ジパング・おおきに大作戦／夢を抱きしめて（ジャニーズWEST）- Utapedia

概説

前作「ええじゃないか」から約6か月ぶりのシングルである。

自身初の両A面シングルである。

初回盤A・B・C・通常盤の3形態で発売された。

初回盤A・Bには、オリジナル・カラオケ2曲を収録。初回盤CにはC/W「WESTERN PARADE」「Can't stop」が、通常盤にはC/W「SUPERSTAR」「for now and forever」が収録されている。

作曲家・Shusuiの制作楽曲が3曲収録された。

作詞・作曲・編曲：市川喜康・マシコタツロウ・ha-j

　ジャニーズ楽曲を多数制作する、市川喜康・マシコタツロウ・ha-jによるハイテンション楽曲。男女混声の賑やかなコーラスとブラスサウンド、関西弁を交えた若々しい歌詞が特徴として挙げられる。また、Aメロ・サビ・間奏では、ファンが合いの手を打つための女声ガヤが挿入されている。「感謝の気持ちと笑顔と絶やさず生きよう！」と歌う、ジャニーズWESTらしいわちゃわちゃありがとうソングである。個人的には、前述の元気溌剌ブラスサウンドの他、Aメロ前のお間抜けSEが好きである。

　尚、題名の「ジパング」は、マルコ・ポーロ著『東方見聞録』で黄金の国と記されている日本のことで、「おおきに」は「ありがとう」を意味する関西弁である（前者は歌詞には登場しない）。また、前述の女声ガヤのフレーズの前には、分かりやすく「✼」が表記されている。

作詞：canna／作曲：Shusui・RAAY・ART HUNTER／編曲：RAAY

　藤井流星・神山智洋出演ドラマ「アゲイン!!」ED曲。谷中たかしとShusuiのユニット・cannaが作詞を務めた（Shusuiは作曲も務めた）。アコースティックギターとアコーディオンの悲しい音色が響く、異国情緒溢れるサウンドで展開されている。愛する「君」を抱きしめて永久の愛を誓う、「ジパング・おおきに大作戦」とは対照的なラブソングである。

作詞：Shusui／作曲・編曲：Shusui・Fredrik Hult・Carl Utbert

　初回盤C収録楽曲。サビの「パレードに行こうみんなで騒ごう」という歌詞通り、パレードを思わせるブラス基調の賑やかなサウンドとなっている。2番AメロやCメロでは日本の地名や名所が登場しており、いずれ各地でツアーやライブを行うというジャニーズWESTの意気込みが窺える。ライブでジャニーズWESTが楽しく歌う姿が浮かんでくる、朗らかなパレードソングである。個人的には、Aメロのピアノと「Go to PARADE!」と歌うコーラスが好きである。

作詞：zopp／作曲：原田卓也・STEVEN LEE・Goldfingerz／編曲：鈴木雅也

　初回盤C収録楽曲。屋敷の宴で不本意な指輪を受け取った「君」を、主人公の「僕」が連れ出すストーリーとなっている。編曲・鈴木雅也の特徴である打ち込みクールサウンドの楽曲で、疾走感のあるサウンドが、「僕」と「君」が必死に走る情景を想像させる。止まらない「君」への想いが伝わってくる、命懸けの愛を描いた楽曲である。個人的には、前奏・間奏・後奏の息切れを思わせるヴォーカルが好きである。

作詞：Shusui・下地悠・Litz・堀江里沙／作曲：Shusui・Matjaz Vlasic・Bostjan Grabnar／編曲：Matjaz Vlasic・Bostjan Grabnar

　通常盤収録楽曲。藤井流星・神山智洋出演ドラマ「アゲイン!!」OP曲。「夢に向かって根性を持って青春を生きろ！」と静かに力強く歌う、青春漫画原作のドラマに相応しい楽曲である。尚、Aメロ・Bメロにはアルファベットが一切登場せず、逆にサビは全てアルファベットで構成されている（この決まりを守るためか、1番Aメロの「Never give up」は「ネバギバ」と表記されている）。

作詞：ケリー／作曲：Anders Dannvik・Randy Goodrum／編曲：CHOKKAKU

　通常盤収録楽曲。自身主演舞台「台風n Dreamer」OP曲（当初の舞台の題名は「ジャニーズWESTものがたり北斗七星はWESTSIDEにもいた!?」だった）。CHOKKAKUによるスピード感あるEDMで、サビではグループ名を含んだ「GO WEST」というフレーズが登場する。「強い風が吹いても厚い雲がかかっても、同じ距離で輝いて同じ夢を見て、歌を歌っていよう」と明るく歌う、ジャニーズWESTの決意や想いを綴った楽曲である。個人的には、CHOKKAKUが編曲を務めたと分かる間奏のサウンドが好きである。

※ 必ず他のサイトと比較して下さい

WESTERN PARADE

※ 必ず他のサイトと比較して下さい