概説
自身初のアルバム。AKB48の派生ユニットでは、Chocolove from AKB48「Dessert」に続く、2組目のアルバムリリースである。
既発曲は1st~6thシングル7曲で、新曲5曲を含む計12曲が収録されている。
キャッチコピーは「先生、保健室に行っていいですか?」である。
初回限定盤A・B・通常盤の3形態で発売された。
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楽曲一覧
- 猫だまし[03:54]
作詞:秋元康/作曲:熊上雅明/編曲:木之下慶行
- Guitar & Programming:木之下慶行
- Rhythm Programming:上江洌亮司
- Synthesizer Programming:神保トモヒロ
- Piano:QuinN
- Chorus:久保田薫
-
QuinN(楊慶豪)演奏のピアノから始まるポップナンバー。塾で隣の席に座る「あなた」に恋する「私」の姿を描いている。曲中では、「はっけよーい…のこった!」等の台詞が登場。題名「猫だまし」に因み、相撲の関連用語も多数登場している。一枚上手な「あなた」に翻弄される「私」の姿を描いた、本作への期待度を高める王道アイドルラブソングである。個人的には、歌詞・旋律・音色・歌声全てが好きである(特に、ドラム・ピアノと前述の台詞、猫だましを連想させる曲全体のクラップが好きである)。
- 初恋ダッシュ[03:35]
作詞:秋元康/作曲:カイタツヤ/編曲:KnocKout
2009年1月28日に発売された1stシングルの1曲目(詳細は当該ページを参照して下さい)。
- 完璧ぐ~のね[04:05]
作詞:秋元康/作曲:藤本貴則/編曲:KnocKout
2009年11月11日に発売された3rdシングル(詳細は当該ページを参照して下さい)。
- ドジ[04:25]
作詞:秋元康/作曲:筑田浩志/編曲:佐久間誠
- Programming & All Other Instruments:佐久間誠
- Chorus:久保田薫
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リズム & シンセサウンドが印象的なミディアムナンバー。ファーストデートの待ち合わせで時間・地下鉄を間違えてしまった、ドジでグズな「私」の姿を描いている。2番Aメロでは、幼少期の「私」のドジ・グズっぷりを詳細に描写。やっちまった「私」に対して、強い同情心が湧いてくる。「ドン引きされていませんように…」と神様に祈る姿を歌った、思わず「私」を応援したくなる可愛いポップソングである。個人的には、曲全体のドラムサウンドと可愛い歌声が好きである。
- 青い未来[04:05]
2009年1月28日に発売された1stシングルの2曲目(詳細は当該ページを参照して下さい)。
- アッカンベー橋[03:00]
2010年6月30日に発売された4thシングル(詳細は当該ページを参照して下さい)。
- 骨折ロマンス[03:41]
作詞:秋元康/作曲:大西とおる/編曲:平沢敦士
- Programming & All Other Instruments:平沢敦士
- Chorus:久保田薫
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ブラス・シンセ・スクラッチ等が主張的に響く楽曲。陸上部の練習中に転倒・骨折・入院をした、主人公の姿を詳細に描いている。曲中では、主人公の病室にクラスのマドンナが見舞いで登場。「みんなが羨む彼女ができてラッキー・サイコー!」と喜んでいる。「捨てる神あれば拾う神あり」と明るく陽気な声で歌った、怪我の功名を可愛く描いたポップロマンスラブソングである。個人的には、曲全体の珍妙な音色と、久保田薫のサビのコーラス「骨折ロマンス×3 Ha~」が好きである。
- 麻友のために[04:09]
作詞:秋元康/作曲:西賢二/編曲:kudoking
- Programming & All Other Instruments:kudoking
- Chorus:久保田薫
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渡辺麻友のソロ楽曲。大江千里の編曲で有名な清水信之が、kudoking名義で編曲を務めた。夕暮れを連想させるアコースティックギターが特徴。試合に負けて拗ねる「あなた」を励ます麻友を描いている。「麻友のために元気を出して・笑顔を見せて」と可愛く歌った、前へ歩き出す力をくれるノスタルジックな一曲である。尚、この楽曲は、清水信之アレンジャー歴35周年記念アルバム「LIFE IS A SONG」Disc2や、渡辺麻友のアルバム「Best Regards!」完全生産限定盤Aにも収録された。
- ギュッ[03:45]
作詞:カシアス島田/作曲:Voice of Mind/編曲:安部潤
2010年9月1日に発売された6thシングル(詳細は当該ページを参照して下さい)。
- やる気花火[04:23]
2009年4月22日に発売された2ndシングル(詳細は当該ページを参照して下さい)。
- 柊の通学路[03:56]
作詞:秋元康/作曲:ムラマツテツヤ/編曲:浜崎裕司
- Guitars & All Other Instruments:浜崎裕司
- Chorus:久保田薫
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編曲・浜崎裕司のギターが印象的に響く楽曲。柊が咲く通学路で、意中の「あなた」の登校を待つ「私」の切ない恋心を描いている。曲中では、偶然を装って「あなた」と一緒に登校したい「私」の胸中を詳細に描写。ピンと張った空気の中、ずっと待っている「私」の姿に胸が痛くなってくる。「どうか私の片想いが咲きますように…」と願いたくなる、真冬の無垢な片想いを描いたセンチメンタル・ラブソングである。個人的には、曲全体の世界観が好きである。
- 青春のフラッグ[04:42]
2010年6月30日に発売された5thシングル(詳細は当該ページを参照して下さい)。
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