麒麟の子/Honey Honey(Sexy Zone)- Utapedia

麒麟の子/Honey Honey

麒麟の子/Honey Honey」は、2019年10月23日に発売された、Sexy Zoneの17thシングルである。


目次

  1. 概説
  2. 楽曲一覧
  3. 外部サイト

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概説

前作「カラクリだらけのテンダネス/すっぴんKISS」から約11か月ぶりのシングルである。

前作同様、両A面シングルとなっている。

2019年で唯一発売されたシングルである。

リアルな言葉と力強いメッセージが特徴の「麒麟の子」と、スウィートな恋心をスタイリッシュに表現した「Honey Honey」を中心に構成されており、更に進化したSexy Zoneの多面性を楽しめる作品となっている。

初回限定盤A・B・通常盤の3形態で発売された。

メンバーの松島聡は、突発性パニック障害の療養のための活動休止で不参加となっている。

次作「RUN」からは、新レーベル・Top J Recordsからのリリースとなるため、ポニーキャニオンからリリースされた最後のシングルとなった。


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楽曲一覧

  1. 麒麟の子[04:21]

作詞:EARSY/作曲:イワツボコーダイ・吹野クワガタ/編曲:吹野クワガタ

 佐藤勝利主演ドラマ「ブラック校則」主題歌、及び、佐藤勝利主演映画「ブラック校則」主題歌。終始佐々木貴之のアコースティックギターが響く、荒廃した草原が浮かぶサウンドとなっている。"自由"をテーマに、強い意志を持って自らが直面する現実を打破していこうと歌う、リアルな言葉と力強いメッセージが特徴の疾走感溢れる楽曲である。個人的には、前述のアコースティックギターと、権力者や為政者の本音と思しきAメロの歌詞、サビで登場する「勇気ある はみ出し者」が好きである。

 尚、題名の「麒麟」は、中国神話に登場する伝説上の動物(瑞獣)の一種を指す。ただ個人的には、「飼い慣らされていたキリン(キリン科キリン属の偶蹄類)が、柵を越えて麒麟になり草原を駆ける」という風に聴こえた。以上の理由からこの楽曲は、「何の疑問も持たずに飼われていたキリンが、自由を求めて柵を飛び越え麒麟となり、腐り汚れきった世の中や虚しい時代に挑む」様子を歌っているように感じた(ミュージシャンクレジットは、7thアルバム「POP × STEP!?」のページを参照して下さい)。


  1. Honey Honey[03:57]

作詞:Kanata Okajima/作曲:原一博/編曲:CHOKKAKU

 自身出演のコーセーコスメポート「ソフティモ」CMソング。前作収録の「すっぴんKISS」と同じタイアップソングで、作詞と編曲を「すっぴんKISS」と同じKanata OkajimaCHOKKAKUが務めた。蜂蜜のようにスウィートな恋心を、ただ甘いだけでなくスタイリッシュに表現したポップソングとなっている。愛くるしくて真面目な「キミ」とのSexy Loveを歌った、甘くトキめくハニーラブソングである。

 個人的には、曲全体の軽快なブラスと、前奏・2番Aメロで主張するエレキギター、サビの「Please gimme more, Softにもっと(綺麗だよ、相当にもう)I can't stop loving you!!」が好きである。また、サビの「Softにもっと」が、空耳でタイアップの「ソフティモ」に聴こえた(ミュージシャンクレジットは、7thアルバム「POP × STEP!?」のページを参照して下さい)。


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  1. 天空のロイヤルブルー[04:36]

作詞:金井政人(BIGMAMA)/作曲:イワツボコーダイ・高慶"CO-K"卓史/編曲:ha-j・髙慶"CO-K"卓史

 初回限定盤A収録楽曲。ロックバンド・BIGMAMAの金井政人が作詞を担当。ギタリストの高慶"CO-K"卓史が、共作作家のイワツボコーダイと作曲を、大尊敬するha-jと編曲を務めた(高慶氏のTwitter より)。飛行機をテーマにした爽やかな楽曲で、空に関する単語(「天空」「機長」「大気圏」「茜空」等々)が多数登場。開放感と爽快感に溢れたアッパーチューンに仕上がっている。「僕」と「あなた」の恋愛飛行を軽やかに描いた、運命上昇・視界良好な痛快ラブソングである。


  1. DREAMLAND[04:20]

作詞:EMI K.Lynn/作曲:Victor Sagfors・Funk Uchino・畑中ikki/編曲:生田真心

 初回限定盤B収録楽曲。


  1. BON BON TONIGHT[03:50]

作詞:Komei Kobayashi/作曲:ShusuiFredrik "Figge" Bostrom・Jose Manuel Moles/編曲:Fredrik "Figge" Bostrom・Jose Manuel Moles/管編曲:生田真心

 通常盤収録楽曲。サビで「BON BON CHA(ボン ボン チャ)」が繰り返される、極めてジャジーな楽曲となっている。リズミカルで中毒的なメロディーが特徴。燃え上がる炎に身を任せる一夜の様子が伝わってくる。生田真心アレンジのブラスサウンドが癖になる、最高の"JAZZ"と言えるクールなトンチキソングである。

 個人的には、中島健人による2番Aメロの「RUN PON PON」の巻き舌と、続くフレーズ「もっとFREAKY もっとBOUNCING 全部奪いたいALRIGHT」の歌声、随所で披露するフェイクが好きである。尚、歌詞のアルファベットは全て大文字である。また、この楽曲は、2ndベストアルバム「SZ10TH」Disc3にも収録された。


  1. 帰り道 to you[05:07]

作詞・作曲:たなかまゆ/編曲:sugarbeans

 通常盤収録楽曲。15thシングル収録曲「Twilight Sunset」のたなかまゆが作詞・作曲を務めた。夕焼けを想像させる優しい音色の楽曲で、恋人と帰り道を歩く様子と、その日々にはもう戻れない寂しさを描いている。歌詞には、「突然しりとりを始める」「壊れた傘に笑う」等々、恋人との楽しい帰り道の描写が多数登場。詳らかな過去の描写が、独りで帰り道をなぞる主人公の切なさを一層際立たせている。二人で歩いた帰り道に別れを告げる姿を描いた、繊細かつ切ないバラードである。

 個人的には、前述の音色と情景描写が好きである。また、Bメロで登場する「バラ色」もSexy Zoneらしくて好きである。尚、ミュージシャンクレジットは、編曲のsugarbeansTwitter 上で公開した(氏はポイントとして、1番Aメロのアイスを二つに割るところを挙げた)。


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