概説
前作「LET'S MUSIC」から約4か月半ぶりのシングルである。
前作同様、メンバーのマリウス葉は、体調不良のための活動休止で不参加となっている。
秦基博・岡田一成 (nicoten)・柳田周作 (神はサイコロを振らない) から楽曲提供を受けている。
初回限定盤A・B・通常盤の3形態で発売された。
共通封入特典として、シリアルコード入りプレイリストカードの他、パズル型フォトカードがある。
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楽曲一覧
- 夏のハイドレンジア[04:55]
作詞・作曲:秦基博/編曲:トオミヨウ
- Drums:伊吹文裕
- Bass:須藤優
- Guitar:秋山浩徳
- Strings:室屋光一郎ストリングス
- Engineer:中村亮三
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中島健人・小芝風花W主演ドラマ「彼女はキレイだった」主題歌。シンガーソングライター・秦基博が、ドラマの脚本を読んだ上で書き下ろした。ヒロインの「君」を、都会の雨の中、季節を越えて懸命に凛と咲くハイドレンジア(西洋アジサイ)に見立て、そんな「君」に対して「僕」が「そのままのあなたでいいんだよ」と優しくメッセージを送る楽曲になっている(MANTANWEB より)。夏の切なさや儚さ、君と僕の温かさや優しさを繊細な歌詞と音色で綴った、Sexy Zoneの新たな引出しを作ったサマーバラードである。尚、ミュージシャンクレジットは、編曲のトオミヨウがTwitter 上で公開した(オフィシャル・ライナーノーツは、8thアルバム「ザ・ハイライト」のページを参照して下さい)。
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- Never lie to me[03:47]
作詞:岡田一成/作曲:Gustav Mared・岡田一成/編曲:Gustav Mared
初回限定盤A収録楽曲。ロックバンド・nicotenのドラム担当・岡田一成が作詞・作曲を務めた。
- 桃色の絶対領域[04:13]
作詞・作曲:柳田周作(神はサイコロを振らない)/編曲:石塚知生
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初回限定盤B収録楽曲。ロックバンド・神はサイコロを振らないのヴォーカル担当・柳田周作が作詞・作曲を務めた。ランデヴーに溺れる男女を描いた楽曲で、ディープでジャジーなアダルトサウンドが、艶やかで危なげな恋の様子を表している。聴くほどSexy Zoneの虜になっていく、絶対的で魅力的なデンジャーラブソングである。個人的には、佐藤勝利による最初の息を吸う音、1番と2番で視点が違うことを表す「あなた」の表記(1番は「貴方」で女性視点、2番は「貴女」で男性視点)と、キャッチーで韻を踏んだサビの「Tick-Tack Tick-Tack, ランデヴー 貴方(貴女)の虜になってく」が好きである。
尚、題名「桃色の絶対領域」は、2021年3月21日放送のNHK音楽番組「シブヤノオト」でSexy Zoneと神はサイコロを振らないが共演した際の、「今のSexy Zoneをイメージして曲を作るならどんなタイトルにする?」という質問に対する回答で、今回の楽曲提供でその題名が採用された(ナタリー より)。また、ギターは福原将宜(Twitter )、トランペットは中野勇介(Twitter )、サックスは大郷良知(Twitter )が演奏した。
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- Prism[04:20]
作詞:ケリー/作曲:原田峻輔・HIKARI/編曲:CHOKKAKU
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通常盤収録楽曲。エレキギターカッティングが特徴的な楽曲で、小刻みなそれが絶妙なグルーヴを生み出している。また、曲中で登場する「君」は、ズルい顔をして飲みかけのラテを奪ったり、「絶対晴れ女だよ」と認めるしかないと言ったり、映画のキスシーンで気まずくて息を止めたりしており、曲中で「僕」が好きになるのも頷ける無邪気な魅力に溢れている。うだるような日でも思わず浮かれてしまいそうになる、8月の午後の片想いをグルーヴィーに描いた楽曲である。個人的には、Bメロのコーラスと、サビの「I love you I just need you」のコーラスが好きである。尚、曲中で題名の「Prism」は一切登場しない。
- Heat[03:47]
作詞:JUN/作曲:Adrian McKinnon・原田卓也/編曲:原田卓也
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通常盤収録楽曲。全編英詞の楽曲で、生音のような力強いドラムサウンドが特徴的である。熱く感じる瞬間を覚える恋を描いており、裏声で繰り出されるサビは、主人公の恋に対する思いの丈のようにも聞こえる。Sexy Zoneの魅力をまた一つ引き出したクールラブソングと言える。尚、1番Aメロで登場する「Lemon and Gin(レモンとジン)」は、ホワイトレディ、ジン・フィズ、レモンジントニック等のカクテルで使われることから、「相性の合う2人」を意味していると思われる。
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