オキドキ

1. オキドキ［04:24］

作詞：秋元康／作曲：YUMA／編曲：武藤星児

　「愛があれば“okey-dokey”」「友がいれば“okey-dokey”」と歌う、どこまでも前向きな歌詞が力を与えてくれる楽曲。YUMA作曲のキャッチーなメロディーと、ほぼ全編に亘るミックスのようなコーラスが特徴的である（CDJournal より）。武藤星児による弾けた編曲も魅力的で、悲しみに折れそうな時に立ち直れる気力を授けてくれる。サビ→Aメロ→Bメロ→サビ→間奏→Bメロ→ラスサビの変則的な構成も、「型通りでなくていいよ」と主張しているように思えて良い。SKE48の元気さを忠実に再現した、底抜けに明るいポジティブポップソングである。尚、題名の「オキドキ（okey-dokey）」は、英語で了承等を意味する「OK」の口語表現である（「okie-dokie」や「okey-doke」の表記もあり、dokey・dokie・dokeに特筆する意味はない）。

2. 初恋の踏切［05:18］

作詞：秋元康／作曲・編曲：ハマサキユウジ

　Type-A・B・C収録楽曲（各Typeの3曲目に収録されている）。SKE48メンバー全員が歌唱する。痛快なエレキギターから始まる楽曲で、朝に初恋の「君」とすれ違う、坂道の踏切の様子を描いている。曲中では、電車の関連用語（「遮断機」「警報機」「青の電車」「線路」「走行音」）が多数登場しており、全体で流れるエレキギターが、青い電車の走行音のように聴こえる。片想いのときめきや切なさを明るい音色で表現した、爽快な王道アイドルソングである。個人的には、ラスサビの後のCメロが好きである。尚、ギター演奏は、作曲・編曲のハマサキユウジが務めた（所属事務所公式サイト より）。

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3. バズーカ砲発射！［03:48］

作詞：秋元康／作曲：フジノタカフミ／編曲：武藤星児

　Type-A・劇場盤収録楽曲。白組が歌唱する。好きな人への募った愛を、バズーカ砲に込めて発射する様子を描いた楽曲。ファンキーなブラスとグルーヴィーなベース & エレキギターが痛快で、発射された愛の弾が「あなた」の胸を撃ち抜く様子が浮かんでくる（歌詞では「打ち抜く」と表記されている）。表題曲「オキドキ」の編曲を務めた武藤星児の本領が窺えるポップアイドルソングである。個人的には、前述の音色の他、曲全体のドラムサウンドと、片想いの切なさを表現したようなAメロのピアノが好きである。

4. 微笑みのポジティブシンキング［05:24］

作詞：秋元康／作曲：山田裕介／編曲：生田真心

　Type-B・劇場盤収録楽曲。紅組が歌唱する。悩みを誰にも相談できずに塞ぎ込む主人公が、微笑みのポジティブシンキングで立ち直る様子を歌っている。前向きな言葉と明るいメロディーが、聴く人を希望に連れて行ってくれる楽曲である。個人的には、「遮る壁を越えるより、他の道を探して楽に生きよう」と唱える2番Aメロが好きである。尚、ギター演奏は編曲の生田真心が務めた（生田氏の公式サイト より／本作の発売日は2011年11月9日だが、サイトでは何故か「2011/11/05 リリース」と表記されている）。

5. 歌おうよ、僕たちの校歌［03:56］

作詞：秋元康／作曲：MIKOTO／編曲：野中“まさ”雄一

　Type-C収録楽曲。セレクション8が歌唱する。何年かぶりに集まったかつての同級生と、校歌を歌って輝いた日々を思い出そうと歌う楽曲である。琴線に触れるピアノやギターの音色が特徴的で、もう戻れない青春時代への郷愁が伝わってくる。懐かしさと切なさがたっぷりと詰め込まれた、友や仲間に会いたくなる楽曲である。個人的には、前述の音色の他、前奏やサビで主張的に鳴るベースサウンドが好きである。尚、ギター演奏は堀崎翔が務めた（堀崎氏のブログ より）。

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歌唱メンバー

※ センターポジションは赤で表示

1. オキドキ

大矢真那・小木曽汐莉・小野晴香・金子栞・木﨑ゆりあ・木下有希子・木本花音・桑原みずき・須田亜香里・高柳明音・秦佐和子・原望奈美・平松可奈子・松井珠理奈・松井玲奈・矢神久美

2. バズーカ砲発射！（白組）

阿比留李帆・石田安奈・磯原杏華・小林亜実・斉藤真木子・佐藤実絵子・柴田阿弥・中西優香・平田璃香子・松井珠理奈・松本梨奈・若林倫香

3. 微笑みのポジティブシンキング（紅組）

上野圭澄・梅本まどか・加藤るみ・鬼頭桃菜・佐藤聖羅・髙田志織・出口陽・古川愛李・松井玲奈・向田茉夏・矢方美紀・山下ゆかり

4. 歌おうよ、僕たちの校歌（セレクション8）

大矢真那・小木曽汐莉・木﨑ゆりあ・木本花音・高柳明音・松井珠理奈・松井玲奈・矢神久美

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