Lotus（嵐）- Utapedia

概説

前作「果てない空」から約3か月ぶりのシングルである。

初回限定盤・通常盤の2形態で発売された。

通常盤には、C/W「Boom Boom」とオリジナル・カラオケが収録されている。

作詞：Soluna／作曲：iiiSAK・HYDRANT／編曲：佐々木博史・iiiSAK

　相葉雅紀主演ドラマ「バーテンダー」主題歌。ストリングスとデジタルサウンドが混ざり合った楽曲で、バーが題材のドラマに合った、アダルト & ミステリアスなダンスナンバーとなっている。Bメロでは、二宮和也・大野智が高音のフェイク「Ah...」を披露。ラスサビの相葉のパート「物語（ストーリー）始まる」には、一部クールな音声加工が施されている。「君がいるから迷わない、涙は流さない」と誓った、傷だらけの過去を癒やすハートフルな一曲である。

　個人的には、趣向を凝らした曲全体の歌声が好きである（前述したシャウト & 音声加工の他、Aメロの二宮の上ハモや、ラスサビの大野のフェイクも好きである）。また、佐々木博史の弦編曲とiiiSAK（Erik Lidbom）のデジタルアレンジの融合が、別種の酒を混ぜて作るカクテルのようだと思った。尚、題名「Lotus」は、「蓮」を意味する英語である（蓮には媚薬効果があり、同じ効果を持つカクテルとの繋がりを意識したと思われる）（ミュージシャンクレジットは、10thアルバム「Beautiful World」のページを参照して下さい）。

作詞：作田雅弥・alt／作曲：大島こうすけ／編曲：石塚知生

　共通カップリング曲。33rdシングル「Dear Snow」の大島こうすけが作曲を務めた。ピアノ・ブラス・ストリングスが朗らかに鳴るミディアム・バラード。遠く離れた「君」を想う「僕」の姿を描いている。胸の奥で燃え続けている灯（ともしび）のように温かい、明日や未来を明るく照らす優しく柔和なラブソングである。個人的には、歌詞・旋律・音色・歌声全てが好きである（特に、最初のピアノサウンドと、悲しい心に寄り添う歌詞が好きである）。

作詞：100+／Rap詞：櫻井翔／作曲：Erik Lidbom・Jon Hällgren／編曲：ha-j

　通常盤収録楽曲。ベース・シンセ・スクラッチが印象的な楽曲で、「君」と楽園の果てまで行きたい「僕」の興奮を描いている。間奏では、櫻井翔による短めのRapが登場。クールなヴォーカルエフェクトに、酔い痴れること必至である。ダイヤモンドよりもきらめいて踊り出す心を描いた、寒い冬の夜に聴きたいスタイリッシュ・ラブソングである。

　個人的には、前述の音色とサクラップ、語感の似た言葉を用いたAメロの歌詞と、頻出する「Hey!」が好きである。尚、大野智は好きなカップリング曲としてこの楽曲を挙げ、松本潤は語呂の悪さから「Boom Boom Boom」の方が良いのでは？と提案した（4thベストアルバム「ウラ嵐マニア」のシークレットトークより）。

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