この涙を君に捧ぐ（NO NAME）- Utapedia

概説

前作「希望について」から約8か月ぶりのシングルである。

公式サイト　　では「next stage」と表記されている。

前作はSTAR CHILDレーベルからの発売だったが、本作はAKB48が所属するYou, Be Cool!レーベルから発売された。

収録曲全てが「AKB0048」の主題歌として使用されている。

初回限定盤A・B・C・Dの4形態で発売された。

各タイプの3曲目に、AKB48楽曲のNO NAME ver.が収録されている（Type-Aは「少女たちよ」、Type-Bは「大声ダイヤモンド」、Type-Cは「初日」、Type-Dは「てもでもの涙」／「てもでもの涙」は渡辺麻友・岩田華怜が歌唱する／本稿では詳細を割愛する）。

Type-A・Bには、MV・メイキング・ライブ映像収録のDVDが付属されている。

Type-C・Dには、オーディオドラマ「3型目の謎」「ブラックスノーの陰謀」が収録されている（「AKB0048」にも出演した堀江由衣と田村ゆかりが特別出演している）。

リリース直前に「AKB0048」が放送終了したため、NO NAMEにとって最後のCD作品となった。

作詞：秋元康／作曲：夏海寛／編曲：武藤星児

　アニメ「AKB0048 next stage」ED曲。ピアノ・エレキギター・ストリングス中心の楽曲で、愛する「君」が輝くために身を尽くす「僕」の姿を描いている。「土の中で眠る願い」「希望の芽」「まだ種だった夢」「沈黙の空」「蕾の未来」「悲しみの風」等、自然を想像させるフレーズが多数登場しており、前述の音色が、「君」の花を咲かせるために涙を雨にして捧ぐ献身的な「僕」を表現している。最愛の人を想う気持ちと影ながら尽くす姿を歌った、切なくも温かい楽曲である。

作詞：秋元康／作曲・編曲：Shusui・ヒロイズム

　アニメ「AKB0048 next stage」OP曲。ジャニーズ楽曲を多数手掛けるShusuiとヒロイズムが作曲・編曲を務めた。明るいピアノとエレキギターが特徴的で、主なき声を原動力に自分の道を進む姿を描いている。Bメロでは歌詞に「友よ」が登場しており、仲間と切磋琢磨する少女達を描いたアニメの要素を感じることができる。辺りの闇が剥がれるような明るい音色で展開される、夢への希望に満ち溢れた楽曲である。個人的には、生音に聴こえるAメロのドラムと、間奏で「Woo Woo Woo…」と歌う女声コーラスが好きである。尚、ギター演奏は三沢崇篤が務めた（Twitter より）。

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