Beautiful World(嵐)- Utapedia

Beautiful World

Beautiful World」は、2011年7月6日に発売された、の10thアルバムである。


目次

  1. 概説
  2. 楽曲一覧
  3. 外部サイト

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概説

前作「僕の見ている風景」から約11か月ぶりのアルバムである。

既発曲は、32nd~35thシングルである。

本格的な制作は2011年3月開始。コンセプトは「今、届けられるメッセージ」で、題名「Beautiful World」には、「東日本大震災を踏まえてアルバムを聴いてくれた人達に待つ未来が「Beautiful World」でありますように」という、提案者・櫻井翔の願いが込められている。

通常盤のみの1形態で発売された。

2011年7月20日には韓国でも発売された。

2011年11月28日には、メンバー作詞・作曲の「エナジーソング~絶好調超!!!!~」収録のセブンネット限定フェイスタオル付きCDが、セブンネットオリジナル盤として販売された(尚、CDはシングル表題曲未収録となっている)。


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楽曲一覧

  1. Rock this[03:37]

作詞:100+/Rap詞:櫻井翔/作曲:Dele Ladimeji・Paul Boddy/編曲:吉岡たく

 重低音エレキギターが印象的なロックチューン。「雑踏に紛れた一瞬の輝きを君と一緒に見よう」と意気込む「僕ら」の姿を描いている。間奏には、全員参加のサクラップを挿入。「嵐」「crew」と、嵐の関連用語を交えてクールに歌唱している。不可能を可能にしつつ運命を切り開く、Dreamer & Believerの所信表明ソングである。個人的には、歌詞・旋律・音色・歌声全てが好きである(特に、前述のエレキギターと声に出しやすい「Hey」「Ho」、櫻井翔の「We're like スサノヲ」の歌い方が好きである)。

 尚、サビのフレーズ「Now is the time, are we gonna rock this?」は、英語で「今がその時だ、僕らと君で盛り上げようか?」を意味する。また、ブックレットでは、サクラップの「誤魔化せんぜ」が「誤摩化せんぜ」と表記されている。


  1. まだ見ぬ世界へ[04:06]

作詞:Soluna/Rap詞:櫻井翔/作曲:R.P.P.iiiSAK/編曲:iiiSAK・吉岡たく

 本作のリード楽曲。エレキギターとストリングスが印象的な楽曲で、あの日の「僕ら」の声を頼りに、動き出す明日・未来へ走り出す様子を爽やかに描いている。1番サビ直後には、短いサクラップを挿入。自身を表す「A to the R.S」が登場する等、技巧を凝らした秀逸なものとなっている。「今が辛くて暗くてもまだまだ続けてやるよ」と誓った、頂上・まだ見ぬ世界へ挑む決意を歌った楽曲である。

 個人的には、歌詞・旋律・音色・歌声全てが好きである(特に、希望を感じる歌詞と歌声、Bメロのリズミカルな「everyday every night everytime」と、裏で流れるエレキギターが好きである)。また、随所で見られる音声加工も好きである。尚、この楽曲にはPVが制作された(リード楽曲のPV制作は、3rdアルバムの「Lucky Man」以来である)。また、この曲の終了直後、間髪を容れずに「Løve Rainbow」が始まる。


  1. Løve Rainbow[04:40]

作詞:furaha・Octobar/作曲:iiiSAK・Dyce Taylor/編曲:ha-j

 2010年9月8日に発売された32ndシングル(詳細は当該ページを参照して下さい)。


  1. always[04:02]

作詞:100+/作曲:Dyce Taylor・Andreas Johansson/編曲:youwhich

 全編シンセサウンドの楽曲。「君と僕はここで出逢うために きっと 生まれてきた」という、「僕」が抱く、愛する「君」への気持ちや想いを描いている。「いつもいつでもそばにいる、共に生きてゆこう」と誓った、クール & スタイリッシュな純情ラブソングである。個人的には、曲全体のエレキギターが印象に残った。尚、元々はリード楽曲の候補で、題名「always」は6thアルバム収録曲「COOL & SOUL」の仮題だった。


  1. Shake it![03:36]

作詞・作曲:The仙台セピア/編曲:吉岡たく

 松本潤のソロ楽曲。前作収録楽曲「Summer Splash!」同様、音楽グループ・Hi-Fi CAMPが、The仙台セピア名義で作詞・作曲を務めた。エレピ・クラップ・スクラッチ・ブラスが魅力のファンキーチューン。№1のShiny Girlと情熱的に踊り明かす男性の姿・様子を艶やかに描いている。クール & セクシーな松本の魅力満載の、身体・頭・心でビートを感じられる楽曲である。

