波乗りかき氷(Not yet)- Utapedia

波乗りかき氷

波乗りかき氷」は、2011年7月6日に発売された、Not yetの2ndシングルである。


目次

  1. 概説
  2. 楽曲一覧
  3. 外部サイト

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概説

前作「週末Not yet」から約4か月ぶりのシングルである。

キャッチコピーは「波乗りかき氷、始めました」である。

Type-A・B・Cの3形態で発売された。

収録曲5曲のうち、3曲の編曲を野中"まさ"雄一が手掛けている。


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楽曲一覧

  1. 波乗りかき氷[04:11]

作詞:秋元康/作曲:YUMA/編曲:野中"まさ"雄一

 勢いのある爽やかエレキギター中心の楽曲。波乗り・かき氷を好む少年のような男性と、その男性に恋をする女性の心情を描いている(1番では波乗り要素、2番ではかき氷要素が描かれている)。前述したエレキギターサウンドが痛快で、サーフィンをするには打ってつけの青い海が想像できる。「1つ目は波乗り、2つ目はかき氷、3つ目には私を好きになってね」と願う恋心を歌った、太陽が照る真夏に聴きたいサマーラブチューンである。尚、ギター演奏は堀崎翔が務めた(堀崎氏のブログ より)。


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  1. フェルメールの手紙[04:47]

作詞:秋元康/作曲・編曲:野中"まさ"雄一

 共通カップリング曲。絵画展覧会「フェルメールからのラブレター展」テーマソング。「フェルメール同様に国民的に広く愛されているアーティストに担当してもらいたい」という主催サイドの意向を受け、総合プロデューサー・秋元康が楽曲を書き下ろし。2011年6月29日に、表題曲「波乗りかき氷」と共にレコチョクで先行配信された(CDJournal ORICON MUSIC より)。

 画家ヨハネス・フェルメールの絵画『窓辺で手紙を読む女』や『手紙を読む青衣の女』を題材とした楽曲。ドラムとアコーディオンが特徴的なバラードで、愛してはいけない人を愛した、たった一度の過ちを歌っている。「許されない禁断の愛でも、偶然の出会いに後悔はない」と言い切る女性を描いた、夏の夜に聴きたい切なソングである。尚、ギター演奏は堀崎翔が務めた(堀崎氏のブログ より)。

 ちなみに、Wikipediaの記述によると、『窓辺で手紙を読む女 』の果物は不倫関係の象徴と考えられており、『手紙を読む青衣の女 』の女性は妊娠しているようにも見える。以上からこの楽曲は、「不倫相手の子供を妊娠し、絵画の女性と同じ境遇になった今の私には、画中の手紙に何が書かれていたのか何となく分かる気がする」と思う女性を描いているように感じた。


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  1. ハグ友[04:19]

作詞:秋元康/作曲・編曲:伊藤心太郎

小嶋陽菜 from AKB48 by the courtesy of You,Be Cool!/KING RECORD Co.,Ltd.
小嶋陽菜 from ノースリーブス by the courtesy of Epic Records Japan Inc.
cooperation:プロダクション尾木

 Type-A収録楽曲。映画「イースターラビットのキャンディ工場」日本語版主題歌。アコースティックギター・キーボード・エレキギターが目立つ楽曲で、凹んで強がる親友をハグして慰める様子を描いている。間奏では、大島優子の親友である小嶋陽菜が登場。「私のこと好き?」と尋ねる大島に小嶋が笑って誤魔化す、微笑ましいやり取りが展開されている。幼い頃から一緒にいるハグ友の固い絆を歌った、元気をくれる温かい友情ソングである。個人的には、2番サビの「2人で1人 人は誰かと 支え合って(生きる)弱い生き物」が好きである。


  1. ギリシャの貨物船[05:02]

作詞:秋元康/作曲:渡辺翔/編曲:板垣祐介

 Type-B収録楽曲。静かに沈む夕陽を思わせる、ピアノ・アコースティックギター・ストリングス主体の楽曲。ギリシャの貨物船が過ぎる様子を、恋人と一緒に眺める様子を描いている。曲中の主人公は、「誰より大事な人をこんなに好きになれて、世界一しあわせだ」と思っており、前述の音色がそれを裏付けるようにやさしく鳴り響いている。ギリシャの風景と夕陽の絶景、恋人と遠くでしあわせに暮らしたい主人公の願いを歌った、切ない音色とやさしい世界観の楽曲である。


  1. 僕たちのオフショア[04:16]

作詞:秋元康/作曲:つじたかひろ/編曲:野中"まさ"雄一

 Type-C収録楽曲。初心者の恋人とサーフィンを楽しむ主人公の姿を描いている。題名にある「オフショア」は、陸から海に向かって吹く風を指すサーフィン用語で、サーフィンに適した環境を作る風であることから、「二人で楽しむこのサーフィンが、僕たちの関係を進展させるオフショアになればいいな」と主人公が思っているように感じる。堀崎翔演奏のロックギターが痛快なサーフチューンである(ギター演奏は堀崎氏のブログ 参照)。個人的には、曲中のエレキギター(特に、前奏・Aメロ終了直前・間奏・後奏で一瞬鳴るノイズのような音)と、2番Bメロの「一緒に何か挑む プロセスがいい」が好きである。


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