概説
前作「青空の下、キミのとなり」から約4か月ぶりのシングルである。
14thアルバム「Japonism」には収録されておらず、15thアルバム「Are You Happy?」に収録されている。
初回限定盤と通常盤の2形態で発売された。
初回限定盤には、C/W「Mr. Lonely」と、通例では収録されない表題曲のオリジナル・カラオケが収録されている。また、通常盤には、C/W「It's good to be bad」「I say」とオリジナル・カラオケが収録されている。
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楽曲一覧
- 愛を叫べ[04:40]
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リクルート「ゼクシィ」CMソング。嵐に多数楽曲を提供する100+が作詞・作曲・編曲を務めた(編曲は佐々木博史との共作で、自身初の表題曲編曲となった)。高校時代のマドンナの結婚を祝う楽曲で、サビの連続する「アイ」がリズミカルかつキャッチーである(「このアイ・アイ・アイ・アイ・アイ・ラブ・ユーを 親愛・愛・愛なる人に」)。河村徹・柴田雄三・西川進によるロックンロールサウンドに、弦一徹ストリングス演奏の弦楽器を加えたパーティーチューンに仕上がっており、サザンオールスターズの桑田佳祐も、ビーチボーイズを思わせる楽曲とそれを歌いこなす嵐のメンバーを絶賛している。結婚式の定番曲「One Love」とは違った魅力が詰まった、痛快・軽快・爽快なウェディングソングである。
個人的には、前述のバンド・ストリングスサウンドと、Ko-sakuによる賑やかなコーラスが好きである。尚、歌詞には「アイ・ラブ・ユー」等の英語が頻出するが、全てカタカナで表記されており、曲中にアルファベットは一切登場しない(ミュージシャンクレジットは、15thアルバム「Are You Happy?」を参照して下さい)。
- ユメニカケル[04:48]
作詞:古川貴浩・小川貴史・John World/作曲:古川貴浩/編曲:ha-j
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共通カップリング曲。JAL2015キャンペーンソング、及び、JAL「がんばろう日本!2020」CMソング。大空の旅と未来の旅がオーバーラップする、夢と希望に溢れた、美しくて壮大なスケールのミディアムナンバーとなっている(HMV&BOOKS online より)。煌めくピアノや壮大かつ爽快なストリングスが魅力的で、編曲・ha-j の特長が見事に凝縮されている。灯した光のもと、夢に翔ける姿が浮かぶ、未来への希望に溢れた楽曲である。個人的には、サビの「夢の架け橋」「虹のゴール」が好きである。尚、初回限定盤には2曲目、通常盤には3曲目に収録されており、オリジナル・カラオケは通常盤のみ収録されている。
- Mr. Lonely[03:48]
作詞:Pink Wolf・Trevor Ingram/作曲:Trevor Ingram・Kanata Okajima・Stephen Rudden/編曲:Trevor Ingram・A.K.Janeway
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初回限定盤収録楽曲。海外アーティストの楽曲を多数手掛けるKanata Okajimaや、嵐の楽曲に多数参加するTrevor IngramことHIKARIが制作に参加した。孤独な男性・Mr. Lonelyが「キミ」をリードする楽曲。クールなシンセサウンドや間奏のエレキギターソロが特徴として挙げられる。姿の見えない謎めいているLoveを描いた、男性として成熟した嵐の魅力が窺える楽曲である。個人的には、前述したエレキギターと「Hey! Eh Oh Eh Oh Eh Oh Eh Oh」のコーラスが好きである。
- It's good to be bad[04:47]
作詞:Shigeo・eltvo/作曲:Didrik Thott・Octobar/編曲:Octobar
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通常盤収録楽曲。切なげなピアノとシンセサウンドで展開されるダンスナンバーで、加工されたヴォーカルや裏声が印象的である。shooting star(流星)やさんざめく星屑、巡る星が描いた流線の情景が浮かぶクールな楽曲である。個人的には、1番Aメロの大野智の「既にある感情は」と、2番A'メロの櫻井翔の「繰り返すカルマ 投げられたサイは falling falling down」、2番Bメロの「諦め リタイヤが ダメージ少ないかも その妄想 デンジャラス」と、サビの「Please stay with me Just dance!」が好きである。
- I say[03:45]
作詞:みうらともかず/作曲:sk-etch・BERT・ROLF/編曲:sk-etch
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通常盤収録楽曲。恋人だった「君」との別れを悲しむ曲で、曲中で爽やかに鳴るストリングスが、逆に主人公の寂寥感を際立たせているように聴こえる。繰り返されるサビの「I say, Bye Bye(僕は「さよなら」と言うよ)」が切なくなる、甘く痛む失恋ソングである。個人的には、主人公の後悔のように聴こえる間奏のエレキギターと、前奏・間奏・後奏の「Wow oh oh...」のコーラスが好きである。尚、この楽曲の作曲には、作曲家・Christofer Erixonが参加している(Wikipedia より/但し、根拠資料がなく、確定事項とは言えない)。
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