシープ論（変化球の楽曲を作ってコンペで目立つようにする理論）」を掲げている。

元々編曲や打ち込みが苦手であり、先に共作相手にトラックを作ってもらい、そこにコードやメロディーを乗せる形式のコライトとは相性が良いと語っている。

自身と同じく乃木坂46への楽曲提供が多い作曲家・杉山勝彦とは、誕生日が同じ1月19日である。

「波乗り作詞作曲家・Akira Sunset」という肩書は、乃木坂46の楽曲コンペに参加する際に命名。肩書にはフックが必要と考え、好きなサーフィンの要素を取り入れ「波乗り作詞作曲家」とした。また、元のAkira名義だと同名の作家との区別がつかないと考え、名義を「Akira Sunset」に変えた。夕陽が浮かぶ切ないアコギソングが好きという理由で「Sunset」にしたと語っており、「Akira Sunrise」だったら調子に乗っていると思われて潰れていただろうと述べている。

2015～16年、作曲家・成瀬英樹に、コライト相手のAPAZZIを紹介した [2] 。

2021年、配信アプリ「Pococha」内で制作した楽曲「パクパク3Set」で、双子の弟のライバー・三瀬戸アキヲとしてデビューした [3] 。