 個人的には、歌詞・旋律・音色・歌声全てが好きである(特に、前奏・間奏・後奏の「Shake it Shake it, Shake it body」の上ハモと、「Shake It Body」から始まる痛快ラップパート、2番Bメロ直前のグラスの音が好きである)。尚、この楽曲では、嵐のメンバーがガヤを務めた。また、ターンテーブル演奏はDJ・野村勝己が務めた(プライムトーク より)。


  1. 虹のカケラ~no rain, no rainbow~[03:53]

作詞:Osami・Octobar/作曲:Carl Utbult・Chris Meyer・Taisho/編曲:石塚知生

  • Drums:小田原豊
  • Bass:岡雄三
  • E. & A.Guitar:古川望
  • Tabla & Percussions:梯郁夫
  • Fiddle:大久保真奈
  • Tin Whistle:安井マリ
  • Koto:吉永真奈
  • Chorus:Ko-saku佐々木久美佐々木詩織・三枝笑梨子・楮本陽子

 多種多様な音色が踊る爽やかな印象の楽曲。自分達を色とりどりの「虹のカケラ」と例えており、「それぞれの愛を分け合い未来を照らそう」と歌っている。曲中には、「涙拭いて笑顔見せて 悲しい時でもsmile」等々、泣いている人を励ます言葉が多数登場。東日本大震災で暗くなった日本を癒やす、朗らか・麗らか・温かな楽曲に仕上がっている。「個性・魅力・愛を持ち寄り一つになろう」と歌唱した、世界平和の歌とも言えるピースフルソングである。個人的には、歌詞・旋律・音色・歌声全てが好きである(特に、副題「no rain, no rainbow」と、コーラス「oh oh oh oh oh-oh-oh」が好きである)。


  1. Dear Snow[04:44]

作詞:伊織・ISHU/作曲:大島こうすけ/編曲:宮野幸子・吉岡たく

 2010年10月6日に発売された33rdシングル(詳細は当該ページを参照して下さい)。


  1. Hung up on[03:54]

作詞:伊織/Rap詞:櫻井翔/作曲・編曲:大島こうすけ

 大野智のソロ楽曲。メンバーの櫻井翔がRap詞・歌唱で参加した。暁の明星が浮かぶ暗めのアダルトダンスナンバー。恋人の「君」のことが頭から離れられない、一心不乱な「僕」の葛藤を描いている。「人生はTrap」と嘆き悶える様子を歌った、大野の高い歌唱力に感嘆する楽曲である。

 個人的には、明朝体で表記された英語フレーズが好きである。また、間奏の息遣いが、2番Aメロの「息切らしてる」を表しているように聴こえた。尚、題名「Hung up on」は、「~のことが頭から離れない」を意味する英語である。また、ブックレットでは、1番Bメロの「過剰」が「過乗」と表記されている。


  1. Joy[03:54]

作詞:小川貴史・alt/Rap詞:櫻井翔/作曲:Duke Ashton・Sherrie Ashton/編曲:石塚知生

 エレキギター & ブラスが印象的なファンキーチューン。長い窮屈な深呼吸をしている人に対して、「Come on! Clap hands!」と手を鳴らすことを促している。「ここに来てJoy(喜び)を一緒に分かち合おう」と歌った、胸が空く愉快・痛快・軽快・爽快な楽曲である。個人的には、曲全体の明るい音色と間奏のサクラップ、落ちサビの櫻井翔のフェイクと、ラスサビの「足音ひびきびきびきびきびかせながら」が好きである。


  1. どこにでもある唄。[05:31]

作詞・作曲:二宮和也/編曲:ha-j・二宮和也

 二宮和也のソロ楽曲。前作同様、自身が作詞・作曲・編曲を務めた(編曲はha-jと共作)。痛い程優しい二宮の歌声と、涙腺を刺激する温かい音色が特徴。「一歩一歩 歩いている。ただそれだけでいい…」等々、泣くのを我慢する人に向けた優しい言葉が見受けられる。「大丈夫。僕らはずっとここにいるよ。」と優しく誓った、頑張って生きる人に寄り添い励ますバラードである。個人的には、静かな1番から一転、ドラム・ギター・ストリングスが盛大に鳴る間奏が好きである。


  1. negai[04:07]

作詞:furaha/作曲:iiiSAK・Dyce Taylor/編曲:宮野幸子・iiiSAK

 32ndシングル「Løve Rainbow」を作曲した、iiiSAKDyce Taylor制作楽曲。ピアノ・アコースティックギター・ストリングスが魅力的で、遠く離れた「君(あなた)」へ祈りを捧げる「僕」の姿を切なげに描いている。星や月が輝いている綺麗な夜空が浮かんでくる、優しい願いが込められた歌謡曲風バラードである。個人的には、前述の音色の他、間奏のヴァイオリンと、曲全体のシンセサウンドが好きである。


