概説
前作「ふたり」から約1か月半ぶりのシングルである。
表題曲「ホタルノヒカリ」は、10thシングル「ブルーバード」と同じ「NARUTO」OP曲のタイアップがついている(「NARUTO」シリーズで同一アーティストが2度以上OP曲を務めるのは、FLOWに次いで2組目である)。
題名は「ホタルノヒカリ」だが、2007年放送のひうらさとる原作ドラマ「ホタルノヒカリ」の主題歌ではない(2010年放送の続編「ホタルノヒカリ2」では、19thシングル「キミがいる」が主題歌となった)。
33rdシングル「BAKU」には、表題曲「ホタルノヒカリ」の2021 Remasteredが収録されている。
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楽曲一覧
- ホタルノヒカリ[04:02]
作詞・作曲:水野良樹/編曲:江口亮/弦編曲:クラッシャー木村
- Sound Produced by 江口亮(Stereo Fabrication of Youth)
- Drums:石井悠也
- E.Bass:山崎英明(school food punishment)
- E. & A.Guitar:三井律郎(THE YOUTH)
- Piano & Programming:江口亮
- Strings:クラッシャー木村ストリングス
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アニメ「NARUTO -ナルト- 疾風伝」OP曲。10thシングル「ブルーバード」同様、江口亮が編曲を、クラッシャー木村が弦編曲を務めた。夏に消えた愛しい「あなた」を想う「僕」を描写。曲全体のストリングスや間奏のハーモニカが、逢いたくて哭(な)く「僕」の衝動・純情のように聴こえる。夏に煌めく「あなた」への願いや想いを歌った、蛍の光のように儚い楽曲である。個人的には、曲全体のエレキギターが好きである。また、「ブルーバード」同様、特別読みが多い印象を受けた。
尚、同じタイアップの「ブルーバード」はライブで頻繁に披露されるが、この楽曲の披露機会は乏しく、ライブツアーで披露されていない唯一のシングル表題曲となっている(尤も、水野のTwitter によると、海外では「ブルーバード」同様沢山聴かれている)。また、この楽曲は、ベストアルバム3作のいずれにも収録されていない(該当曲は、「HANABI」「流星ミラクル」「青春のとびら」とこの楽曲の4曲である)。
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- おもいでのすきま[05:24]
作詞・作曲:山下穂尊/編曲:湯浅篤
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インディーズ時代から存在した楽曲。別れた「君」との思い出を思い出し戸惑う「僕」の姿を描いている。Bメロ・サビ・間奏では男声コーラスが登場。「僕」の想いや切なさが、より伝わりやすくなっている(歌唱者は不明)。おもいでのすきまを埋めるまでの過程を歌った、辛さ・切なさ・温かさが込められた一曲である。
個人的には、失恋の傷が癒える軌跡を綴った歌詞が好きである(特に、1番サビの「現実に目をそらす」が、ラスサビで「現実に目を凝らす」に変わっているのが良かった)。また、曲全体の音色(特に山下演奏のハーモニカ)が、どこか秋めいて聴こえた。
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