概説
前作「Step and Go」から約4か月ぶりのシングルである。
初回限定盤・通常盤の2形態で発売された。
初回限定盤のみ、ボーナストラック「FINAL Remix feat. WISH, Love so sweet & One Love」が収録されている。また、通常盤のみ、C/W「How to fly」とオリジナル・カラオケが収録されている。
2008年8月5日には、通常盤・映画「花より男子ファイナル」大ヒット!!記念仕様」が追加発売。ボーナスコンテンツとして、松本演じる道明寺司の劇中の台詞が収録されている。
楽曲一覧
- One Love[04:47]
作詞:youth case/作曲:加藤裕介/編曲:石塚知生
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松本潤出演映画「花より男子F(ファイナル)」主題歌。新郎が新婦への想いを綴ったラブソングで、結婚式の定番曲として人気の楽曲となっている。前奏では、スコットランドの民族楽器・バグパイプの音色が登場。ウェディングウォーク(新郎新婦と招待客が教会へ向かう行進)の先頭を担う楽器を置くことで、心温まる式の情景を想像させやすくしている。「百年先も 愛を誓うよ 君は僕の全てさ」と、「君」に対する永久(とこしえ)の愛をあけすけに歌った、嵐が贈る最上のウェディング・ラブソングである。
個人的には、前述のバグパイプの他、優しい雰囲気を醸し出すピアノ & ストリングス、グルーヴィーに鳴り続けるエレキギターが好きである。また、18thシングル「Love so sweet」を作曲したyouth caseの歌詞も好きである(朗らかで優しい単語や表現が多数あり、新婦に対する新郎の愛がありありと伝わってきた)。
尚、レコーディング時点での仮題は「I LOVE YOU」だった。また、2020年2月28日配信のEPには、この楽曲のリプロダクション楽曲「One Love:Reborn」を収録。17thアルバム「This is 嵐」初回限定盤Disc2でCDに初収録された。
- How to fly[03:49]
作詞:UNITe/作曲:Anderz Wrethov・R.P.P./編曲:吉岡たく
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通常盤収録楽曲。アコースティックギター・ヴァイオリン・ピアノ中心の楽曲で、進行につれて音色が明るくなるのが特徴である。「誰一人 独りじゃ無い」と気づかせてくれる、目の前の困難を乗り越える時に聴きたい一曲である。個人的には、1番Aメロの「辿り着く桃源郷 見てるだけ望遠鏡」と、「How to fly」の韻を踏んだ「知ってたはずさ」が好きである。また、曲全体(特に2番Aメロ・サビ・間奏)のアコギと、サビの掛け声「eh oh eh oh」、「忘れた訳じゃない」「幼き胸は」「幼き胸に」途中のSEも好きである。
- FINAL Remix feat. WISH, Love so sweet & One Love[04:52]
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初回限定盤収録のボーナストラック。自身歌唱の「花より男子」主題歌3曲を繋げたリミックスである。最初は15thシングル「WISH」。崇高なオーケストラを伴奏に、愛の歌を朗らかに歌っている。続いて18thシングル「Love so sweet」。「Wow Wow Wow Yeah Yeah Yeah...」が終始流れており、Bメロ・サビのピアノとサビ直後のエレキギターが特徴的である。最後は22ndシングル「One Love」。可愛いタンバリンから始まり、ファンファーレを思わせる高らかなブラスで終了している。出逢いの「WISH」、交際の「Love so sweet」、結婚の「One Love」というラブストーリーを思わせる、「花より男子」と併せて聴きたい趣ある一曲である。