  1. Lotus[04:24]

作詞:Soluna/作曲:iiiSAK・HYDRANT/編曲:佐々木博史・iiiSAK

 2011年2月23日に発売された35thシングル(詳細は当該ページを参照して下さい)。


  1. 「じゃなくて」[03:42]

作詞:伊織・Soluna/作曲・編曲:大島こうすけ

 相葉雅紀のソロ楽曲。「Hung up on」の大島こうすけが作曲・編曲を務めた。明るいブラス中心の愉快な打ち込みポップナンバー。友達の「君」に好きだと言えず悶々とする「僕」の姿を軽快に描いている。サビの「じゃなくて!」「じゃなんで?」と直後の台詞が印象的な、相葉のキャラクターにぴったり合った陽気な片想いソングである。個人的には、曲全体の弾ける音色と、2番Aメロの微笑み・電話のSEが好きである。


  1. morning light[03:43]

作詞:UNITe・Soluna/作曲:Curly・Dr.Hardcastle/編曲:佐々木博史

 シンセサウンド中心の疾走感あるダンスナンバー。遥か約束の地を目指し旅立つ前向きな「僕ら」の決意を、走り抜けるような音色に乗せて爽やかに歌っている。サビの英語フレーズ「through the night, to the light, to the morning light」が極めて印象的に聴こえる、星が空に帰る頃の朝陽を描いた楽曲である。個人的には、前奏のドラムと、大野智のサビのフェイクが好きである。


  1. To be free[03:43]

作詞:Soluna/作曲:Samuel Waermo・Octobar/編曲:Samuel Waermo・吉岡たく

 2010年7月7日に発売された31stシングル(詳細は当該ページを参照して下さい)


  1. このままもっと[04:43]

作詞・作曲:100+/Rap詞:櫻井翔/作曲・編曲:Hisashi Nawata

 櫻井翔のソロ楽曲。100+が作詞・作曲を務めた。ギター・サックス・キーボード・フルートが響く爽やかな楽曲。「君」と過ごすささやかな日々に溢れている「I love you」に、想いを馳せる「僕」の姿を描いている。間奏には低音のサクラップを挿入。「君」を愛し過ぎるがあまり不安になる「僕」の気持ちを赤裸々に歌っている。「二人だけの愛の花をいつまでも咲かせたい」と歌った、変わらぬ愛・深い絆を感じる純情ラブソングである。個人的には、歌詞・旋律・音色・歌声全てが好きである(特に、愛する「君」への想いが詰まった甘く優しい歌詞と歌声、爽やかな夏を連想させる曲中の言葉が好きである)。


  1. 果てない空[04:26]

作詞・作曲:QQ/編曲:ha-j

 2010年11月10日に発売された34thシングル(詳細は当該ページを参照して下さい)。


  1. 遠くまで[04:37]

作詞:小川貴史/作曲:Erik Lidbom・Dyce Taylor/編曲:佐々木博史

 自身出演の日本航空CMソング。グルーヴィーなギターパートから始まる爽快な楽曲で、「君」に対して「声高く一緒に歌おう!」と誘っている。曲全体(特に2番Aメロ)の歌詞が前向きで、聴くだけで「ひとりじゃない」と信じることができる。快晴の空を連想させるストリングスが魅力的な、見渡す世界の素晴らしさを歌った晴れやかな楽曲である。個人的には、「Ready steady go!」から始まる前奏・後奏と、神保彰演奏のBメロ途中のドラム、2番Aメロで流れるピアノサウンドが好きである。尚、元々の題名は「To The Stars」だった。


  1. エナジーソング~絶好調超!!!!~[03:47]

作詞:/Rap詞:櫻井翔/作曲:二宮和也/編曲:ha-j・二宮和也

 セブンネットオリジナル盤収録楽曲。メンバーが作詞・Rap詞・作曲・編曲で参加した。和気藹々な話し声と手拍子から始まる楽曲。明るい音色が魅力的な痛快バンドナンバーで、「5人と騒いで笑って泣いて食って飲もう!」と誘っている。痛い時・辛い時・悲しい時に是非聴きたい、超絶絶好調になれる爽快エナジーソングである。個人的には、弾ける音色・歌声・掛け声が好きである。

 尚、ブックレットにはミュージシャンクレジットが表記されているが、現物を所持していないため詳細が不明である。また、この楽曲は、6thベストアルバム「ウラ嵐BEST 2008-2011」Disc2にも収録された。


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