概説
音楽教員の両親の影響で、幼少期から音楽に興味を持ち、小学3年生でサックスを開始する。
高知県立中村高等学校時代は吹奏楽部に所属する。
国立音楽大学サクソフォン科に入学し、ジャズオーケストラに所属。同時期に、秋本奈緒美のサポートで本格的なプロミュージシャン活動を開始する。
在学中、大学ビッグバンドの名門チーム「ニュー・タイド・ジャズ・オーケストラ」の創立メンバーとして活動する。
1983年、第14回山野ビッグバンドジャズコンテストにて、初出場で初優勝、最優秀ソリスト賞を受賞する。
1985年、前年の活躍がジャズミュージシャン・原信夫の目に留まり、卒業直前に「原信夫とシャープス&フラッツ」の代替メンバーとしてリードアルト奏者を務める。
国立音楽大学を首席で卒業後は、日本のトップアーティストのツアーサポートやレコーディングで多数のアーティストの作品に参加する。
1991年、フュージョングループ「T-SQUARE」に加入。バンドのフロントを飾ると共に、作曲・編曲でも新風を巻き起こす。
1998年、T-SQUAREを退団し、ソロアーティストとしての活動を開始する。
2007年、歌手のマリーンと共演。コラボアルバムでビッグバンドアレンジとプロデュースを務める。
2008年、8枚目のオリジナルアルバムをリリース。ソロ作品としては初のロサンゼルスレコーディングを行う。
2009年、9枚目のオリジナルアルバムをリリースする。
自己名義のバンドの他、「Witness」「B.B.Station」「Four ofa Kind」「Voice Of Elements」等のプロジェクトに参加している。
アーティスト活動を中心にしながら、セッション・レコーディング・編曲・プロデュース等、多方面に渡って精力的に活動している。
特徴・豆知識
実家に多くの楽器があり触れる機会が多かったためか、サックスやEWI(ウインドシンセサイザー)の他、木管・金管・ギター・ピアノ・ドラム・ヴォーカル等々、様々な楽器を演奏できるマルチプレイヤーの側面を持っている(そのため、ステージで持ち帰メドレーが組まれることもある)。
非常に卓越した技術力から、「ハイパーサックスプレイヤー>」の異名でも知られている。
レコーディングでも多重録音でホーンセクションを行い、「All Woodwinds and Brass Instruments」とクレジットされたことがある。
ステージでは、通常の楽器演奏や持ち帰メドレーの他、自作曲のカラオケと元にした即興演奏、メンバー同士の楽器入れ替え、「紅白歌合戦」と称した持ち歌披露等々、エンターテインメント性に富んでいる。
1977年、母校・中村高校野球部が第49回選抜高等学校野球大会で準優勝した際は、吹奏楽部員としてアルプススタントで演奏している。
2017年、母校・中村高校野球部が第89回選抜高等学校野球大会の21世紀枠に選出された際は、自作の応援曲を複数書き下ろし、アルプススタンでの応援にも参加している。
無類のカーマニアであり、サーキットでポルシェを操ったり、読売新聞の特集「愛車物語」で紹介されたりしている。
サックス奏者・本間将人と名前が似ている。
演奏作品
- 「ソミソミラシラ」[T & B]
- 「Love Situation」[A & T]
- 「まっすぐのススメ!」[T]
- 「Show must go on」[T]
- 「Dance with me」[A]
- 「Key of Heart」[T]
- 「Amazing Romance」[T]
- 「Beating Hearts」[T]
- 「踊るように人生を。」[A/共同]
Superfly
- 「Blue~こんな夜には踊れない」[A/共同]